第5章第4節「可能性を現実に変える力」

「にしてもキリがないな」

 迫りくるレリーフを捌いた桜井は、近くにいた浅垣に悪態をつく。周囲を見ると、月城とコレットもまだ有象無象のレリーフを相手にしている。というのも、今もレリーフは空中から滲み出してきており、倒しても倒しても新しいものが湧き出てきているのだ。おそらく、彼らを従えているユレーラを倒さない限り消えることはないだろう。と、蓮美からの通信が入る。

『先輩、彼女がもうすぐそちらに到着する頃だと思います。頑張って持ち堪えてください』

 桜井が「彼女?」と聞き返そうとすると、答えは空からやってきた。流線形のシルエットを持つDSRの戦闘機。その搭乗口から飛び降りた彼女は、地上へ颯爽と舞い降りる。

「待たせたわね」

 彼女とは、超能力者の暁烏澪だ。が、桜井としては素直に喜ぶことはできなかった。

「暁烏? もう大丈夫なのか?」

 澪はフィラメント博士との戦いで超能力をオーバーヒートさせてしまったばかり。歩くことすらままならないほどの深刻なダメージを負っていたのだ。

「私は平気。みんなが戦っているのに、じっとしているわけにもいかないし」

 超能力者の体について、あまり詳しいわけではない。彼女が強がりで言っていたとして、桜井に強く止めるだけの言葉がないのも事実だ。事情を理解しているからにはなおのこと。

「桜井、お前は先に行け。これ以上ヤツを放っておくわけにもいかない」

 状況から考えて、浅垣は桜井の背中を押した。超能力者である澪がいれば、レリーフの相手も幾分か楽になるはず。加えて、誰かがユレーラを止めなくてはならない。それは、桜井もよく分かっている。澪も浅垣の言葉に頷くのを見て、彼は決断を下した。

「そっちは任せた」

 桜井は決意を胸に博物館へ急ぐ。夜明け近い時間帯ということもあり、博物館はもちろん閉鎖されている。だがこうした緊急事態では、DSRのエージェントたちは政府より与えられた超法規的権限を行使できる。彼は自身のIDカードを外部の警備端末にかざし、出入り口の施錠を解く。

 難なく中に入ることができたものの、桜井の目的は灰皿の魔具を見つけること。エントランス正面のナビゲーションモニターはスリープ状態で、AIのナビを受けることはできない。彼は仕方なく腕時計の通信機能を起動してオペレーターへ指示を仰いだ。

「蓮美、灰皿がどこにあるか分かるか?」

 行き先を聞かれることは先読みしていた蓮美は、ちょうどホログラムスクリーンに博物館のカタログを参照していた。

『一般向けに公開されているカタログによれば、『灰皿』は魔導書の展示エリアにあるとのことです。エントランスのナビゲーションモニターに触れてみてください。行き先を選べば、ゲートが起動するはずです』

「了解」

 通信を受けながら桜井はモニターに触れると、点灯した画面に多数のエリアが表示された。右上にはゲストモードとスタッフモードの切り替えボタンがあり、おそらくゲストモードなら音声案内が出るのだろう。

 表示されている展示エリアには『生活魔具/魔法雑貨』『魔導書』『魔剣』『魔法生物』『レミューリア神話』など、興味を引く項目が多い。世界魔法史博物館という建物の名の通り、この十年に及ぶ魔法史の全てがここには記録されている。

 桜井は数多ある展示エリアの内、魔導書の展示エリアを選択。すると、床に埋め込まれていたサークルが浮かび上がって二重のリングになり、魔力の特徴である赤と青の光を発するワームホールを作り出した。

 博物館の構造は地続きになっておらず、それぞれの展示エリアが独立した空間となっている。そのため、展示エリアを移動するにはこうしてゲートによる擬似的なテレポートを行う必要があった。一般的にマルチスペース構造と呼ばれるがあまりの複雑さと高コストゆえに、これを採用した建築物は博物館を除けば政府の空中城塞『シャンデリア』とDSR本部くらいのものである。

