第3話 砂浜の上

秋のおだやかな天気の夕方





わたしは砂浜に寝転がる





静かに眼をとじる





砂のほどよい柔らかさと暖かさに心がおちつく





サァー ザザー





サァー ザザー





おだやかな波の音が聞こえる





「クゥークゥー」 カモメの鳴き声が聞こえる





遠くで遊んでいるこどもの声も聞こえる





心地よい潮風をからだに感じる





だんだん落ちていく





サァー ザザー





サァー ザザー





どんどんリラックスしていく





しだいに穏やかな気持ちになってくる





心も身体も満たされる






柔らかな潮風と砂に包まれているようで身体の力がどんどん抜ける







もっと もっと 身体の力が抜けて心が落ち着いてくる







潮の匂いと風の音がだんだん心をほどいていく







しだいにまぶたも重くなる。







意識がどんどん遠のいていく







携帯を持つ手の力も入らなくなる







もう身体に力は入らない










ゆっくりおやすみ




















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

わたしはどんどん沈んでいく 宗像 緑(むなかた みどり) @sekaigakawaru

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