第5話 出逢い3
第6話
「助けていただきありがとうございます、俺の名前は大河内トオヤ、ラルク村出身の冒険者です‼️」
「ここにはどうやって来たんだい?」
「ここには…(ヤバイな…本当のこといっても信じて貰えるか…)ダンジョンを探索中にトラップで転移の魔方陣に巻き込まれて気がついたらここに…いました」
よし、嘘はいってないから怪しまれないだろうけど…
「ダンジョン?なんだいそれは?」
「こちらにはダンジョンはないんですか?」
「君の言うダンジョンがどういうのか知らないがこちらでは聞いたことがないなぁ…」
「そうですか…」
この世界にはダンジョンがないのか……しまったな…転移したのは本当のことでも別の星から来たとはいえないし…
「ふむ…、君の言うことが本当だとして…君はこれからどうする?」
「こちらとしては状況確認の為ちょっと着いて来てもらいたいのだが…」
そうだな…この世界がどういう仕組みかも理解してないし…こっちからしてみればありがたい申し出だが…
「どうする?トオヤ…、あ、俺の自己紹介がまだだったな‼️」
「俺の名前は八代疾風、疾風と書いてはやてっていうんだ‼️よろしくな‼️一応東方軍第3部隊の隊員で階級は中尉、疾風でも八代でもどっちでも好きに呼んで良いぜ」
さて、どうしたものかな…。
「わかりました、一緒に行きます…」
いろいろ知りたいですしね…。
「そうか、ではこの辺りをもう少し調査したら一緒に本部まで行こう‼️」
こうして俺は八代中尉についていくことになった…
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