「……」

 初めて博物館に訪れた客はまずワープゲートに興奮するか、躊躇いを覚えるもの。DSR本部での生活を通して慣れきっていた桜井はというと、いつになく真剣な表情でゲートへ入った。灰皿を使って何かをしようと企むユレーラを止める。自身のドッペルゲンガーの如く振る舞う敵との対峙に向け、彼はその肩に覚悟と使命を背負っているのだ。

 そうして桜井がゲートに入った直後、操作盤のモニターにある異変があった。画面に白黒のノイズが走り、行き先が『魔導書』ではなく『魔剣』の展示エリアへと変更される。

 ゲートから出た桜井はモニターに起きた異変を知る由もない。『魔剣』の展示エリアにやってきた彼は、短く深呼吸をしてから先へ進んだ。

 博物館の外では今も新垣や澪たちがレリーフと戦っているが、その喧騒はまったく聞こえない。深夜の博物館というのはどうにも得体の知れない恐怖感があるが、桜井は目を凝らして進んでいく。天井や壁には植物の蔦が馴染んでいて、どこまでが魔胞侵食によるものか区別がつきにくかった。既にレリーフが出現している以上、博物館内が既に侵食されていてもおかしくはない。

 桜井はやや急ぎ足になりながら、灰皿の魔具を探して目を回した。が、どうにも彼の視界に映るのは魔導書ではなく魔剣ばかり。それもそのはず、彼がいるのは魔導書の展示エリアではないのだから。

 戸惑いつつも進んでいくと展示物のひとつなのか、教会に置かれていそうな天使を象った神聖な像が置かれていた。それだけなら気にも留めなかったが、外の有象無象のレリーフが取った姿とよく似ている。博物館に来るまでレリーフは顔なしだったこともあり、偶然の一致とは思えない。あるいは、単に真似ただけかもしれないが。

 胸騒ぎに駆られつつも、桜井は数十本の魔剣が展示されたエリアの奥へ向かう。

 陳列されているものの中には魔剣ミッドナイトサンや魔剣デイライトムーンなど、仰々しいものが多く意識は滑るばかり。神話や伝説に疎い彼にとっては、魔剣とはただ神話的な特徴を持っていたり呪いがかけられた剣という認識でしかない。チラチラと一瞥しながら進んでいくと、桜井はある二本の魔剣を見かけて思わず歩みを止めた。

「生命を司る魔剣と死を司る魔剣……」

 魔剣ライフダスト。孔雀の羽を象った装飾が非常に美しい魔剣で、何より桜井が持つものとよく似ていた。いや、瓜二つと言ってもいい。加えて、一対として魔剣デスペナルティが並べられている。こちらはユレーラが持っていたあの黄金の魔剣とそっくりだった。

「……よくできてる」

 有象無象のレリーフと崇高な天使を象った像。桜井が持つ剣とユレーラが持つ剣。やはりレリーフとこの博物館の展示物は無関係だとは思えない。彼は一対の魔剣を見つめ首を傾げる。

『その剣……生命を司る魔剣ライフダスト────なぜお前がそれを持っているのか、単なる偶然か?』

 フィラメント博士は桜井が持つ剣とユレーラが持つ魔剣に関連性があると見抜いていた。それが出鱈目でなかったのかもしれない。とはいえ答えが出てくるわけもなく、なかなか目を離せないままでいると、

「それはレプリカだ。本物は自分で持っているだろう?」

 静まり返った館内に響く声。振り返ると、桜井の背後にはユレーラが立っていた。彼の視線は桜井ではなく魔剣ライフダストのレプリカに向けられている。不思議と桜井はユレーラが現れたことに驚くよりも前に、展示された魔剣のレプリカを見下ろして淡白に鼻で笑った。

