第19話 虐め問題 始末記

【本橋SIDE】


俺は今、病院へ向かっている。


天城に来るように言ったが


「俺は、先生たちの指示通りにしただけ、約束通り勝ったから謝罪は必要ない筈だ、その証拠にあれだけの事をしたお前らは誰も謝罪しなかっただろう」


そう言い断られた。


どう考えても葛西の顎がただ事じゃないのが解る。


幸いなことに此処から総合病院まで車なら10分掛からない。


だから、救急車を呼ぶより俺が車を出した方が良い。


鶴橋も気を利かせた上級生がタクシーで運んだそうだ。


病院につき俺が葛西を抱き上げ運び込むと先に鶴橋を運び込んでいた部員がいた。


「先生、鶴橋が」


「すまない、今は聞いている時間が無い」


そう言い止めた。


「急患なんだ、助けてくれ」


そう言いながら、受付で叫んだ。


流石は総合病院、葛西を見た途端に緊急性があると思い、そのまま担架に載せて運び込んでいった。


「此処から先は、我々に任せて下さい」


そう言われたので、手術室の前の廊下で待つ事になった。


頭の中がグルグルと回りだす。


校長にどう報告するのか?


親御さんにどう謝るのか...


どうして良いか解らない。


「先生、先生..」


考え事していたから生徒が話し掛けて来ていたのに気がつかなかった。


「ああっすまないな...どうした」


「詳しい事は、責任者や保護者が来てから詳しく話すと言う事ですが、鶴橋の状態を説明した方が良いかと思いまして」


葛西もそうだが、状態は知ってないと不味い。


「教えてくれ」


「腕は電話で話した通りですが、腕の骨の折れ方が酷くて、完治は難しいそうです、もし治っても長期のリハビリが必要だそうです、それに顎なのですが、下顎が完全に骨折して歯の殆どが折れていたそうです」


マウスピースしていたんだぞ...何だそれ


「ああ」


「しかも下顎がぶつかり、上顎も押されて鼻や眼底にも問題があると言っていました」


不味い、不味い...どう考えても重傷としか思えない、聞いている限りだと、もう終わりの様な気がする。


今後、真面な生活を送れるのだろうか?



葛西は、葛西はどうなんだ。


見た感じからして同じ状態だ。


もう終わりだ、鶴橋と同じだとしたら、カムバックする為にはかなり時間が掛かる。


いや、まだ解らないが大きな後遺症が残るかも知れない。


もし、仮に治ったとしても、もう怖くて戦えないだろう。


目が死んでいた。



俺は...大きな失敗をした。


天城に対する鶴橋の虐めを見逃すべきでは無かった。


警察沙汰は困るが、土下座するなり、学校からお見舞いのお金を出すなど謝るべきだったんだ。


学校の処分位ならインターハイの出場には問題無い。


落としどころを間違えた、真摯に謝り許しを請うべきだったんだ。


そして目を光らせて鶴橋を監視していれば、何も起こらなかった。


だが最早、全てが遅い。



鶴橋の父親が来た。


「三郎が怪我をしたんだって、まぁ仕方ないさ、男なんだから」


鶴橋の家は離婚して母親が居ない。


普通は親権は母親がとるが、鶴橋家は父親が色々な事情でとったらしい。


「そう言ってくれると助かります」


「それで、相手の子は、謝る位はしてんだろう」


「その、謝るつもりは無いそうです」


「何でだ、人を怪我させておいて、そいつふざけているな」


「天城翼です...「やり返せと言ったからやり返しただけ」そう言ってました、確かに我々はそう言ってましたね...」


「はんっ、あの根暗なガキか、どうせ卑怯な事でもしたんだよな、先生」


リングの上でれっきとした試合、卑怯では無いな。


「一対一でリングの上で試合という形ですから、卑怯ではありません」


「良いね、男はそうで無いと、あのキャンキャン煩い母親に言いつけるんじゃなく、男はそうでなくちゃな、確かに俺はあの根暗に「男ならやり返せ」そう言った...うんうん、卑怯な事をしたんじゃないならしゃーないな」


「そうですね...それで納得いくならこちらも助かります」



絶対に後で文句が起きるだろうな...だが今はこれで済ませられるならそれで良い。



遅れて今度は葛西の母親が来た。


この家は逆に父親が居ない。


鶴橋の家とは違い、父親は若くして病気で死に母親が一人で育てていた。


「息子が怪我をしたんですか? 仕方ありませんよ、あの子はもうプロなんですから、そういう事もあるでしょうね」


多分軽く考えているんだと思う。


此処までの怪我だとは思っていない筈だ。


「そう言って頂けると助かります」


「私は本橋先生には本当に感謝しているんです、ボクシングを通してあの子は本当に良い子になりましたから、デビュー戦が終わったら、私に何か買ってくれるみたいなんですよ」


