第36話「爆炎の殲滅者を滅ぼします」

 放火魔。それはこの世の絶対悪だ。


 実際問題こいつらがいるから人が死ぬ。


 そんなテロリストが梅田に存在した。


 警察が駆けつけていた。


 犯人は異能力を使うと報道があった。


 俺は休みだが梅田に急行した。


 梅田は炎上していた。滅びるかの如く火炎で埋め尽くされていた。」


 だがそこには似たような人物がいた。俺と同じでスキルの力を持っている少女だ。


 正確には異能力者だと思う。だが犯人の方も異能力を備えている。


 スキル 火炎発火 爆破 被害拡大 などのスキルを持っていた。


「やめなさい!! 葛原爆斗(かずはらばくと)!! 異能力者調整宿舎に戻りなさい!!」


「嫌だね……俺はこの炎と爆破の能力でこの世の王になるからさ!! すべて燃やし尽くしてやるぜ!! ひゃっははははははははは!!!」


「隣良いかね?」


「あなたは巷を荒らしている妄想の犬仮面ね!? そうでしょ? 最近不可思議な事件が起きてるのよ……あなたは悪人なの? 正義なの?」


「正義だね……あなたと一緒だ」


「そうそれならいいけど……私の風の力であいつを捕まえたいんだけど……無理だと思う?」


「そんなのしらんただ少しばかり協力はする」


 そして風の能力者の少女から離れる。


 バクトとかいうやつを捕縛するか。


 殺すのは不味そうだ。警察もいるし。顔を隠していて隠蔽のスキルを使っているとはいえ問題だろう。


 原種の植物を生み出す。だが相性が悪いことが失念していた。

 でも気合でなんとかする。

 字遊で作り出した剣を槍を投げ飛ばす。


 バクトは火炎を放ってくる。爆破の攻撃をしてくる。俺は回避に専念する。


 楓が上手く攻撃する。バクトの目に粘弾をつけてやる。


「なんだこれーーー!? 粘粘していて気持ち悪いぞこりゃあ!?」


「ようし捕縛のロープを現出するか」


 俺は捕縛用の縄を上手く字遊で生み出した。そのまま言遊の操作でバクトを捕縛した。


「くそがーーー!? なんだこれは縄だとこんなもん燃やしてやる!!」


 くっそ火炎能力者はやっかいだな。俺は別の手を考えようとするが。風の能力者が風の牢獄を創り出した。なかなかやるな少女よ。


 楓も似たようなものを作る。そうしてなんとか特殊な手錠をつけられたバクトは。


 俺はさっさと退散した。俺も捕まったら厄介だからな。



 本日のガチャ結果。


 一万円ガチャを3回廻した。


 UR、SSR、SSRだった。


【スキル 破壊弾】、【スキル 瞬動移動】、【スキル 念力】を獲得した。


 なかなかの物を手に入れたようだ。今日はもう寝ることにした。明日はどうなるのかなと俺は思った。


 

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