眼精疲労が酷くなったおかげで新たな発見が

 台風が近づいている。

 低気圧のせいか、いつもより身体が重い。ついでに頭、特に眉間がズキズキする。とうとう偏頭痛デビューか……と思いきや、単なる眼精疲労のようだ。


 いつもならスマホで下書きをするのだが、液晶画面を見ているのがツラく、手書きでエッセイの内容をまとめることにした。

 眼精疲労を軽減させるにはコーヒーがいいらしいので、ガブ飲みしているが、胃が荒れそうである。


 不本意にも手書きする羽目になったものの、想像以上に読みやすい文章ができあがった。(当社比です。あしからず)


 スマホを使うと、ボタンひとつで容易に修正できてしまう。裏を返せば、思考の痕跡または道順がわからなくなる、ということでもある。

 ペンで下書きをしたが、修正部分は取り消し線を引いているので、紙の上はまっくろくろすけである。他人が見たら分かりづらいメモでも、自分であればどこで迷ったかが、一目瞭然だ。


 それに自分の手癖がはっきりして、なかなか面白い。

 これからも時間がある時は、いったん紙面に吐き出してから清書しようと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る