第21話

 千晴さんは、私とおそろいの、ベージュ色のチノスカートで、膝上丈だ、上は淡いピンクのブラウスに、ジャケットをはおり、髪は旅館にいる時と同じポニーテール。


 千晴さんは、何も言わず運転しているが、左手を私に預けるので、握りしめる。 車は、ラブホテルに滑り込み、部屋に入った。


 抱き合いキスした後、服を脱ぎ始めると、千晴さんの下着は、ブラジャーとパンティが、おそろいの薄いピンク。


 驚いたのは、

「どう」

 と言いながらポーズをとり、

「ダンベルで筋トレ始めたけど、効果あったかな?」

 と聞いた。


「確かめてみるね」

 と言いながら、抱きしめベッドへ向い、ブラジャーとパンティを脱がせ、私もトランクスを脱ぎ去った。


 千晴さんの身体は、白くすべすべして、全身の愛撫にも良く反応してくれる。シックス・ナインで千晴さんをイカせた後、コンドームを付け、正常位で挿入、すぐに一回目の射精をしてしまった。


 回復し、今度は千晴さんにバックの体位をお願いしたところ、恥ずかしがっていたけど、そういう体位があるということは、勉強の成果で知っていて、ベッドの上で両膝をつき、頭を下げ、尻を上げてくれた。


 コンドームをかぶせて、よく見える小陰唇の中心にペニスを当て入れていった。 千晴さんは、

「うぅ、うぅ」

 と声をもらすけど、特別痛がったりはしない。


 ゆっくりペニスを動かしながら、千晴さんのおっぱいをもんだり、クリトリスを撫でたり、ついには、肛門のあたりをさすったりした。

 途中、ペニスをピクピクさせると、壁をキュッキュしてくれ、順調にペニスの出し入れを、繰り返しニ回目の射精をした。


 ここでちょっと休憩し、私の腕枕で千晴さんとお話をした。

 セックスについて、女性誌に詳しく解説が載っているそうだ。

 美容院に行った際に読んだり、自分で購入したりするそうで、ネットは変な広告が出たり、妙にいかがわしいサイトがあったりで、見てないとのこと。


「勉強の成果を見せるね。」

 と言い、私のペニスを頬張りながら、玉袋を撫でる。

 頬張り方も思いっきり吸い上げながら上下したり、舌で亀頭を刺激したりとバリエーション、豊かで、再びペニスは硬度を取り戻してきた。


「シックス・ナインしよう」

 と言い、再び千晴さんを上にし、私の目の前に、千晴さんの小陰唇が降りてきた。

 両手で小陰唇を開け、夢中で愛液を舐め、クリトリスを吸い上げると、千晴さんも、悩ましい声を上げ、身体を痙攣させる。


 私も千晴さんがイッたことを確認すると、高まってきた射精感を開放し、口の中に 精液を流し込んだ。


 千晴さんは、口の中に流し込まれた精液を飲み込むと、私に抱きついてきた。

 私は、

「すごい気持ちよかったよ。飲んでくれてありがとう」

 と言うと、

「よかった。私も気持ちよかったよ」

 と言ってくれた。


 ラブホテルに入ったのが1時30分前頃、今は3時前でもう少し時間はとれる。いつもの3回はしたけれど、まだできそうな気がする、たぶん、家に帰る必要がない開放感によるものだと思う。


 互いに性器に触れながら、とりとめもない話しをしているうち、再びペニスが、 反応してきたので、千晴さんの両足を抱え上げ、赤ちゃんのおむつを取り替えるような形にし、コンドームを付けペニスを挿入する。


 千晴さんは、目を閉じなすがままになっている。

 ペニスを素早く動かしながら、

「千晴さん、愛してるよ。好きだよ。」

 の言葉を何度も繰り返しながら、一気に射精までペニスを動かした。


 射精後、ペニスを抜きながら、

「強引にやっちゃって、ごめんね。」

 と言うと、

「ちょっと驚いたけど、いいかも。感じちゃったよ。」

 色っぽさ200%アップな表情で、思わせぶりに千晴さんは言った。

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