第17話 ボッチデス湖の怪獣

 とりあえず、コニタン一行は各自の家に帰って、ていうか家がないから、宿に泊まって英気を養った。


 コケコッコー!

 翌朝、一行は城下町で落ち合うことに。

「気持ち悪いいいいいい、ぶおぇぇぇっ」吐くコニタン。

「汚い!」殴るすぺるん。

「筋肉バカ、お前のせいだろ!」ハリー。

「ケンカはやめて下さい!」かおりん。

「べぶぉえええええ」吐く金さん。

「金さん、お前もかい……」すぺるん。

 とか何とかしていると、町人たちが側を通る。

「あれは絶対、未確認生物だ」町人。

「でかい魚か何かかな」町人。

「魚にしては小さすぎる」町人。

「モンスターだったら大変だぞ」町人。

 意味深な会話に気づいたハリーが話しかける。

「あの、何かあったんですか?」ハリー。

「ああ、私たち、ボッチデス湖にピクニックに行ってきたんです。そこで、巨大な未確認生物を見たんですよ」町人。

「巨大な未確認生物?」すぺるん。

「ええ。びっくりして、急いでその場から逃げましたよ」町人。

「モンスターだったんですか?」かおりん。

「いえ、それがね、襲ってこなかったんです。だからモンスターなのかどうか……」町人。

「攻撃してこなかったのなら、モンスターではないですね」かおりん。

「でも、デカいのなんのって……」町人。

「デカい生物ですか」ハリー。

「ひいいいいいい!」

「うるさい!」殴るすぺるん。

「ボッチデス湖ですか……」ハリー。

「ええ、湖の北側です」町人。

「北側ですか。どうも、ありがとうございました」ハリー。

 町人たちは去って行く。

「なんか、気になりますね」ハリー。

「普通にモンスターがいる世界で、未確認生物っていっても、興味わかねえぜ」すぺるん。

「未確認生物じゃなくて、普通にモンスターなんじゃないんですか?」かおりん。

「師匠、調査に行くべきです」ハリー。

「うーん、そうですね」かおりん。

「まあ、しゃーねえな」すぺるん。

 一行はボッチデス湖へと向かう。


 途中、日が暮れて、ハリーがテントを張った。丈夫な布を木に結び付けて、たとえ馬が突っ込んできても破れないくらいの頑丈なテントだ。周りにいくつかトラップを仕掛けて、一行は夜を明かした。


 コケコッコー!

 そんなことを繰り返し、湖が見えてきた。以前にコニタン一行が通ったのは、湖の南側。目撃情報があるのが、北側。一行は湖の北の方へ行く。当たり前だな。

 冬だから、寒い。湖の側はなおさら寒い。防寒対策をしているとはいえ、みんな寒い。

 ぎりぎり湖に沿って歩く一行。その時、湖から何かが飛んで来る。

「ん、何だ?」すぺるん。

 よく見ると、魚みたいだ。何十匹も、しかもでかい。正確に言えば、湖から飛び跳ねて来るのだ。一匹がコニタンに噛みついた。

「痛いいいいいい!」

「何だ、普通の魚じゃねえぞ」すぺるん。

 魚は鋭く大きな牙を持っている。

「モンスターよ!」かおりん。

 戦闘開始だ。飛んで来る魚のモンスターの数は徐々に増えてくる。すぺるんはガントレットで殴って仕留める。ハリーはバットを取り出してボールを打つように振りまくる。金さんは右肩を出して、チョップを繰り出す。かおりんは水流魔法を唱える。しかし、魚のモンスターは水流に巻き上げられるが、勢いを増して、空から落ちて突撃してくる。そして全く避けないコニタンに命中。