「そうですか」



此処までは問題が無かった。


もし、天城がちょっと強い位で、怪我を負わせたなら、ある意味此処で終わった。


だが、此処からかっての加害者たちは絶望に陥る事になる。



無惨な息子が病室で寝ている。


葛西には、顔に大きな金具が取り付けられていて顔を包帯で巻かれていた。


そして、鶴橋はそれにプラスして両腕にギブスを嵌めている。


「手術は成功しました...ですが普通に生活する為にはこれから長いリハビリが必要になります」


「長いってどれだけ掛かるんだよーーーっ」


「それは息子さん達の頑張り次第ですね、早ければ半年ですかね....場合によっては数年かもしれない」



「あの...そこ迄掛かるんですか、それで息子はボクシングが出来る様になるんでしょうか?」


「私がいう普通の生活っていうのは【日常生活が送れる】そういう事です、アスリートに戻るなんて無理だと思います、もし戻るとしたら、全ての治療が終わり一般人以下の体になってからのスタートになると思います」



手術が終わってからの2人は見る影もなかった。


喉にチューブが刺さっていた。


葛西の母親が気になり聞いたら


「口が開けられないから流動食を流し込む為に必要なので喉に穴をあけました」


そういう話だった。



「本橋先生、幾ら「やり返せ」って言ったからってこれは可笑しいだろうがーーーっ、もう息子はボクシングが出来ねーじゃねーか、なぁ! 確かに息子はやんちゃして虐めをしていたかもしんねー、だけど此処までされる事をしたんか」


正直に言った方が良いだろう。


「加害者の天城は、鶴橋さんの子供が原因で自殺未遂をしています...貴方の息子さんは影響力が強いから、クラスから嫌われ引き籠りになりました。確かに私もやり過ぎだと思いますが私も、貴方も《やり返さない方が悪い》と言った結果です。そう考えたら一方的に天城が悪いとも言えないと思います」


「だが、息子は、息子はスクラップみたいじゃないか? 兄貴二人の様な立派なボクサーになるんだ、そういう夢を持っていたんだぞ...チクショウ、絶対に問題にしてやる」



「あの、先生、うちの子は? 私が親馬鹿なのかも知れませんが、虐めなんてしない子だと思いますが」


「確かにその通りです、ただボクシングを私と一緒に鶴橋に教えた、それだけです」


これだけで恨まれたんだ...親としては泣くに泣けないだろう。


「それじゃ、本当に巻き込まれただけじゃないですか?」


「そうとも言えません」


「何故ですか..」


「ボクシング部の部員が天城に酷い虐めをしていました、もしあの時に大事になれば、恐らくインターハイには出れなかった、そしてそうなれば、恐らくジムの会長の目に止まらなかった筈です、葛西の活躍はある意味天城の犠牲のの上に成り立っています」


「それは詭弁です」


「間違いなくそうです、ですが...どちらを選択しても不幸だったとしか言えませんよ...あの時虐めを認めていたら、鶴橋は停学が退学、葛西はインターハイには出ていない、その代わり体は無事だった」


「おい、本橋先生ふざけるなよ」


「私は自分なりに責任を取る事を決意しました...ですが、鶴橋さん、余り大事にするとあなたの子供の虐めの話にまで言及されますよ、葛西さん、貴方も碌な事になりません」



