第2話 スケールのでかさ V.2.1
中国人は人間が大きい。
台湾客家は、自分と家族、せいぜい台湾客家という宗教的集団10万人程度のことしか考えていない。
もうその時点で、台湾客家のそれは政治ではない。(統一教会とか創価学会と同じ)台湾客家という利益共有集団のために行う、営業活動のひとつにすぎない。
しかし、中国人の政治家たちとは、15億の中国人民、全世界70億の人間のことまで考えて政治を行っている。
これは、なにも「極秘情報」ではありません。
フォーカス台湾と人民網日本語版という、ネット新聞を読めば、どなたも納得することができるでしょう。
◎ 中国人の政治と大学日本拳法
そして、私たち大学日本拳法人にとって大切なことは、そういう人間の質のちがいが、魂の行き先に影響するということを理解することです。
こういう発想がでかい人間とは、空間的にも時間的にも、桁違いな形而上世界に入ることができる。そういう実例を、現実の中国の政治に見ることで、自分が今やっている大学日本拳法と同時平行して、自分を鍛えることができるのです。
30年ほど前、わたしはチリのイースター島へ旅行し、数日間滞在しました。例によって、一人旅です。
ある日、(来年の世界一周ヨット旅行の下見に来た !という)スウェーデン人のカップルと一緒に、地元のガイド(ドイツに留学中ですが、夏休みで帰郷していた)を雇い、一日島を回りました。
その日の最後、ガイドの家でお茶を飲み、彼のおじいさんと話をしました。
スウェーデン人の女性が「あなたは何歳ですか」と尋ねると、椅子に座ってはいるが、その足がまるでガジュマルの樹のように地面に根を張っている、もしくは、地面から生えた根の上に老人の体が載っているかように見えるその老人は、遥か遠くを見つめながらこう答えました。「コロンブスがこの島に来た頃・・・。」
ガイドが老人の言葉を英語で話すと、当然、私たち3人は顔を見合わせて沈黙してしまいました。
ガイドが言いました。「ちょっと前までは、この島では戸籍もなかったというし(笑)・・・。」
スウェーデン人の男性は「・・・まあ、かなり昔ということなんだね。」とフォローしていました。
帰り道、いろいろなモアイのこと(島中、何箇所かに分散して違うモアイ像がある)や、洞窟や丘の上から見た壮大な景色を3人で賞賛し楽しんでいましたが、誰もあの老人のことには触れませんでした。
あまりに滑稽な話でありながら、しかし、そこに奇妙なリアルさがあったからかもしれません。
もちろん、20歳の孫に500歳のお祖父さんというのは、漫画の世界なのですが、老人は冗談を言う様な人には感じられなかったし、ボケているようにも見えないくらい、他のことはしっかりと話していたのです。
それ以来、よく「あの人は人間の大きな人だ」とか「器量の大きい人間」なんていう言葉を聞くたびに、私は「 ”コロンブスの爺さん”に比べれば、あの西郷隆盛だって、満月の前の星くらいのものだろう」と、思うようになりました。
あの老人は確かに、あの時、あそこにいて私たちと話をしていた。
しかし実は、あの時の、あの老人の姿とは「仮身」であり「実身」は別の世界に居たのではなかったのか。様々な次元を超え、異なる諸相実相を行き来していたのではなかったのか。
***「仮身」実身」とは、超漢字(旧名BTRON)という、40年前に開発された日本の国産OS(パソコン用オペレーティング・システム)で使われる概念であり、言葉であり、このOSを代表する「超優れた機能」のひとつ。***
大学日本拳法の世界で、完全な理性のコントロール下にありながら、クレージーになってぶん殴り・殴られて、現実に痛い思いをしていた私たちは、中高生のケンカにおける殴り合いや社会人の日本拳法とは違う次元、異なる諸相実相によって、この「形而上的世界」という広大な空間と時間を体験していたのではなかったか。
「人身受け難し、いま既に受く
仏法聞き難し、いま既に聞く
この身、今生に向かって度せずんば、更に、
いずれのところに向かってか、この身を度せん」
技術とかテクとかノウハウなんて言葉に惑わされず、
15億の民、70億の人間、地球と宇宙の理を解明するという(現代中国人政治家たち)くらいの意気込み(ガッツ)で、今・この時しかできない大学日本拳法をやれば、宗教など鼻くそ、科学なんておもちゃみたいなもの。それくらい、大きな世界に接することができるでしょう。
ちなみに私は、あの「明治の木村」の素晴らしい技術とは、人に教えられた「知識としての技術」ではなく、自分自身の類まれなるガッツから導き出された「内なる理性」であると見て、彼の拳法を楽しませてもらっています。
まあ、私は技術なんか知らないということもありますが、彼の姿かたちの裏(奥)に存在する、激しい炎のような、強くて広大な心を見るのが好きなのです。
○ スケールの大きな中国人の政治力によるグレートな現実経済の創出
○ 安徽省合肥市とハンガリー・ブダペストを結ぶ「中欧班列」が開通
http://j.people.com.cn/n3/2022/0730/c94638-10129266.html
人民網日本語版 2022年07月30日14:53
安徽省合肥市とブダペストを結ぶ「中欧班列」が正式に開通した。
100TEUを積載した国際定期貨物列車「中欧班列」が29日、中国鉄路上海局集団有限公司合肥貨物輸送センター合肥北駅・物流拠点から、ハンガリーの首都ブダペストに向かって出発した。
○ 中国と「一帯一路」参加国の物品貿易額が上半期6.3兆元に
http://j.people.com.cn/n3/2022/0730/c94476-10129256.html
人民網日本語版 2022年07月30日13:57
○ 中国人の子供もスケールがでかい
○ 15歳の少年が自転車で2240キロを旅してラサに到着
人民網日本語版 2022年07月22日15:49
人民網日本語版>>科学技術
○ 中国に世界最大規模のLNG動力サポート船チーム
http://j.people.com.cn/n3/2022/0729/c95952-10129075.html
人民網日本語版 2022年07月29日13:55
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