「痛いいいいいい!」叫ぶコニタン。

「えっ、水流魔法が効いてない!? 魚だから?」かおりん。

「かおりん、下がってコニタンを守ってろ」すぺるん。

「数が多いだけで、一匹当たりはすごく弱いぞ」ハリー。

「ああ、わかってる」すぺるん。

 すぺるんは殴り続けるが動作がいつもより鈍い。

「寒さで手がかじかんで、クソッ」すぺるん。

 ハリーはマントの中から網を取り出して広げて投げる。漁に使う網だ。網は一度に魚のモンスターを捕らえる、大量に。文字通り大漁だ。

「お前、そんな物まで持ってんのか」すぺるん。

 飛んで来る魚のモンスターを殴りながら言うすぺるん。最後の一匹が飛んで来たが、すぺるんの裏拳を食らって倒された。戦闘終了だ。

「いちいちケチつけるな、筋肉バカめ。もし、俺がこの網を使わなかったら、コニタンと師匠にもっと危険が及んでいたかもしれん。武器の種類は多いほうがいいだろ」ハリー。

「ええそうですね。もし私だけだったら、逃げるしかなかったですね」かおりん。

「ケッ」すぺるん。


  一行は歩く。歩く。ひたすら歩く。夕方になり、街が見えてきた。

「キヌガケの街か」望遠鏡で見るハリー。

 一行は街の宿に行く。

「すみません。巨大生物を見たという情報があったので、調査したいのですが、心当たりはありませんか?」ハリー。

「巨大生物? あー、目撃されてるのはもっと北だよ」店主。

「もっと北ですか」ハリー。

「ああ、そうだよ。内陸湖に巨大生物って、信じられないね。タヌキにでも化かされたんじゃないかね」店主。

「とにかく、泊まろうぜ。あー腹減った」すぺるん。

「この街のスペシャルメニュー、キヌガケ丼、食っていきなよ」店主。

「じゃあ、泊まりましょう」かおりん。


 コケコッコー!

 一行は歩き続ける。そして、湖の北側で村を発見した。湖のほとり村だ。一行は立ち寄る。第一村人を発見して、話しかける。

「すみません。巨大生物について、何か心当たりはありませんか?」ハリー。

「巨大生物? この村には昔から首長竜伝説が残ってるんだよ。そのことかい?」村人。

「首長竜伝説ですか」かおりん。

「ああ、最近目撃情報が増えてきてね。ここからもっと北の方へ行くと、大きな湾になってるんだ。北の湾だよ。そこが一番多く目撃されてる場所だ」村人。

「湾か」すぺるん。

「犬の鳴き声じゃないぞ」ハリー。

「わかっとるわ!」すぺるん。

 とりあえず、聞き込みをすることにした。小さな村なので、そんなに時間がかからなかった。それから宿に集まった。

「はい、皆さん、どんな情報が得られましたか?」かおりん。

「子どもたちに訊いてみたんだけどよ、湾って言ったら、ニャーって言い返しやがるんだ。クソガキどもっ」すぺるん。

「今回はナンパじゃなくて、子どもと遊んでたのか」ハリー。

「うるさい!」なぜかコニタンを殴るすぺるん。

「何でええええええ!」

「はいはい、ハリーさんはどんな情報を?」かおりん。

「はい、巨大生物は、ドラゴンではないかと言う村人が何人もいました」ハリー。

「ドラゴン!? そんなの、絵本の中でしか見たことないぞ。とっくの昔に絶滅しちまったんじゃないのか」すぺるん。

「ドラゴンですか、実は私もその情報をたくさん得ました。でも、ドラゴンは、少なくとも、この大陸では過去数百年間、目撃されていません。なので、絶滅したと考えられています」かおりん。

「もしも、ドラゴンだとしたら、人間を襲ってますよね」ハリー。

「うーん、どうでしょう。モンスター百科事典によると、ドラゴンはモンスターの中でも知能がかなり高く、人間とコミュニケーションを図ることができたと言われています。ドラゴンを飼いならして、人間の味方につけた記録もありますし、大昔には、竜騎士という職業があったとか。だから、絶対に人を襲うかどうかはわかりませんね」かおりん。

「へー、そういえば、子どもの時に読んだ絵本にもドラゴンと人間が一緒に住んでる話があったな」すぺるん。

「そういうことも昔には実際にあったんだと思いますよ。火のない所に煙は立ちませんからね」かおりん。

「ふーん、そうだよな。ロマンだな」すぺるん。

「金さんはどうでしたか?」かおりん。

「あっしも、似たようなもんですぜ」金さん。

「そうですか」かおりん。

「師匠、恐竜の生き残りということも考えられますね」ハリー。

「そうですね、伝説のように、首長竜とか」かおりん。

「首長竜か、ナウマン象よりも強そうだな。とりあえず、北の湾だぜ」すぺるん。

「やっぱり北の湾が最多目撃地のようですね。まっ、現地に行って調べてみないとわかりませんよね」かおりん

 一行は宿で一泊することにした。


 コケコッコー!

