第15話 やはり、体力は裏切らない

 経験ポイントの入り方について仮説を立ててみた。まだ確定ではないが、多くの新しい体験、経験をすればするほど貯まっていくのではないか。さて、効率よくポイントを稼ぐステータスにしていこう!


 まず、効率的に多くのことをこなしていくためのステータスを考えてみる。


 体力セクターから生命力、持久力、回復力

 筋力セクターから筋持久力

 器用セクターから身体感覚、効率動作

 知力セクターから理解速度、集中力、記憶力

 精神セクターから精神強度、精神持久力、直感

 魔力セクターから魔力量、魔力回復力、魔力効率


 ラーツが魔法ももっとやってみたいと言っていたし、この辺だろうか。

 僕たちは二週間の検証の結果6つの体験を完了し、120000ポイントを獲得している。成長ポイントのトータルを、キリがいい25000にし全て経験ポイントに両替して管理することにする。

 合計145000ポイント、これを選んだステータスに5000ずつ割り振っていく。75000を消費して残りが70000。20000をストックしておき、50000をホールドに入れ運用することにした。

 一応ラーツにも報告したが、数字がいっぱい出てきたので混乱しているようだった。かわいい。


 そして大量の経験ポイントを割り振ったのでステータスが一気に成長した!


 体力が3あがり、9.5

 筋力が1あがり、6

 器用が2あがり、7

 知力が3あがり、8

 精神が3あがり、8

 魔力が3あがり、6.5


となった。本来は端数は見えないらしい。

 相変わらず筋力が少し少ないが、覚えたり、理解したり、手先で何かすることが大幅にうまくなったはずだ。そしてなにより、動き続けるために体力と精神力を身に着けたのである。



 体力と精神力は裏切らない!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る