「言われてみたらそっくりだな。偶然かな……そっちのは魔剣デスペナルティっていうのか?」

 桜井が愛用する剣と魔剣ライフダストが同一であるかどうか、確信は持てていない。奇遇なことに、目の前のユレーラが桜井自身のドッペルゲンガーかどうかも分からない。そして、ユレーラは魔剣ライフダストと対をなす魔剣デスペナルティによく似た剣を持っている。

 重なり続ける偶然は、果たして単なる偶然と言い切れるだろうか。もちろん、奇跡的な確率で偶然が重なっているだけかもしれないし、運命に決められた必定とも考えられるだろう。

 桜井の声は落ち着いてこそいるが、込められた意思は覚束ない。その迷いを感じ取ったように、ユレーラはため息混じりにこう続けた。

「私たちの手にそれがあるのは偶然じゃない。なぜか、お前に分かるか?」

 いったいどんな意図で問いかけてきたのか、桜井は汲み取ることができない。そもそも彼は自分の剣が魔剣だと、まだ認めていないのだから。

「あれは……浅垣からDSRに入った時に貰った剣だ。あいつが俺に本物の魔剣を渡すわけないし、……そう、実はレプリカだったりしてな」

 ユレーラは自分と桜井が持つ魔剣が本物であると踏んでいる。その確証がどこから来るのか────これは本当に偶然で片付けられるのか。

 彼は浅垣がレプリカを渡したと考えたが、それではユレーラが対となる魔剣を持つ理由にはならない。つまるところ、桜井には納得のいく答えが見つけられなかった。裏を返せば、納得のいく答えは──

「ふん、それならどれだけ良かったか」

 あたかも桜井の動揺を言葉にしたように思えるユレーラ。

 なぜ、魔剣ライフダストが手元にあるのか。

 なぜ、魔剣デスペナルティを持ったユレーラが現れたのか。

 なぜ、ユレーラは自分と瓜二つの姿をしているのか。

 桜井に答えることはできない。それとも、答えることを恐れているのだろうか。

 だが、彼が今すべきことは答えることではない。

「……これが本物かどうかはさておき、お前の狙いは分かってる。灰皿を返してもらおうか」

 理性で踏み止まり、本来の目的を果たす。残った謎は博物館の騒動を収めた後でも遅くはないはずだ。

「それはこちらのセリフだな。お前たちに魔法は過ぎた力だ」

 対して、ユレーラの態度は揺らぐどころか最初から一貫している。彼──レリーフたち魔法生命体は人類に牙を剥き、ラストリゾートを侵略しようとしている。

 そして桜井はDSRのエージェントとしてこの場に立つ。魔法生命体による侵略を食い止め、魔法の支配権を取り戻すために。

「魔法は俺たち人間が操ってきた。魔法を使って正しいことも、間違ったこともしてきた。お前はその内の一つに過ぎない」

 魔法は世界に様々なものをもたらした。昼夜を問わず星が観測できる天候も、桐生蓮美のように魔法アレルギーを患うことも。良いことも、悪いことも。全て、魔法がもたらしてきた。

 ラストリゾートを発展させてきたのは紛れもない魔法の力だ。世界が発展できたのは、人間が魔法を操ることに成功したからこそ。超能力者の暁烏澪や、科学者のフィラメント博士のような人々のおかげで、魔法は人間が持つ力になったのだ。

 しかし、忘れてはいけない。

「過ちは正すだけだ。お前たちレリーフが現れた責任も、当然俺たちが取る」

 中には間違いもあったことを。例えば、金盞花は魔法を使い犯罪に手を染めていたし、フィラメント博士は超能力を悪用して危険な実験に手を出した。魔法生命体レリーフの出現もその内の一つ。だからこそ、魔法を操ってきた人間だけがその間違いを正せるのだと桜井は語る。