「じゃあ、行きましょう」かおりん。


 一行は北の湾へ到着した。道なりに歩くと、ちょうど高台に通じていた。

「巨大生物というより、寂れて亡霊が出そうな感じの所ですね」ハリー。

「でもよ、夏だったら、きれいな砂浜で最高だろうな」すぺるん。

「でしょうね、夏なら」かおりん。

「さっ、調査しやしょうぜ」金さん。

「そうだな……でもどうやって調べるんだ」すぺるん。

「どこか見晴らしのいい場所でじっと湖を観察しましょうか」かおりん。

「えっ、そんなやり方ですか」ハリー。

「じゃあ、どうするんです?」かおりん。

「湖に潜るとか」ハリー。

「誰が潜るんだよ?」すぺるん。

「お前だ、筋肉バカ」ハリー。

「今、冬だぞ、死ぬだろ!」すぺるん。

「筋肉があればある程度の寒さを防げる」ハリー。

「アホっか!」すぺるん。

「それは自殺行為に等しいですね」かおりん。

「では、コニタンに潜らせましょう」ハリー。

「嫌だああああああ!」

「うるさい!」殴るすぺるん。

「おい、ハリー、潜水服とか持ってないのかよ?」すぺるん。

「そんなものはない。だが竹筒ならある」ハリー。

「何だそれ?」すぺるん。

「これがあれば、水中でも息がすえる」ハリー。

「忍者の術のひとつですぜ」金さん。

「じゃあ、お前がやれよ」すぺるん。

「断る」ハリー。

「あのなあ……」すぺるん。

「はぁ。向こうの山の上に行きましょうか」かおりん。

「師匠、呼んでみてはどうでしょうか?」ハリー。

「えっ、呼ぶ?」かおりん。

「そうです、その巨大生物を呼ぶんですよ」ハリー。

「何じゃそりゃ」すぺるん。

 ハリーはマントの中から拡声器を取り出して、湖に向かって叫ぶ。

「おーい!! ボッチデス湖の、未確認巨大生物ー!! 聞こえてたら、返事してくれー!!」

 この広い場所でとてつもなく大きな声が響いた。湖面が心なしか空気の振動で揺れているくらいに、声が響いた。

 しばらく、数十秒かな、全員が黙り込む。

「おいこら、返事が来るわけねえだろが!」すぺるん。

 全員が、なぜ自分はたとえほんの数十秒でも返事を期待して待ってしまったのだろうかと後悔の念にかられ始めようとしていた。コニタンはゲロを吐きそうなくらい青白い顔で、すぺるんは口をへの字型に曲げ、金さんは口に咥えてた短い木の枝を吐き捨て、かおりんは首をかしげながら、返事を期待した自分のことを不名誉だと感じて、穴があったら入りたい気持ちだった。ところが……。

 ゴポゴポ、ゴポゴポ……

 湖面が泡立ってきて、何か生物の顔の一部のようなものが湖面からぬっと現れた。

「何や? わてのことか?」

 その生物は人間の言葉を話した。

 全員、湖の方を見て、驚きで動けなかった。デカい。その生物は徐々に姿を湖面から表わしていった。緑色の体、鋭い目、鋭い牙、鉤爪かぎづめ、大きな羽、長い尻尾……。巨大な生物だ。

「……返事が、来た」ハリー。

「あっ、あっ、あっ」すぺるん。

「……ドラゴン……」かおりん

「ひいいいいいい!」コニタン失神。

「……」無言の金さん。

 巨大だ。頭から尻尾の先まで全長はおそらく15メートル以上、尻尾だけで5メートルはある。羽は長いというよりは広い。翼開長も15メートルはありそうだ。

「……首長竜、じゃないわね……」かおりん。

「……首、短いな――」すぺるん。

 すぺるんの言葉にかぶせるように即座にこの生物が言う。

「ほっとけ! そこはええねん!」

 まさかの生物の発言に、全員が絶句する。

「で、何で、わてのこと呼んだんや?」

 ゆっくりとと人間の言葉を操る巨大生物。みんな、この生物に圧倒されて動けないでいる。しかし、かおりんはこの生物に悪意がないことを感じていた。

「あなた、ドラゴンなの? ドラゴンは人間の言葉を話せるらしいけど、あなたドラゴンなのかしら?」かおりん。

「そうや、わてはドラゴンて呼ばれる種族や」

「あっ、あっ、じゃあ、火を吐くんだよな……」構えるすぺるん。

「いや、火は吐けへんねん」

「えっ……」すぺるん。

「悪い奴ではなさそうだぞ」ハリー。

「ちょっと待ちーな、あんちゃんら。わて、悪もんちゃうで」

「……じゃあ、友好的に話そう」ハリー。

「ええで。ちょいとそこの岩に座るわな。えっこらしょ」

 ドラゴンは近くの岩まで歩いてその上に腰を下ろした。

「私たちは、ジャポニカン王国の王宮から来ました。このボッチデス湖に、未確認巨大生物がいるというので、調査しに来たんです」かおりん。

「最近、なんか寂しなってきてな。昼間やのに、浅瀬で泳いでたりしたから、近くの村人に見られてしもうたんやな。怖がらせたんやったら、すまんことしたなあ」

「なんか、いい奴だな」ハリー。

「人間に危害を加えたりはしないんですね?」かおりん。

「そんなん、絶対にせえへんで」

「良かった。それを聞いて安心しました。そうじゃなかったら、戦闘になってたかもしれないところでした」かおりん。

「わて、悪い奴に見えるんやろかな……」

 なんか落ち込んでる感じのドラゴン。

「巨大だから、人間は皆怖がるだろうな」ハリー。

「どんな生物だって同じですよ、自分よりも大きな生物を怖がりますよ。だからへこむことないですよ」かおりん。

「ありがとな、姉ちゃん」

「あの、もっと詳しく、聞かせてもらっていいですか? 名前とか、いつからこの湖にいるのとか」かおりん。

 ドラゴンは目を潤ませながら語り出す。

「わての名前は、ゴン。そやけど、ボッチデス湖の怪獣ドッシーってここら辺では呼ばれとるみたいやねん。首長竜って言われてるけど、首は短いわ。わてがこの湖にやって来たんは、500年くらい前かな」ゴン。

