第14話

あけましておめでとうございます。

2023年もどうか星ヶ丘の変異をよろしくお願いします。

去年から始めた星ヶ丘の変異も14話目です。新章に入ります。陽介君に何かあった様ですよ!それでは本編をどうぞ!


By羊色



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ある日テレビを見ていたら『拳銃を持った男が逃走しているとの情報が入りました。場所は名古屋市千種区…………。』と言う速報が流れた。

「うわ、めちゃくちゃ近所じゃねぇか!」

今日は日曜日で部活も休みだ。

そして悠斗からメッセージが来ていた。

『陽介、あまり外出歩かない方がいいぜ!』

『だな。悠斗も家に居なよ!』

とりあえず1日外に出るのは控えた方が良さそうだ。


「あっ冷蔵庫の中が空っぽだ。」

だが、こういう時に限って外に出る用事が出来てしまうのだ。まぁそうそうそういう奴に出くわさないと思うけどな。


「サッと行ってサッと帰って来よう。」

近所のスーパーに向かう。家からも歩いてすぐの場所なので大丈夫だろう。


スーパーに着き、必要な物をカゴに入れていると、パンッと発砲音が聞こえた。

「動くな!動くと打つぞ!」

まじかよ、よりにもよってスーパーに来るのか。と心の中で嘆いていた。

しかも犯人が目の前にいるでは無いか、これでは逃げられない。

そして案の定人質にされました。


そして人質は全員で5人。犯人の近くにいた人が残されたのだ。

レジ付近に集められて「余計な事したら殺す。」と拳銃で脅される。


ひとまず大人しくしていよう。すると警察が来たのかスーパーの外が騒然とし始めた。

犯人が立ち上がって警察に向かって「浜崎を出せ、そいつに話がある。」と言っていた。どうやら浜崎という名前の警察官と何やらあったようだ。


『浜崎は今日は休みだ。呼ぶとなると時間がかかるぞ。』

と警察官が犯人に言っていた。

「ごちゃごちゃうるせぇよ!さっさと呼べ!」

と2発天井に向けて発砲した。

『わかった、わかったから落ち着け!』

と落ち着かせようとしていたが逆効果で棚を蹴り飛ばしたりして暴れていた。

この状況じゃあいつ殺されるかわかったもんじゃない。

だが打開策ももちろん無い。ひたすら待つしかないのだ人質の俺達は。


しばらくして落ち着いたのかサッカー台に座った。

犯人が口を開き「俺はな、さっき1人殺してきたから2人殺すも同じだ。誰から死にたい?」と拳銃を突きつけてきた。

「ひっ…………」

恐怖で何も言えなかった。それは他の4人も同じだ。

「後5分しても浜崎が来なかったらランダムで殺すからな。」

とニヤリとしていたのが恐怖でしか無かった。

まぁそう言った瞬間に浜崎という警察官が来たから犯人が「チッ」と舌打ちをしていた。


そして犯人が浜崎さんにスーパーの中に入るように指示し、浜崎さんが中に入ってきた。


どうやらここで浜崎さんが犯人と交渉する様だった。



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おまけ



陽介「あけましておめでとうございます。」

悠斗「あけましておめでとうございます。」

陽介「新年だぜ!」

悠斗「新年だが陽介、お前何事件に巻き込まれてんだよ!」

陽介「痛い痛い!悠斗やめて!」

悠斗「嫌だね!お仕置だ!」

陽介「俺もまさか巻き込まれるとは思っていなかったんだ。」

悠斗「まぁ好きで巻き込まれるアホ見てみたいわ!」

陽介「とりあえずさ、2023年になったばかりだしお祝いしようぜ!」

悠斗「後でお仕置するから覚悟しなよ!とりあえず今年もよろしくお願いします!」

陽介「よろしくお願いします!」

悠斗「また次回も読んでくださると嬉しいです。」

陽介「じゃあ、バイバイ!」

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