第15話 後輩わんこの話

うちにはペットがいます。犬2匹と猫2匹、この4匹は震災の時期に招いた家族なので12歳です。みんなとても元気だけど、人間の年齢でいうと老犬も良いところです。あんま考えないようにはしていますけど、居なくなってしまう時期が重なりそうでメンタルが来そうですね。このまま4匹が居なくなったらもうペットを飼うのはやめようかって話になっていたんですけど、1年ちょっと前に知り合いのブリーダーさんが飼っているワンコが子供を産んだみたいで、誰か飼い主を探しているらしかったので1匹だけ招き入れることにしました。ブリーダーさん的には売りたかったらしいんですが、予想外の妊娠でどの犬との子供なのか分からない状態、近親相姦で生まれた子供かも知れないみたいな話から今回はタダでという事でした。近親相姦だと良くも悪くも遺伝子が強く出るので強い部分、弱い部分みたい極端にあるのかも知れませんが、今の所は特別なんかそれを感じる事は無いので普通に夫婦の子供だったのかも知れません。


飼い犬と猫の名前はなんでかお父さんが決めるという謎のルールがあります。お父さんは自己中な所があるので、皆が名前を決めている間にもう自分の決めた名前で呼んでしまうんですね。先代の猫に「どぶろく」ってのがいました。犬では「ラム」ってのもいました。もっといるんですけど特徴として酒と煙草から名前を拝借しています。勿論、既に居た4匹もそうです。今回もそうなるんだろうなーって思って私もそれで良い名前を考えていたんですね。でも今回は違いました。とある漫画の主人公から名前持ってきたので(お前マジか・・・)みたいなのは逆にありましたよね。


犬種はボーダーコリー、牧羊犬でなんか犬の中では運動とか頭が良いそうです。しつけをキッチリしないとわがままで狡猾な犬になるそうです。最初はとにかく出来たら褒めるということを沢山しました。確かにトイレとかご飯前にお座りするとかその辺は早く覚えてます。ただ、他の4匹もやりますけどイタズラは積極的にしますね。偽装工作して先輩ワンコになすりつけたりね。破壊量が半端ないです。後、若いから「うるせえジジイ!」みたいな場面がたまにあります。基本は先輩達に従ってますけどね。1回俺がこいつらを支配すんねんみたいな感じになりかけたので、それはガッツリしばいて回避しました。犬種としては運動量が多いので散歩の時間と量は多めに取るようにそこは家族と協力しています。まだ甘えたい時期ってのもあるのか家族ではお母さんにべったりしています。私も世話とかしてるので懐かれては居ますけどいけない場面での制裁役が多かったので恐れも持たれています。後の人達はなんかそれなりって感じです。お姉ちゃんはヨシヨシが過剰なので顔が冷めてるのがよくみられます。


とてもグッドな飼い主ではないのでしょうけど、こんな感じで暮らしています。

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