第2話 出逢い1
辺りの空間が揺らめきだし雑踏とおおいしげる草花の中に一人の人間が揺らめきながら現れた
「ここは…」
男は周りを見渡しここが何処だか確認しようとした
「いてっ」
男は先程の戦いでのダメージが残ってるかのように前のめりになってうずくまった
「みんな…」
仲間のことを心配しながらも男は状況確認を急いだ
「まわりは草や岩ばかりだな…一体どこなんだここは…」
状況を確認しながら歩いていたら不意に殺気がした
「!」
男は殺気を放ち向けて来る方向に腰に差してある刀を抜き放って警戒を強めた
「GURURURURU」
殺気を放つ先にはデカイ熊みたいな4足歩行の怪物が敵意を剥き出しで歩いてきた
「ち、こんなのに構ってる暇ないってのに、くそ」
そう愚痴をこぼしながらも刀に力を込めた
「グギャオ」
熊みたいな怪物はそのまま鳴き声あげ突っ込んできた
「デカイ図体してるのに結構早いな」
咄嗟に横に跳躍して突撃をかわしスレ違いに刀で一撃を入れた
「グガァ」
「ち、今ので効いてないのかよ…頑丈な奴め」
男は落ち着いてゆっくり相手の行動を見つめていた
「ぎゃおーー」
今度は2足で立って大きく爪を振りかざしてきた
「当たるかよ」
攻撃が当たる寸前刀を当て起動を反らし懐へ飛び込んだ
「旋衝連斬」
刀の先に凍気を纏って連続的に切りつける技を放った
熊みたいな怪物は頭から胴体までを斬られ息を引き取った
「はぁ、はぁ、ふう」
息を整えながら刀を鞘にしまった
「さすがにビックリしたな、ここはこんなのがいっぱいいるのか?」
戦闘が終わろうとして一息つこうとしたらまた新たな獣が現れた‼️
「ちぃ、囲まれた」
男を包囲するように狼にみた獣たちはゆっくり辺りを回りだした。
それを遥か上空で見つめる一人の男がいた
「あれが次元の歪みがあった場所だが…なんかヤバそうな雰囲気だな」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます