第7話   C組でよかった?


特に接点のない新山さんとは何を話したらいいのかわからなく。


とりあえず私の友達の話など、あたりさわりのないことを話しているうちに、あのことの話題になった。


「 引っ越して来たばかりだから、知り合いもいないし… 」


「 そっか…それにしても今日は大変だったね…」


「 あ…見てた?…はは… 」


「 でも、亜美沢さんのことみんな覚えたみたいだよ 」


「 やだ…けど、C組になれて良かった! 」


「 …なんで? 」


まさか、大和くんと同じクラスになったから、なんてとても恥ずかしくて言えないし。


「 あ…べつに、特に意味はないけど…なんとなく…はは… 」


無理やりつくり笑顔で誤魔化したつもり


「 ふ~ん…わたしは大和くんと一緒になれたから! 」


はっきり言ってる。

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