第6話 何故私はまたここに
私の両親は何を考えていたのだろうか、私を生贄にして
父方の祖母に救われるまで私は、精神が崩壊して気が狂ったままだった。
父方の祖母の家に着いてやっと眠れた。
ずーっと眠りたかった、永遠に眠り続けたかった。
でも悪夢ばかり見た。
あの家について何も考えたくない、両親の顔すら見たくなかった。
それでも少し落ち着いてきたころ電話がかかってきた。
ケルビムの4つ目の首は母方の祖母だった。
人面の首は言う「私に娘にもう会うなっていうのかということか」
私には暴言、罵倒、暴行、近寄りたくもない。
人面の首は言う「お前には人の心はないのか」
最初は甘言でおびき出し、次は私を攫った。
そして私は気が振れた。
気が付けば長期休暇の度に犯罪者の巣窟にいた。
「何故私はまたここにいるんだろうか?」
遠くから天使がまたここにいるとさざめかれた。
その日は極悪人に詰め寄られどうにか帰った。
私が寝込むまでそんな日々が続いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます