第21話 IF 短編で終わった場合のエンディング(ダイジェスト)


【元妻と元娘に魅了を使っていない】

【竜ケ崎本家に乗り込んでいっていない】

【神谷の方は不倫が元で離婚した為地方に飛ばされた】

【神谷が主人公の元嫁と再婚】


そんなIFの世界です。




その後も神谷の嫌がらせが続いた。


ヤクザは撃退したが、問題が起きるといけないから俺は引っ越す事にした。


会社にいても仕方ない。


会社にいても神谷が居るから面白くないし、まぁ慰謝料も貰って金もあるから良いだろう。


さっさと退職して他の仕事についた方が良いだろう。


結局俺は会社を辞めた。


社長への魅了がきいていたからか、退職金は2000万もあった。


恐らくは社長なりに迷惑賃も足してくれたのだろう。



俺は他の会社に就職して今地方の支社にいた。



今日は久々に近くのホームセンターに買い物にきた。


そこで嫌な奴にあった。


「貴方...」


「お父さん...」


顔も見たくなかったが、相手はお構いなしに話し始めた。


無視して立ち去ろうとしたが、後から神谷が来やがった。


「なんだ、今井じゃ無いか? お前のせいで裕子と別れる事なった、そのせいで左遷でこんな所に飛ばされたんだがな...まぁお前よりはマシか? 俺に家族をとられて悔しいだろう?」



そうか、こいつ等結婚したんだ。


まぁどうでも良いや...


「それはおめでとうございます...それじゃ」


「お前は孤独な生活を送っているんだろうな? 可哀想に」


「そうね、所詮貴方はその程度よ」


「まぁ、結婚していたのはショックだけど、神谷パパの方が私も良いわ」



何時までも俺が独り身だと思うのか...まぁ良いや。



「俺もお前達と別れた後、再婚したから別に孤独じゃないぞ」


「はぁ~お前が再婚しただと...どうせ碌な女じゃ無いだろう...えっ」



どうやら、俺の今の妻を見て驚いているんだろうな?


「あれっ、元お父さんと、泰章さんを振ってくれた元嫁さんですか?」


「真理...お前こんな所で何しているんだ!」


「なにって、私は旦那様の泰章さんと買い物に来ただけですよ! ねぇ貴方」



「神谷さん、俺も結婚していますから全然孤独じゃないでしょう?」


「お前...俺への嫌がらせで娘と結婚したのか? お前もなんでこんな奴と結婚したんだ、今直ぐ別れろ!」



「そんな事言う資格は、元おとうさんにあるんですか? 先に泰章さんの家族に手を出したのはあんたじゃない? まぁそのおかげで私は、こんなに素敵な旦那様を手に入れる事が出来ましたよ...まぁ、三人に感謝していますわ」


「今井、ふざけんな! 娘に手を出すなんて」


「先に手を出したのは神谷お前だろう? まぁ...くたびれた妻といけ好かない連れ子を引き取ってくれたんだ...今となっては感謝だな」


「元お父さん...口に気をつけた方が良いですよ? 貴方は離婚して神谷...私は要ですよ...そして泰章さんはうちに婿として入ったから【要】です、お母さんは会社経営したく無いから、やがては私が後をついで社長になりますよ、その時は夫の泰章さんは副社長ですよ? 今から媚の売り方を覚えて方が良いんじゃないですかね...まぁ、月給25万でトイレ清掃を朝から晩までして貰いましょうかね」



「ふざけるな...ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるなーーーっ」


他の2人は俯いていて話さない。


「それじゃ義母を待たせても悪いから行こうか? 真理」


「そうね、貴方」


後ろから声がするが俺は無視して歩き出した。




※これは初期のプロット、今の物語には関係ありません。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る