「500年!?」ハリー。

「そや。ドラゴンは約千年くらいは生きられんねん」ゴン。

「すげえ」すぺるん。

「わては元々、オイロッペ大陸に住んどったんやわ」ゴン。

「オイロッペ大陸?」かおりん。

「ここからずっと西の方の大陸や。500年くらい前にお父ちゃんとお母ちゃんと一緒に、この大陸までやって来たんやわ。そんで、この大きい湖に住むようになったんやわ」

「なぜこのミャー大陸に来たんですか?」かおりん。

「温暖化や。温暖化のせいで、少し寒い場所に行くことになったんやわ。この大陸は山に囲まれてて涼しかったしな、定住することにしたんやわ。その頃はまだ、火を吐けたんやわ。わてらは火を吐くから、体の中が熱いねん。そやから温暖化に耐えられへんかってん」ゴン。

「今は、何で火を吐けないんだ?」すぺるん。

「ずっと湖の中に住んどったから、火を吐けへんなってしもうたんやわ。その代わり、今は水を吐けんねん」ゴン。

「その水は、体内で魔法みたいに生成できるのか?」ハリー。

「いや、火やったら無限につくれたんやけど、水の場合は、湖の水を腹の中に溜めて吐き出すんやわ」ゴン。

「……まさかの原始的手法……」ハリー。

「お父さんとお母さんは、今は?」かおりん。

「お父ちゃんもお母ちゃんも、もう死んでしもうたんやわ。そやから、わて独りやねん。ここに来てから、他のドラゴンに会ったことないし」ゴン。

「……そう……」かおりん。

「そやから、最近なんか寂しなってなあ、人間が近くにいたら、水面から目出して見てたんやわ」ゴン。

 見るからに寂しそうなゴン。

「なあ、もし良かったら、俺たちの仲間にならないか?」ハリー。

「え! え! ほんまでっか! めっちゃうれしいわ、ウーウーウー……」泣きだすゴン。

「いや、仲間って……」すぺるん。

「一緒に行動するには目立ちすぎるわね」かおりん。

 ゴンは大きな目から滝のように涙を流しながら言う。

「えー、そんなら、仲間は無理なんか?」ゴン。

 どうしようかとお互いに顔を見合わせる一行。だが、金さんがカッコつける。

「いや、一緒に行動できなくとも、仲間に違いはありやせんぜ」金さん。

「うれしいわー、ウーウー」ゴン。

「ゴンさん、どこにいても、あっしらはもう仲間ですぜ」金さん。

「ウーウーウー」号泣するゴン。

「ああ、そうだ。ゴン、聞いてくれ。この大陸はこれから、大変な事態に見舞われるかもしれない。キャンディー帝国や悪魔がこの大陸に攻め込んでくるかもしれない。そうなった時に、力を貸してくれ。このミャー大陸に暮らす人々のために一緒に戦ってほしい」ハリー。

「ウーウー、わかった。一緒に戦うでー」ゴン。

 ここで、すぺるんが空気を読まずにゴンに訊く。

「なあ、ゴン。水を吐いて見せてくれよ」

「ああ、ええで」

 そう言ってゴンは湖に飛び込み、顔を沈めて水を吸った。そして、顔を上げて、水を吐き出す。

 ブォォォォーーーーーーー!

 水は勢いよく放たれた。まるで、巨大な水鉄砲から放出されたように、数十メートル先まで。すぐに虹が出現した。

「……」全員。

「どないなもんや」ゴン。

「……私の水流魔法よりも10倍、いや100倍くらいすごい……」かおりん。

「照れるわー」笑顔のゴン。

 一行はしばらくゴンと世間話を続ける。ドラゴンと世間話って……。

 ゴンはこの湖に隠れて住むということ。一行はゴンに別れを告げる。

「じゃあな、ゴン」すぺるん。

「決戦の時は近いかも、すぐに会えるさ」ハリー。

「達者でな」金さん。

「元気でね」かおりん。

「……」気絶したままのコニタン。

「仲間やでー」ゴン。

 みんな手を振って別れた、コニタンを除いて。

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