絶望の未来から世界を救う

トオヤ

第1話



「トオヤ、お前だけでも先に行け‼️」


「ここは私達が押さえるから…速く」


仲間達が一人、また一人と犠牲になる…こんな俺を…俺を生かすために…。


世界が闇に飲まれようとしてはや5年の歳月が過ぎた…、ある時ふとそこにある闇が活性化して人々を飲み込み、異形の者へと作り替えながら…今じゃ世界のほとんどが飲み込まれ、もはや残すことあと少しのところまで人類は追い詰められていった。


「行って…行って世界を…どうか他の世界の人々を守って…私達の希望の…星…」


「このまま奴等の好きにさせるな、お前は俺たちの希望…なん…だ…か…ら…」


また一人死んでいった…平和だったこの世界が闇に侵される迄にそう時間はかからなかった…


「こんなところにいたのか」


「見つかった‼️」


「世話を焼かせる…貴様も速くあの御方の一部になるのだ‼️」


闇の魔の手が迫って来る…もう駄目だ…ここまでなのか


その時目の前がまばゆいばかりの光に包まれた…


「ちぃ、捕まえろ」


異形の者がモンスターに命令する


無数のモンスターが捕まえようと突っ込んできた…その瞬間まばゆい輝きを放ち消えていった


「消えた…だと」


異形の者の目の前で光を放ち消え去ったのだ


これを機に世界が闇に飲まれまた…一つ宇宙から星が消え去ったのだ






時が流れ西暦0078年4月…物語はここから始まる…

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る