応援コメント

第4話 「清掃員・リカオン」④」への応援コメント

  • 「自分の小説のどこをどう直したらいいかみんなで意見交換してみようpart2」企画参加ありがとうございます。短いのでここまでは読みました。

    1)どこまですんなり読めたか
    一番最初のスプラッタ的なシーンで脱落する読者は多いなと思いつつ・・・初心者(ビギナー)という当て字が出たところまで。

    2)どうしたらいい感じになりそうか
    作品を読んだ印象としては「結末ありき」で物語が構成されていて、冒頭から第三話までのありとあらゆる取り得る選択肢、特にキャラが確認して当然のはずの行動をばっさりと「この結末に向かわないと都合が悪いので切ります」と切除していったんだろうな、という印象を受けました。
    特に依頼人の言葉だけで仕事を受ける・受けないを決めており、さらには「上客だ」などと依頼人の印象だけで判断している点。
    足がつかないように人間の遺体を処理するのですから現場検証から依頼人の言っている事はどこまで本当なのかプロなら裏取りして然るべきかと思いますが(しかしそうしたらこの結末のオチにはなり得ませんしね)


    3)作品の強みと弱みは
    途中で作品を投げずに結末をきちんと描けた点はすごく良い。オチを考えていた点も良い。10000字以上の作品を完結させられる人は少数派ですし。
    弱みは、「初心者(びぎなー)」という当て字もそうですが、無駄にかっこつけようとしている点。そして、ショッキングなスプラッタシーンを冒頭から全面に押し出している点。グロテスクな話が好きな読者は比較的少ないです。

    この話ですと、主人公のプロフェッショナルさを印象付ける為には特殊清掃(死体処理)に従事されている方の体験談などを取材(勉強)されるとよいかと思いました。