第2話 デイ1

 2022年7月27日 水


 朝上の子は熱が引かなかった。幸い元気で食欲がある。

 朝食前に顔を洗うったりと洗面化粧台を使う。使い終わると部屋に。朝食は部屋の前に上げ膳し、食べ終わったら部屋の前に出す。


 陽性者が洗面台を使う時は、その事を家族全員に共有し、終わると私が消毒です。

 1番やばいのは水栓のハンドルです。ここを念入りに。また、ミラーキャビネットは三面鏡ですか、その扉を兼ねている鏡の下部の取手も要注意です。


 私は化粧台や階段の手摺などを消毒して回る。

 この日は元々テレワーク。

 いつものように準備し業務をする。場所は寝室を使っている。他に適した場所がない。隣にウォークインクローゼットがあるが、スーパーのカゴ位のバスケット2つに仕事のカタログ等がぎっしり詰まっている感じで、画面も2画面を使う。


 妻はパートを休む事に。熱は38.5度

 10時に市内の小児科の予約を。

 抗原体検査を実施

 約30分後に妻より上の子が陽性だったとラインが入る。

 ため息が出たが、驚きはしなかった。

 病院は次から次へとドライブスルー方式で、防護服を着た職員が検体を取り電話で検査結果を知らせてくれる。


 上の子は本格的な隔離生活に入る。最近アイフォンを与えていたので、それで暇つぶしをしてもらう。

 私は隣の部屋で仕事をしているから、何かあったら呼ぶようにとつたえている。


 私の会社に子供が陽性者となり、自分が濃厚接触者となった旨連絡。

 私は定時までテレワーク。

 16時過ぎに保健所から連絡が入る。陽性者は問題なければ8月5日迄が自宅療養で、6日から行動制限解除。濃厚接触者は7月31迄自宅待機。


 日数の数え方は、発熱し、隔離等の処置をした方の遅い日が0日だそうです。幸い私は発熱のあった日に自主隔離にしたので、発熱翌日、つまり陽性判明時を1日目としてカウント。もしも、隔離していなかったら指導されていたと思う。


 妻はその後買い物に。私の住んでいる所は濃厚接触者は買い物は短時間ならと禁止されていない。


 最近仕事関係で、一応部下になる職人が感染していたので、その時の事を教えて貰う。客先で貰ったとしか言えないとの事だ。


 上の子は感染が怖くてレジャーも行けないし、消毒もかなりしていた。だが、運動部に所属しており、政府の方針でノーマスクなので、部活以外感染経路は考えられないと言っていた。


 妻は乾麺(素麺とか)を買い込み、万が一に備える。


 私はというと、感染対策として何かに触る度に手を消毒スプレーで消毒を徹底。時折買おも手につけたアルコールスプレーで消毒。

 皮膚が弱い方には勧められません。  


 妻は普段の家事を行い、私は子供の配膳の上げ下げ、食器洗い、消毒を担当して、妻の負担を減らすようにしていました。


 食器は普段は予備洗をしてから食洗機に入れていますが、今回は陽性者の分は全て私が行っています。

 下げた皿などは下げると即時に洗います。

 それも完全に洗い、更にそのまま食洗機に入れて、少量で洗と乾燥をしています。食洗機にセットするとまたもや消毒です。


 正直洗い方も水が勿体ないですが、背に腹は変えられません。


 三角コーナーや排水口のネットも勿体ないですが毎食交換し、袋に入れて密閉した上で、外に置いているゴミ箱に。


 この日は隣の部屋にいる上の子がゴホゴホと咳込んでいたが、特に無し。日付が変わる少し前に目覚ましをセットして、上の子の様子を見ていたりしたが、異常なし。





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