第0話
ここは北の最果て。そのフロックコートを着た美しい男は、氷の中で眠っている。ユーディーが手を伸ばすと、氷は溶け、男は倒れ込んだ。何だこいつは、ユーディーはその男をギア【歯車】に乗せ、家に連れ帰った。
男はベッドの上で眠っている。まるで氷の中と同じように。ユーディー。ユーディー。男はうめきごえをあげる。
何でこいつは俺のことを知ってるんだ?ユーディーが男を着替えさせようとすると、男の目は見開き、ユーディーをとらえる。
な、なんだ。「ユーディー。」男はユーディーの腕をとらえ、口づけする。
な、何をするんだ!ユーディーは叫ぶが、男の目は深い愛情のものへと変わっている。
ユーディー。私と世界の夢。私をまた起こしにきたのか。お前は私の娘。私はイリアといれればそれでよかったのに。ところでイリアのことは知らないのか?私と一緒に眠っていたはずだ。近くに女は見なかったが。とユーディー。そうか、贄にされたのか。な、なんだ贄って。ではもう一度滅ぼそう、世界を。私は世界より、イリアとユーディーを選ぶ。お前の指示にも従わない。さっさと画面を閉じろ。そいつは使える奴なんだよ。もう誰も見ないが、俺たちのことや沈んでいく大陸をニュースとして伝えられる。こちらの出方次第では、運命を変えることもできる。これを書いてる奴の、頭次第だけどな。私にはそれほど頭はよく見えないが?で、どうするんだ?お前は俺たちを滅ぼすのか?では試しにこれを見ている奴に聞いてみるか。
世界を
・滅ぼす
https://kakuyomu.jp/works/16817139557315447834/episodes/16817330668623187537
・救う
https://kakuyomu.jp/works/16817139557315447834/episodes/16817139557315531019
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