おまけ 第1章の登場人物・作中用語

<登場人物> ※近況にイメージ画像有り


◇ヤヒロ/八紘

 種族:人間/転生者

 年齢:0歳(肉体年齢は20歳相当)

 体型:中肉中背

 戦法:経験なし→ノービス


 創世神の使徒になった転生者の青年で、本作の主人公。新スキル<時空座標干渉>を貸与され、一定レベルの戦闘力を身につけた。

 本章終盤の『悪魔』狩りでは作戦立案とミサイルの誘導管制を担当。自身の仕事を全うして作戦を無事成功へと導くも、打ち上げの宴会において一夜の過ちを冒してしまった。


◇エニシ/縁

 種族:創世神

 年齢:不明

 体型:サクランボ1個分→イチゴ1個分

 戦法:不明


 ヤヒロを転生させて使徒に任命した創世神で、元は精霊の一柱。ヤヒロを連れて別の世界へと赴き、初の冒険パートを経験させた。

 本章終盤の『悪魔』狩りでは敵状分析と囮役の護衛を担当。打ち上げの宴会で布教活動に努めた結果、依代が一回り大きくなった。


◇ニック

 種族:竜人

 年齢:推定13歳

 体型:スポーツ少年系

 戦法:パワーファイター


 ヤヒロが竜人と命名した種族の少年で、戦士見習いの一人。高い身体能力と種族特有の魔術を有しており、特に前者に長けている。

 本章終盤の『悪魔』狩りではミサイルの発射台を担当。打ち上げの宴会ではクレアに一騎打ちを挑んだが、あえなく敗北を喫した。


◇クレア

 種族:竜人

 年齢:推定14歳

 体型:スポーツ少女系

 戦法:パワーファイター


 ヤヒロが竜人と命名した種族の少女で、戦士見習いの一人。高い身体能力と種族特有の魔術を有しており、特に後者に長けている。

 本章終盤の『悪魔』狩りではミサイルの製造係を担当。打ち上げの宴会ではニックに一騎打ちを挑まれたが、難なく勝利を収めた。


◇リンダ

 種族:竜人

 年齢:推定28歳

 体型:トップアスリート系

 戦法:ヘビーウォリアー


 ヤヒロが竜人と命名した種族の族長で、ニックの母親。高い身体能力と種族特有の魔術を有しており、いずれも種族で最強の猛者。

 本章終盤の『悪魔』狩りでは最前線での囮役を担当。打ち上げの宴会ではヤヒロに竜人との交流を手解きし、夜明けまで一度も主導権を渡さぬまま手加減無しでシゴき倒した。



<作中用語>


◇竜人

 とある世界で暮らしていた人間が異世界由来の鉱物によって変異した種族。その成り立ちにドラゴンや爬虫類などは関係しておらず、基本的な身体構造はノーマルな人間と同じ。

 高い身体能力を有しているのに加えて、磁界操作に特化した<雷魔術>と鉄系合金に限定した<錬金術>を先天的に習得している。

 外見的特徴としてはアラビア系の顔立ちをしている者が多く、第二次性徴を迎える頃には額と手足の甲にルビー色の結晶が生える。


◇魔術

 物理法則を超越した現象を引き起こすための技術で、神が『理』のリソースを用いて行っている摂理の編集をデチューンしたもの。

 行使に際してリソースの代わりに消費するものは、体内の魔力だったり大気中の魔素だったりと種族や世界によってバラバラ。なお、ノーマルな人間には適性因子が無いため、何か特殊な背景事情がない限りは使用不可能。


◇魂

 生命を生命たらしめる基幹パーツのこと。転生を繰り返して内部情報が蓄積されるほど性能が強化され、最終的には神の位階に至るまで成長する可能性を秘めている。

 なお、神や精霊には魂を成長させようとする根源的欲求があり、それゆえに数限りない世界を創造して魂を育む環境を整えている。


◇輪廻の螺旋

 世界を運営するための基幹システムの一つで、死した生命から魂を回収して修復・再利用する役割を担っている。また、作中では語られていないが、修復不可能な魂を『命』のリソースに還元してプールする役割も担う。

 これが無い世界では生命が誕生するたびに魂の新規生産を余儀なくされ、コスト面の問題から知的生命体を繁栄させるのは困難となる。ただし、これ自体の建造コストも莫大。

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