食事・2
今回も前回に引き続き低糖質生活を支えた食事をいくつか記載していきます。
●糖質0麺
おからパウダーとこんにゃく粉で作られている糖質0g、低カロリーな麺。
ただ評判を見ると、食べられる人とそうでない人がいるようで、私自身も後者でした。
とはいえ手軽に手に入り、他の低糖質麺に比べて安価、不足しがちな食物繊維も取れるこの製品を使わないのはもったいないと思い試行錯誤した結果、なんとか普通に食べられるところまで引き上げたつもりなので、苦手意識を持っていらっしゃる方も一度お試しいただけると幸いです。
■下準備
1.糖質0麺のパッケージ上下にハサミで切り込みを入れて中に入っている水を切ります。
2.ある程度水が切れたらそのまま冷凍庫へ。完全に凍らせます。
3.完全に凍った糖質0麺をレンチンして解凍します。この時同時に大量の水が発生するので解凍時はレンジ対応の容器に入れてください。
4.その後の調理方法によりますが、油を引かずにフライパンで乾煎りすると、よりソースと絡みやすくなります。
■使用方法
解凍後は個人的に濃い目のタレと一緒に食べられる料理がおすすめです。
今までやったものはソース焼きそば、麻婆豆腐のあんかけ、長崎の皿うどん風など。
麻婆豆腐は規定の分量より水分量をちょっとだけ減らして濃いめの味付けに、ソース焼きそばのソースも軽く水分を飛ばしてあげると、もともとの食感・味が苦手な方も食べやすくなるかと思います。
●ブランパン
◯ーソンで販売しているバターロールより一回り小さいパン。パンなのに1個糖質2.2g。
食感だけはそのままだと普通のパンとはちょっと違いますが、半分に開いてトーストするとそのままで食べるより違和感も少なく美味しく食べられるかと思います。
私はこれに刻んだゆで卵にマヨネーズを和えたもの、レタスなどの葉野菜、ハム、サラダチキン、サラダサーモンなど、一般的なサンドイッチに使用される食材を挟んだり、前回紹介したチリビーンズとチーズを載せてトースターで焼いて食べております。
●しらたきのチャプチェ
チャプチェに使われている春雨は糖質が多いため、しらたきに置き換えたものをまとめて作って保存していました。
しらたきは一度アク抜きのために茹で、水を切った後に油を敷かずにフライパンで乾煎りします。適度に水分が抜けて食感が変わるため、こんにゃくが苦手な方でも食べやすくなります。
しらたきを乾煎りしたらクッ◯パッドに掲載されているレシピを参考にチャプチェを完成させてください。できれば砂糖を使用していないレシピがおすすめです。
●ブロッコリーと鯖缶のペペロンチーノ
ブロッコリーは小房に分けていつもの7割くらいの茹で加減で塩ゆで。
冷たいフライパンにオリーブオイル、鷹の爪、刻みニンニクを入れて着火。弱火のまま温めて鷹の爪とにんにくの香りを油に移します。
鍋から香りがしてきたら鯖の水煮缶を汁ごと投入。火を強めたら鯖の身を一口大にほぐします。
鯖が温まったら塩ゆでしたブロッコリーを加えて油を全体に絡めて塩や醤油などで塩分調整して完成。
●ブロッコリーと鯖缶のペペロンチーノ
ブロッコリーは高タンパク、低糖質、ビタミン類も豊富でトレーニーの方々にとっても優秀な食材。
塩茹でしてマヨネーズをつける食べ方をしていらっしゃる方が多そうなイメージがありますが、オリーブオイルと一緒に摂取することで、ブロッコリーに含まれるビタミンCやビタミンEの働きを更に助ける効果があります。
またブロッコリーはキャベツに置き換えたり、きのこ等を加えて食物繊維を増やすのもおすすめ。
■調理方法
1.ブロッコリーは小房に分けていつもの7割くらいの茹で加減で塩ゆで。
2.冷たいフライパンにオリーブオイル、鷹の爪、刻みニンニクを入れて着火。弱火のまま温めて鷹の爪とにんにくの香りを油に移します。
3.鍋から香りがしてきたら鯖の水煮缶を汁ごと投入。火を強めたら鯖の身をターナーやトングなどで一口大にほぐします。
4.鯖が温まってきたら塩ゆでしたブロッコリーを加えて油を全体に絡め、最後に塩や醤油などで塩分調整して完成。
●鶏むね肉の水晶鶏
水晶鶏は一般的に薄切りにした鶏むね肉に片栗粉をまぶして茹でたものです。
食感は片栗粉のプルプルした膜に包まれたしっとりした鶏むね肉なので、クセもなく食べやすい食材になりますが、単純に糖質をまとわせただけなので低糖質生活ではデメリットでしかないため、片栗粉の代わりにサイリウムハスクを使用します。
サイリウムハスクはオオバコ属のプランタゴ・オバタの種子の殻を粉末状にしたものだそうで、水を加えると片栗粉のような粘性のある物質になります。
■調理方法
1.鶏むね肉の皮を剥き、繊維に沿って薄い削ぎ切りに。
2.鶏むね肉にサイリウムハスクを薄くまぶす。この時まとめて粉をまぶそうとするとサイリウムが鶏むね肉の水分で全体がくっついてしまうので一枚ずつしっかり衣をつけていってください。
3.沸騰したお湯に鶏むね肉を投入。サイリウムはお湯にも反応するためここでも少しずつ茹でていってください。
4.1~2分茹でて肉の色が変わったら氷水に入れて鶏むね肉に火が入りすぎないように締めます。
5.出来た水晶鶏はクセも少ないので色々な料理にお使いいただけます。
野菜と一緒に合わせて酢の物や小鉢にして食べたり、冷奴と一緒に薬味を盛り付けて醤油をかけて食べたりするのも豆腐とは違う食感が楽しめて良いかと思います。
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