第14話

 千晴さんは、噴出する精液を凝視し、驚き固まっていた。

 私は、急いでティッシュを取り、千晴さんの手やペニス、シーツを拭くと、互いに抱き合い、横になった。

「もうすぐ、また大きくなると思うから、今度は千晴さんの中に入ってもいい?」

 と聞くと、

「うん、来てね」

 と言ってくれた。


 抱き合って二人でいろんな所をさわりっこしていると、私のペニスは硬度を取り戻してきて、千晴さんの股間に手を伸ばすと、再び濡れ始めている。

 コンドームを取り出しペニスに装着、自宅で何度も練習したかいがあり、スムーズにできた。


 千晴さんの脚を大きく開かせ、大陰唇とその中にある小陰唇を広げ、ペニスを近づけ、ゆっくり当て、

「ここかな?」

 と聞くと、

「たぶん、そうだと思う。」

 ゆっくり進めてみると、ちょっと顔をしかめながらも、何かをこらえている表情。


 さらに、すこしづつ進めると、何かを押し破る感触がし、千晴さんも、

「うっ」

 と声をあげる。


「大丈夫?」

 と言いながらも、少しづつ、今度は何か押し広げるようにしてペニスは進んで行く。

 終点付近に来て、余裕が出た私は、両手でおっぱいをもみ、口は千晴さんの耳たぶを含んだ。


 しばらくすると、千晴さんも余裕が出てきたようで、

「大丈夫?」

 と聞くと、

「少し痛いけど、大丈夫。これで一つになれたね」

 と嬉しそう。


 会話を楽しみながら、ゆっくり出し入れしているうち、徐々に射精感が高まってきた。

「千晴さん、もう出そう。いい?」

「はい、大丈夫ですよ」

 答えてくれたのをきっかけに、出し入れを早め、思いっきり射精した。


 最初の射精とは異なり、コンドーム越しとはいえ、千晴さんの中に放出したという満足感があり、量も最初に劣らず出たと思う。

 やがてペニスが萎え、千晴さんの中からペニスを抜きコンドームを処理した。


 時間を見ると、そろそろ駅に向かった方が良い、時刻になっていて、名残惜しいけど、ホテルを出て、駅に送ってもらった。


 例の駐車場で抱き合いキスし、

「身体は大丈夫?」

 と聞くと、

「うん、大丈夫、大丈夫だよ。今日はとっても嬉しかった。だってひとつになれたんだから。

 メールはちゃんと返すこと。浮気しちゃだめだよ。」

 と、最後は笑いながら言われ、そんな千晴さんに見送られながら列車に乗り、 実家に帰った。


 実家に着くと、両親に話したいことがあると伝えた。

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