ゴールデンタイムの取り合い

 起きてスッキリした頭と身体で活動したいのは私だけではないはず。

 平日は強制的に仕事をしなければならないが、休日の私は自由だ。しかし、完全にしがらみから解放されているわけではない。

 休日の朝はやりたいことがせめぎ合っている。


 小説を書くか、スーパーに行くか。


 同居人が寝ている静かなうちに、創作をしたい気持ちがある一方、面倒な家事を早めに片付けてしまいたいのも人情だ。

 完全朝型人間なので、夕方になると何もしたくなくなる。

 平日のために買い物を優先するのは、何だか負けた気がするけど……。実生活をおろそかにすると体調悪くなるしなあ。


 妥協策として短時間、小説に集中して他のことをする、を繰り返してはどうだろうか。

 十分集中して、スーパー行って帰ってきて、十分小説書いて、料理して……みたいな。

 これは効果的だった。まず座り過ぎで起こる足腰の痛みがないし、眠気がくる前にリフレッシュできる。


 ただし、初稿を書くのには向かないかも。さすがに十分だと勢いが削がれて、支離滅裂な仕上がりになってしまった。


 プロットや推敲では効果があったので、使い所を考えながら実行しよう。

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