13歳
@ss9
第1話13歳
小学校までずっと私服だった。
みんな好きな服を着ていた。
自由だった。
中学に入っていきなり、男子は学ラン、女子はブレザーでしか登校できないことになった。
個性が出しづらくなった。
他の人より目立つと先生に注意されて、矯正される。
そうして、一つのクラスに30人いるはずなのに、まるで、みんなで集まって1人の人間のように行動できるように、教育される。
よくわからない。
僕は僕だろう。
なのに、1クラスで1人の人間になるように、1つのパーツにされてしまう。
よくわからない。
小学校まで仲の良かった一個上の人たちも、中学では敬語を使わない後輩をいじめる。
自分達も最初は敬語を使えなかっただろうに。
そうして、人は、自分が経験した事を相手に試す事で、罪悪感に苛まれ、こんなことは間違っていると経験する。
一つのサイクルのようになっている。
小学校ではみんなで笑い合っていたが、中学校からなぜ個性をいきなり消そうとするのか?
よくわからない。
十人十色という言葉があるのに……
と思ったので、書いてみた(´∀`*)
13歳 @ss9
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。13歳の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます