第4話  出逢い2


            第4話








空を翔びながら辺りを探してると探知に何か引っ掛かった……。


「あれが次元の歪みが観測できた場所か…なんかヤバそうな雰囲気だな」


人間1に…モンスター8…これは…、囲まれてるのか!


そう思った瞬間、驚くほどのスピードで現場に向かっていった。






「く、これは…、来るなら来てみやがれ、この犬っころ!」


刀の鞘に手をかけ抜刀の構えで迎え撃つ。


「ワヲォオッォオオ」


狼に似たモンスター達が一斉に襲いかかってきた……、それをなんとかかわしつつ刀で一匹一匹いなしてく。


「くそ、しつこい…、いっつ…、しまった…脚が…」


足元を見ると一匹食い破らんとばかりに噛みついていた…


今がチャンスといわんばかりに一斉に襲いかかってきた…


「もうダメか…やられる…みんな…ごめん…」




その時上空から物凄い速さで駆けつけてきた一人の男がいた


「危なかったな、俺がきたからにはもう大丈夫だ」


そういって男は狼に似たモンスターを蹴散らしていった…


「助かったのか…」


まだ状況を飲み込めないでいるのか少し動揺していた


「あ、ありがとうございます、助かります」


「礼を言うのはまだ早いな…、この状況を抜けてから改めて聞こう‼️」


狼に似たモンスター達が次々と数を減らしていくにつれて群れのリーダーだった狼はすぐに体制を整えながら群れに指示を出した


「ヲォッッォ」


すると狼に似たモンスター達が一斉に引いて逃げていった




「ふう、賢い奴等だな、君、大丈夫か?」


男は剣を納めて聞いてきた


「ありがとうございます、助かりました」


「ああ、気にしないで、この辺りを調査しに来たら君が襲われて危ないそうだったからね…」


「ありがとうございます、おかげで助かりました…なんとお礼をいったらいいか…」


「ああ、気にしないで…ただちょっと聞きたいんだけど、この辺りに何か変わったことなかった?…あと君はどこの町の住民?見たところ変わった服装に装備をしてるから…」


男はそういって岩場に腰かけた

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