第28話オバマ大統領との思い出

オバマ大統領とは世界行脚から広島スピーチまでの世界平和。その後も長くテレパシーで繋がっていた。

オバマ大統領はバスケットボールが大好きで、大学生時代にバスケットの選手だったという。

「goki、バスケットというのは1体1を必ず制さねばならん。ディフェンスが上を抑えて来たら下から抜ける。下を抑えて来たら上から叩きつけるのだ」

190cmのオバマ大統領はアメリカではミドルサイズで、主にガードをやっていたらしい。

「goki。お前はサッカーが得意だ。お前ならバスケットにどんなアイデアを持ち込む?」

「1990年代にサッカー界を席巻した「ゾーンプレスディフェンス」というのは、元を辿ればバスケットボールの戦術であった。恐らく、アリーゴ・サッキはバスケットボールからヒントを得たのだろう」


「わたしなら「3人目の動き」を使いますね。サッカーでも有効ですが、バスケットでも必ずディフェンスは崩れるはずです」

「ほお」

「つまり、ポイントガードがセンターにくさびのパスを入れて、それをワンタッチでフォワードに落とす。そして、そのままフォワードがゴールを決める」

「サッカーではイタリア代表のお家芸で、ザッケローニ監督が日本にノウハウを伝授しました」


オバマ大統領の大学生時代。バスケットと友情、恋愛を絡めたドラマを描く約束もした。「シカゴブルズ青春白書(仮)」。


「goki、わたしのクレジットカードを大使館を通じて日本の群馬県伊勢崎市に送ってやる」

途中、アメリカや日本で大量のマネーをばら撒きながら、アメリカの国家予算が上限額のクレジットカードが伊勢崎市の原病院まで送られて来た。


ちょうど7月の終わり。原病院名物の納涼祭の時期であった。2016年の納涼祭はかつてないほどの大盤振る舞いで、ご馳走が大量に出た。豪志はあまり食べられなかったのだが(笑)。流行の贅沢マンゴーカキ氷、本格的なお好み焼きなどが出た。すべてオバマ大統領のお金である。




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