 それを自らの手で証明すべく、彼は此処にいる。

 そんな彼の覚悟を受けてなお、ユレーラの態度は決して変わらない。

「だが過ちを犯した事実は変わらないぞ。お前は代償を払わなくてはならない」

 言葉に、もはや反論は必要ない。

 ただ、受け入れるだけでいい。

「いくらだって払ってやるさ」

 戦うことを選ぶ。

 桜井はついに、自分が愛用する剣を喚び出そうと意識を向けた。

 あの剣を。

 ────生命を司る魔剣ライフダストによく似た剣を。

 

「残念ながら」


 わずかな躊躇いが生んだ隙。


「もう手遅れだ」


 パチンっ。

 ユレーラが指を鳴らすと、すぐそばの床に埋め込まれていたゲートリングが起動。浮かび上がったリングは高速でその場から飛び出し、ユレーラと桜井を輪の中に通した。

 強制的にゲートを通らされた二人は、広大なドーム状の空間に移動していた。ここがどこなのか桜井には皆目見当もつかなかったが、すぐに状況を理解する。

 踵を返して歩いていくユレーラ。その先に見えたのは、台座に乗せられた『灰皿』。名前の通り本当に灰皿の形をしているが、その上に浮かぶ灰は蠢き揺蕩う。あるべき姿に戻ろうと在りし日の記憶に縋るかのように、浮かびゆく灰は何かを形成していた。

「へぇ、ここが喫煙所か」

 ゲートを通ったからには博物館内部なのは間違いない。とはいえ、見渡す限りの大理石の床と壁が見えないほど広大な空間、見上げても暗闇が広がる天井は異質だ。展示物と呼べるものは中央の台座に置かれた灰皿ぐらいのもの。

「少し殺風景過ぎないか?」

 退屈そうにため息を吐く桜井をよそに、ユレーラは台座に置かれた灰皿の前に立つ。

「では都合よく変えるとしよう」

 灰皿に積もった灰は砂時計を逆再生するように浮かび上がり、球体を形作ろうとしている。浮かぶ球体はまだ四分の三程度の完成度だが、ユレーラは完成を待たずに灰皿から灰を指先でひとつまみにする。

「あーあ、泥団子遊び? 付き合ってやってもいいけど、今時子どもでもやらないぞ」

 茶々を意にも介さず、灰皿から指で摘んだ灰をふわりと空気に舞わせると、灰はボロボロの書物を形作った。それが何であるか、桜井は初めて見たに関わらず瞬時に理解した。月城や蓮美曰く、灰皿は『魔法の掟』と呼ばれる書物を燃やした灰を集めたもの。即ち、ユレーラが手にしたのは魔導書に他ならない。

 掌の上に現れた魔導書は触れずともページが捲られ、ユレーラはあるページを破り去った。そこには紅い光を帯びた記号で何かが書かれており、彼はそれを指でなぞっていく。

「泥団子で遊ぶよりも花見がいいかな?」

 桜井が固唾を飲んで見守る中で、ユレーラはなぞった記号を掴むように手を振り上げた。ページから飛び出した記号は火花となって空間全体へと広がっていく。同時に、ページもまた火花となり大理石の床へ落ちてさざなみを起こす。

 光を帯びたさざなみが桜井の足元を過ぎ去ると、彼の頬を穏やかな春風が撫でた。違和感に眉を動かすと、暗がりの湿っぽい空気が一転して温かい陽気で包まれていく。長時間密閉していた窓を開けたように流れ込む春風は、緑豊かな草花を無機質な床に押し広げる。桜井が立つ場所はもはや博物館内の無機質なドームではなく、草原となっていた。

 驚きに体ごと周囲を見回した桜井は、ふと頭上を見上げる。暗闇に包まれていたはずの天井には眩い太陽が煌めき、雲ひとつない青空があった。ふと、風が運んできたピンクの花びらが視界に映る。見れば、彼の近くには大きな桜の木が咲き誇り、丘下の小川には桜の花筏が浮かんでいた。

