あのさ
説明;
登場人物1
:私、ちょっと抜けてる中学生。ネットの世界にのめりこんでいる。今ではリアルの友達よりもネットの友達の方が多い。
登場人物2
:ネット友達(複数)
大まかな筋書き
学校の不満を友達にぶつける私のお話
説明2;
私=私、ネット友達=友、()=ナレーション、「」=セリフ、※=セリフの感情指定
以上を踏まえたうえでよろしくお願いします。
私「あのさー聞いてよ」
(SNSのグループチャットに愚痴を投下する。すぐに何人かの既読がつき、返信が返ってくる。)
友「そんなの無視したらいいじゃーん。そんなにそいつのことが大事なわけ?」
(というのも愚痴を言うきっかけになったのはある先生の一言が原因だった。それに対するレスポンスが次々に書き込まれる)
友「えーパワハラとかそういう次元じゃないじゃん」
友「それな、教育委員会案件じゃね」
(ここにいるのはほとんどが中学生だ。グループ内はだんだん盛り上がっていく)
私「でも言ったら余計なんかされそうだし、クラスでも問題になってるんだよね。学校は見て見ぬふり」
友「ガチめに教育委員会案件じゃん。もし一人が怖いならクラスを挙げて言えばいいよ」
友「そうはいっても動いてくれるか? 県によっちゃ動いてくれないぞ」
友「まぁ身バレするような話は控えるとして、いつかは言うべきだな」
(高校生も話し合いに参加してきていよいよ白熱してくる。様々な意見が飛び交い消えていった)
私「あのさ、やっぱクラスで話し合いするよ。担任じゃないから学級会議も開いてもバレないし」
友「よく言った! 頑張れ」
(高校生も応援を挟む)
友「私の中学校はいまだにそう言う先生が横暴働いてるらしくてすごく公開してるの。だから止めてあげて! ファイト!」
(こうして決心をつけた私は友達と、辛うじて話せるやつに声をかけ学級会議の発足にこぎつけた。議題はもちろん先生の行動、担任は学校の職員会議で出払っていたので自由に意見が飛び交った。結論としてクラス全員で教育委員会に乗り込み、相談をし、その横暴な先生を特定、教育委員会の指導が入るところへこぎつけた。私はこれをきっかけにリアルの友達が増え、クラス内でも一目置かれる存在となった)
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