「息子をこんな事されて黙って置けるか」


「私だって黙っていられない」


天城はとんでもない事をした。


だが、悪いが誰も彼奴を攻められない。


彼奴は悪魔みたいになっちまったんだ...その原因は俺たちだ。



【翼.静流SIDE】



翼は静流に学校であった事を話した。


「そう、やり返したのね、それがあの学校の方針なんだから良いんじゃない?」


強くなったものね、翼が私の目をみて話すなんて...本当に変わったわ。



「それで多分、近くに呼び出されると思う、だけどこれは俺が最後まで話をつけたい」


「どうして? 相手は大人が出て来るんでしょう?だったら母さんが」


「駄目だよ! 静流さんは女だから、俺が守る存在なんだ、今迄傷つけてばかりだったから、これからは守る方になりたい」


《おおおおお女って...何言い出すのよ...まままま守る、冷静にならないと、相手は息子、息子なのよ...だけど此処まで言うのだから翼の顔もたてないとね》



「そうね、なら母さんは顔を出さないわ、だけど大人は必要だから母さんの知り合いに頼むわよ、男性ならいいよね」


「確かにそうだね、静流さん迷惑かけてごめんね」


「それじゃ、先生が言った事は録音してあるわね」


「とってあるよ」


「それなら、コピーして返すから母さんに貸して」


「はい」




夜に電話があった。


結局、次の日、俺は授業に出ないで、鶴橋や葛西の親、本橋、担任の五所川原に校長と話す事になった。


「天城くん、あんたなんて事をしてくれたの!」


「五所川原先生の言いう通りにやり返しただけですが?」


「私はあそこ迄して良い、なんていっていない」


「言いましたよ? 《やり返せ》って、それに言わせて貰うと俺の方が遙かに酷い目にあってましたから」


「嘘」


「先生...もう明日で良いでしょう」


「待って」


俺は途中で電話を切った。




【話し合いの場にて】



俺は敢えてワザと時間ぎりぎりに行った。


静流さんが手配した【大人の人】は少し遅れるそうだ。



「失礼します」


ノックして校長室に入った。


もう既に全員集まっていてこちらを睨んでいる。


「まずは、掛けたまえ、だが座る前に皆に言う事は無いのか?」


白髪頭の男性が俺に言った。


多分これが校長だ...


敢えて挑発する事にした。


「俺からは言う事はありません、逆になんで呼び出されたのか解りません」


「人を傷つけちゃいけない、そんな事も解らないのかね?」



「ならこれを聞いて貰えますか?」


「何だねそれは」


俺はスマホで録音した音声を再生した。




「天城くん、学校に来たんですか?」


「はい、休んでいる間に先生が言っていた事が解りました、確かにやり返さない俺が間違っていました、これからはちゃんとやり返す様にしようと思います」


「そうですよ、男なんだから女々しく親に言いつけたりしないで、シャキッとしなさい、それで良いんですよ」




「なんだ、お前、天城か? また文句言いに来たのか?」


「違います、休みの期間に考えたんですよ、先生が正しいと、だからボクシングで鶴橋にリベンジです」


「そうか、親の背中でコソコソしているんじゃなくて男なら、そうしなくちゃな、良し認めよう」




「それは何だね?」


「多分、昨日僕が2人を怪我させた事に対する話だと思う気がしたので...先に証拠を出させて頂きました」


「これがどうかしたのか?」


「校長先生、内容聞いて下さいよ...ほら俺が《仕返しした方が良い》って五所川原先生も本橋先生も許可しているじゃないですか? 教師二人の許可を貰ったんですけど、何で問題になるんですか?」



「お前ふざけるなよ!男だからどつきあい位は当たり前だ、だが後遺症が起きる位やる必要はねーーーっだろうが」


「お前が鶴橋の親父か? なら言うが、無抵抗の者をサンドバックって、いい殴り続け、脅して金をむしり取る、それが男のする事か? しかもそれが発覚したらあんた俺になんて言った?《やり返せない奴が悪い》そう言ったんだぜ、ならやり返せないあのクソガキが悪いんじゃないの」



「だからって、だからってよーーっ!此処までする必要があるのかよ、三郎は、三郎はもう真面な生活が出来ないかも知れないんだぞ」


「そうですか?だったらリベンジお待ちしています、そう伝えて下さい」


「ふざけるな!お前、殺してやる」


「あっそ、試合なら受けるよ」



「ちょっと待って、そっちの事情は解るわ、だけど洋二は虐めとは無関係じゃない?なんでこんな事になるのよ!」


「違うぞ、鶴橋みたいな危ない人間にボクシングを教えていたんだぜ、キチガイに刃物持たせたようなもんじゃん」


「ただ、教えただけ..それで何で此処までされなくちゃいけないの? 貴方のせいであの子の人生は真っ暗よ? プロライセンスをとってレビュー戦も決まっていたのに...ジムの会長さんも新人王がとれるって言っていたのに...あの子の人生返して」


「知らない...なんだったらお母さん俺と試合しませんか? 息子の敵がとれるかも知れないよ?」


ああ、ムカつく、この世界の女性はなんでこんな綺麗に見えるんだ、葛西の母親も五所川原まで美人に見えるんだから凄くやりにくい。



「あんたね...私は此処までしろっていう意味で言ってない、そんな態度じゃ処罰するしかないわ」


俺は、無言で学生服を脱いだ。


認識阻害で翼の裸に見える筈だ、少なくとも葛西の母親以外。


静流さんが目を背ける様な傷が沢山ある。


「それは」


「俺が殴られたり蹴られたりした回数は数千に及ぶ、そして傷は一生消えない可能性もある(まぁ実際は違うが)あの時証拠を突き付けても《やり返さない方が悪い》って話でしたよね? しかも俺自殺未遂2回で1回は救急車まで呼んだから記録は消防署にありますよ? 運が悪けりゃ今頃死んで此処に居ないな」



