第2話 掃除に目覚めてみたら
超ズボラ女が掃除に目覚めるとこうなるの巻。
筋トレに目覚めてから、「細く長く継続するのが成功の秘訣」
というのは掃除にも通じるものだと考えた。
一人暮らしをするとゴミをためやすいのかもしれない。
仕事して、美容にも気を使って、貯金して。
そんな日々に疲れてその場で寝てしまうときもある。
同僚の真美は言う。
「動くときには何かのごみをゴミ箱か掃除機を持っていると部屋を綺麗に維持できるのよ」
アドバイスをもらって美容系を維持しつつ、掃除をしてみた。
プラゴミやティッシュなどなど。
掃除って案外楽しいかもしれない。
汚れているのはレンジ回り。
知らないうちに油が飛んでいたりするらしい。
確かに、食べて綺麗に食器を洗うことしかしていないように感じるだろうか。
そうでもないのだと思い知らされる。
筋トレも部分に若手一週間で全部をカバーできるようにしている。
掃除も同じように曜日を決めてやっていけばきれいになるだろう。
どの薬品が効果的に汚れを落とすのか会社の休み時間に研究している。
「今日は何を研究しているのかな」
同僚の真美。今日もきれいなネイルをしている。
「ふーん。マメねぇ。私、目についた先から掃除しているわ」
「確かに潔癖にちかいですもんね」
真美は苦笑いする。
女子たるもの、妥協せずに美を追求したい。
そのためには周辺も清潔にすることが求められるのだ。
「だるいとか、面倒とか、言語道断」
「確かに。勉強になります」
「気づいた時がやるときよ」
いままでダルいとか面倒とか言い訳ばかりしていた気がする。
自宅のシンク周りの掃除だ。
ゴム手袋をしっかりはめて、いざ出陣だ!!
「よし!! きれいになった!!」
心がけ次第できれいになるものだ。
掃除の巻完
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