第50話 寝床でのささやかな呟き
お風呂の後でナジュナジュ達は寝巻に着替えてベットでお休みタイム
夜の月を眺めながら、少女姿のナジュナジュはそっと涙を浮かべていた。
「私のリアは私を助けようとして死んでしまった
そして、私はあの男の花嫁になって…」そっと呟く。
「私のアラシャ あの子は‥」
「どうしたの?」少年の姿のナジュナジュが心配そうに声をかけた。
「いえ、何でもないの ごめんね」微笑して横になる。
そんなナジュナジュ二人とも尻尾がユラユラ
「くかあああ~~ショコラケーキいいい むにゃむにゃあ」
こちらは幼いアシャ 寝言のよう
窓辺の外では
小さな空間の亀裂から這い出た不気味な黒いものが刹那の瞬間に焼き消された。
誰かのため息が一つ。
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