葛西の母親だけは訳が解らないという顔をしているが他の人間は青ざめた。



「五所川原先生に、本橋先生、それは本当かね? なら一方的に天城くんが悪いとは言いきれないぞ」


校長も嘘ばかりだな...あの時の最終的な決断はお前がしたんだろうが。



「いえ、俺は何も悪く無くて、悪いのは先生方と鶴橋だけですよ」


「貴様言うに事欠いて此処までしておいてふざけるな」


「そうよ暴力を振るわれたのよ」



「俺、暴力を振るってませんよね? 本橋先生、違いますか?」



《此奴はやはり計算していたのか、もう駄目だ》



「そうだな、あれは暴力じゃない...」



「お前本橋、ふざけるな...息子の人生が終わる様な怪我が暴力じゃない」


「そんな訳無いでしょう、洋二のは二度とボクシングが出来ない体になったのよ、何で暴力じゃないの、そん訳無いわ」



スマホにメールが入った。


ようやくきた様だ。



「俺の保護者が来たみたいなので、連れてきて良いですか?」


「そうだな、大人が話し、しないと解決しない」


「お前、そんな態度なら、親にきつく文句言ってやるから覚えて置け」




「初めまして弁護士の北村です、天城静流さんの勤める会社の顧問弁護士をしています」



「「「「「えっ」」」」」



「あの、なんで弁護士が来るんでしょうか?」


「何でも、虐めだけに飽き足らず、今度は無実の人間を罪に陥れようとしているとか? 私が来るのが当たり前でしょう?」


「「「「「無実」」」」」



北村弁護士は話し始めた。


「まず、これは喧嘩じゃ無くてれっきとしたボクシングの試合です【顧問】が立ち合い、ちゃんとレフリー役までいました、そして部員を含む大勢の人の前での事ですよね? グローブまでつけていて何処が喧嘩なのですか?」


「だが、俺の息子は」


「法律的には悪意が無ければ、問題になりません」


「仕返しとか復讐は悪意じゃねーのか?」


「他のスポーツなら兎も角ボクシングですよ、良いですか?ボクシングは相手を殴るスポーツなんです、相手を殴る行為で暴行罪・傷害罪にしたら競技そのものが出来ません、ボクシングでもし罪に問われるなら、ルールを破った場合ですね...ボクシングのルールの中で行為が行われる限り違法性は否定され、犯罪は成立しないと考えられます...顧問の先生は知っていますよね?」


※あくまで一般論です、もしかしたら間違いがあるかも知れませんが小説なのでお許し下さい。



「ちょっと待て、それじゃ此奴は無罪って事かよ!」


「息子がこんな事になったのに無罪なんて」



「よーく考えて下さいね、普通に考えてボクシングの試合で怪我したからと言って相手なんて訴えられないでしょう。先生はどう思います?」



《こうなるのが最初から解っていたんだ、理不尽だが諦めるしかないんだ》


「知ってました、すみません」


「そうですよね、そうじゃなくちゃ世界チャンピオンは犯罪者になりますよ」



「本橋先生、知っていたなら何で言わないんですか?」


「校長、怪我した生徒の親御さんの気持ちを考えると言い出せませんでした、すみません」



「それじゃ、仕方ないですね、鶴橋さん、葛西さん、そう言う事なのでご納得下さい」


校長はさっさと話しを打ち切った。



「ふざけんな...だが本当に仕方ないのか?」


「洋二...」



「お話しはこれで終わりじゃありませんよ!...、今度は今迄の翼氏への暴行傷害、恐喝の問題です、一応学校側に3000万、鶴橋さんに1200万、そして本橋先生、と五所川原先生にはそれぞれ、600万請求予定です、嫌なら裁判を起こすつもりですが、条件を飲んでくれれば取り下げます」



「そんな幾ら何でも」


「私は担任として義務を果たしていました」


「俺は天城との約束を守って、ボクシング部を解散するつもりだ、あともう疲れたから退職もする、それだけじゃ駄目か」


「おい、此処まで追い込むのか? 息子の人生は半分終わったんだぞ」




「そうですね、本橋先生の意見は依頼主の意見に近い、葛西さんももう話は終わりましたから和解書を書いて終わりで良いですよ。他の方はこれから話し合いましょう? 証拠は山ほどあるから裁判になったらこんな簡単な裁判は無いですね」


結局、慰謝料を請求しない代わりに、五所川原先生は退職、鶴橋は退学し親子共々他県に引っ越し、そして今回の件は学校は翼に配慮し、今後この事で翼が不利になる事が無いようにする事、それぞれの条件で和解書を書き終わった。



学校からの帰り道、北村弁護士は「本当に裁判したら、あんな金額は絶対にとれないんですけどね、請求は自由ですから」と笑っていた。


こうして俺の虐め問題は終わった。




※今回の話はリクエストです...確かにあの話なら、その後どうなったか書かないと駄目ですね。


その為、少し騎士と離れていますがお許し下さい。


※ どちらかと言えば、平凡な主婦だった静流さんが会社の副社長になり精神的に強くなって、弁護士まで介入できる。

  彼女の精神的成長の話かも知れません。



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