Day12 おいしい食べ物を嗅ぎ当てる〜自分の得意なこと〜
衣食住、どれを優先するかといえば断然、「食」だ。着るものは肌が隠れればいいし(おい)、住めば都、郷に入っては郷に従え精神で、どんな物件に住んでも適応する所存だ。
しかし、食べることだけは譲れない。米がなければ発狂してしまう。毎日、一食一会のつもりで臨んでいる。おいしいものを食べれば大抵の悩みや嫌なことは忘れられるのだ。人間に与えられた最高の防衛本能だと思う。
外食で飲食店を選ぶ――、それは戦いである。己の嗅覚を頼りに美味いモノに辿り着けるか、真剣勝負だ。自身の財布を痛めるのだから、真剣にならなくてどうする。
食べ物の恨みは恐ろしいとよく言うではないか。執念深くて当たり前である。
そのかいあってかハズレを引くことは、まずない。失敗するときは体調が悪いか、腹が減りすぎて体内の「美味いメシ嗅ぎ当てセンサー」がぶっ壊れているときである。
食べることが好きなので、なんとなく「この組み合わせだったら、おいしいんじゃないだろうか」と予想ができるのだ。あとは定番狙いで選ぶので、失敗する確率はぐんと下がる。
何を食べようか、何を作ろうか考えるのが好きで、料理動画を見たりする時間も楽しい。
読書は学生のころから数十年続いている趣味だ。自分で小説を書いてみようと思い立ったのは、受け身な「楽しい」から能動的な「もっと面白いモノに辿り着きたい」に好きなモノへの想いが成長した結果なのではと、分析している。
創作も食べることと同様に、「好き」が「得意」になっていけばいいなと思いながら、いつ手を付けるか分からない物語のプロットを書き散らしている。
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