 ここまできて彼はようやく気づく。自分は今、春の陽気に包まれた丘の上にいるのだと。

「向日葵畑も悪くないだろう」

 続けて、ユレーラは横合へと手をやった。桜井は誘導されるがままそちらへ目をやると、ある地点を境に一転して向日葵畑が現れていた。花には蜜を運ぶ蜂や蝶が飛び交い、遥か彼方の水平線に続く煌めく海を鳥たちが悠々と渡っている。空には分厚い白い雲が浮かび、照りつける陽射しからそこが夏であることが分かる。

 理解が追いつく間もなく、視線は既に異なる様相を捉えていた。

「色づく木々もまた一興だ」

 夏の大地にもまた不自然に完全な境界線が引かれたかと思えば、一瞬の内に多くの大木が列を成す。時間を何倍速にも早送りし、枝につけた葉は色とりどりに染まっていく。地面には銀杏の葉を始め様々な落ち葉が踊り、そこが秋であることが分かった。

「それとも雪景色がお望みかな」

 秋の大地を旅した視線は再び境界線を跨ぐ。無機質だった床に雪が積もり始め、瞬く間に一面の銀世界を織り成す。誰が見ても、紛れもない冬だ。

 灰皿が置かれた台座を中心に四等分した空間、それぞれに春夏秋冬を閉じ込めた空間。春夏秋冬の全てが同時に存在するこの不可思議な空間に立ち、桜井はそこが自然展示エリアであることに気づいた。ナビゲーションモニターの項目にあった場所だが、実際に来てみると圧巻の一言だ。

 雪だるまに向日葵、無数の落ち葉と桜の花びら。決して同時に見られない景色の揃い踏み──即ち、あまりに都合のいい奇跡を目の当たりにした彼は、面白おかしく笑った。興奮のあまりではなく、ユレーラがこの光景を見せた意図に気づいたからだ。

「ふっ、先に一服して詩人な気分にでもなったか?」

 お互いが持つ一対の魔剣について話した時からそう。魔法で練り上げられた奇跡の空間も、間違いなく桜井の心を揺さぶっている。ユレーラはそうすることで、明らかに時間を稼ごうとしているのだろう。現に、灰皿の上では謎の球体が築かれようとしている。考えられるのは、完成を待っているといったところか。

「まぁ確かに、魔法生命体にしてはセンスがいい。でも──」

 敵の思惑に流されず、灰皿を破壊することができればいい。桜井は横目で灰皿の方を見ながら、まだ手に呼び出していない銃へ意識を向ける。

「──あいにくタバコは嫌いでね。灰皿もどけてくれるかな」

 言い終わるや否や、桜井は腕時計に触れ銃を呼び出すと素早く構えて引き金を引く。ユレーラではなく、灰皿の魔具を破壊すべく。

 キン、と銃弾は灰皿の魔具へあっという間に届く。だが灰皿は破壊されず、魔力でできた弾丸を吸収しただけのようだった。

「はぁ、これだから銃はダメだ……」

 落胆する桜井はゆっくりと目を閉じて、顔の前で拳を作る。すると、拳から虹色の火花と共に剣が形作られていく。それは彼の愛用する剣となり、孔雀の羽を彷彿とさせる絢爛な柄を握りこむ。すると、いつしか剣に祈るような姿勢になった。

 ゆっくりと目を開け、黒鉄の刀身に反射する己の顔を見る。剣を下ろすと変わりなく現れるユレーラ。己と瓜二つの容姿を持つ魔法生命体に、彼は迷いなく切っ先を向けた。

「魔剣ライフダストだったっけ? あれが本当ならそっちのは魔剣デスペナルティ……だろ?」

 自分で言っていて信じられなくなったのか、彼は笑みを漏らす。それは事実を嘲り否定するようにも、事実を諦め受け入れるようにも見えた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る