第13話 ごはんのお供
私は純粋に白米だけで召し上がることをあまりしない。素材の楽しみというのをやらない。代わりごはんのお供はガッツリ使う。だからといって堂々と長ったらしく語ることは出来ない。私は濃い料理が好きで、父の傾向を受け次いで「豚の餌」みたいなものが美味しいと思えてしまう味覚だ。丼にごはん入れたとして、納豆+卵+おろしにんにく+ショウガ+ラー油+ノリ佃煮+醤油+しらす+ネギ+たらこ+すじこ、これを混ぜて食べる。お父さんの美味しい物+美味しい物=もっと美味しいになる理論を引き継いでいるよ。これは酷いときでいつもは1つ2つだよね。そんなにゲテモノは食べない。
王道だけど卵納豆はやってしまうよね。なんか栄養学的にはお互いの良さを相殺してしまうらしいけど、そんなの関係ないよね。あのズルズルと喉に流し込むように食べるのが一番だよね。
はちみつ梅干しをしっかりほぐしてお茶漬けで食べるのもいい。私はカフェインが苦手だけど、回転寿司のお茶粉もまぜて濃い汁にするのが良いと思うよ。
福神漬けとキュウリの佃煮の組み合わせも悪くないんだよね。ショートケーキみたいに断層作るのが良いんだよ。ご飯を薄く敷いて、2つお共入れて、またご飯を入れてお供も入れる。シャキシャキのショートケーキよ。
段々とシンプルになってきているんだよね。梅干しだけとか、納豆だけとか、最近はバター醤油だけで食べたり、かつおニンニクだけで食べたりするのが多いね。多分、コメだけで食べてみようってなると思うんだよねそのうち。さらに突き詰めるとコメを食べなくても良いやになりそうで怖いところですけど。
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