第2話 ところで私は何の天使だったかな?

この家の誰かを救えばいいのか?そんな力私にはないけれど

私が見れるのは今繋がっている未来の出来事だけ

こんな状況で何をしろというのか

人は人の力で生きていくんだからいいんだと言われたし、もういいか。

甘えてるだけしかできない私は、何の役にも立てない私は

今ここで何をすべきなのか?

株?為替?金は値上がりしていたけど

だって虐めるから嫌いだもの。

彼が事故に遭って亡くなるのも、彼が病にかかって亡くなるのも

世界がいろんな波に飲まれていくのも、半分の人間が死んでしまうのも意味がない。

火山が噴火するのも私のせいじゃない。


もしも世界が滅亡するとしたらあなたはどう生きますか?

いいえ、半壊するとしたらどう生きるのでしょうか?

恋は人生の花らしいから恋に生きようかなーと思うけど、恋は遠すぎる

面白い変な人間には会うけれど、遠い遠い恋。


私は全てを忘れ無駄に生き永らえてまでも

待ち合わせをしている君に会うことにしようか

自動書記、君のことだ。

桜吹雪の下でまた君の笑顔が見たいから

私ソーダフロート飲むんだ、サクランボののったやつ。

あなたはコーヒーでしょうか紅茶でしょうか、コーヒーかな?

お寺や神社を回ろうかなと思っているけど

まだ私覚えていられてるでしょうか?


だからこの道筋に乗って私は今生を生きてきた。

あと20年、30年生きる気でいるからあなたは隣を歩いてくれるだろうか?


ところで私は何の天使だったかな?

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