付き合って

説明;

登場人物1

:彼氏(てつ)愛称はてっちゃん、名前とは裏腹におとなしめの性格。これでも彼は元気いっぱいにやっているそうだが結構無口。彼女と喋るときはかなり流暢な吹奏楽部員。

登場人物2

:彼女(まい)愛称はまーちゃん、哲と同じくおとなしめの性格。告白したのは手紙、返事も手紙のなんともシチュエーションキラーなカップル。

大まかな筋書き

ホントに付き合ってるかを確かめたい彼女と彼氏の日常会話

説明2;

てつ=て、まい=ま、()=ナレーション、「」=セリフ、※=セリフの感情指定

以上を踏まえたうえでよろしくお願いします。


ま「ねぇ、てっちゃん。話があるの」

て「どうしたの? 急に、いいけど」

(二人は携帯を見ながら会話する。しかしまいの言葉で鉄の携帯を動かす手がとまる)

ま「私たちって……付き合ってるんだよね……?」

て「………………え?」

ま「いや、気になってさ。私たちって告白も返事も手紙じゃない」

て「…………」

ま「ちゃんとしたその……なんていうか……えぇっと……」

て「好きかどうかってこと?」

(図星を突かれグッと黙るまい、哲が後に続ける)

て「僕がまーちゃんのこと好きかどうかってことでしょ? でもその前に……まーちゃんは僕のこと好きなの?」

(顔をぐっと近づけてくる哲。大好きな彼氏の顔が間近に来て心臓の音が大きくなる。顔もきっと梅干しの負けないくらい真っ赤なことだろう)

ま「そそそそんなの、決まってるわよ! えっと……」

(好きという2文字が言い出せない舞。もちろん好き、いや大好きなのだが恥ずかしさで顔は余計真っ赤になる)

ま「す、すすす好きに決まってるじゃない! てっちゃんはどうなのよ!」

(勢いをつけて言葉を飛ばす。てっちゃんは表情を変えなかったが、耳がほんのり赤く染まる)

て「…………僕も好きだよ」

(お互いの好きという感情がぶつかり合い膨れ上がり幸せな無言の空間ができる)

て「アイス……食べに行かない。 近所の」

ま「……うん」

(こうして二人はお互いの愛の証明をしてより仲良くなり、長い人生を幸せに暮らしました)

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