2曲目 『お昼ご飯』

何となく身の回りのものをお題にしてみる系作者


身の回りというより生活に密着してない?





「HEY」

「評定の話か?」

「んんwww乙ですわよwwwww」

「甲じゃないんですね」

「1番よりナンバーツーってエロいお兄さんが言ってたし。それより今日の昼の話聞いた?」

「別にエロくは無いと思うんだが。で、昼?」

「購買で新商品が出てたんだって。見に行ってきたんだけど、あからさまにボッタクリでした」

「そんなもんやろ、仕方ねぇわ」

「ちなみにコッペパンで300円」

「潰せ潰せ、普通のパン屋で惣菜パン2つくらいの値段やんけ。素の?」

「素の。原点回帰の昔懐かしコッペパンだって」

「昔(まだ生まれてない)」

「やっぱり老害はバイバイしなきゃ」

「言い方が酷い」

「日頃ますますご健勝で御座います皆々様に置かれましては、この度こちらの破格な旅行プランをご提案致します」

「丁寧にしろって訳じゃねぇんだわ」

「じゃあ見本見せてよ」

「さっさとくたばれ」

「よーしお姉さんの重い拳を顔面で受け止めよ」

「お、遂に夢の80キロか?」

「女の子に体重の話をしちゃいけないんだゾ!」

「クソガキは女の子に入りますか?」

「果たして10代をガキと言えるのだろうか」

「言えるでしょ」

「おじいちゃん こ ん な と こ ろ に来ちゃいけないでしょ~お国に帰りな~」

「生憎とここが国なので」

「学校を占領するとかテロリストかな?」

「発想が悪質過ぎないですか?」

「悪が悪を語るな」

「言論統制どうも」

「偏見に囚われない視界を持とう」

「つまり人類を破壊すると」

「発想の飛躍度合いがマリアナ海溝」

「それ沈んでるよね?」

「底辺にはそれがお似合いなんですよ」

「頭にブーメラン付いてますよ」

「最先端の流行やで」

「見苦しいで」

「お見苦しいのはあなた様の顔面ではなくて?」

「特異的に一部が慎ましやかなあなた様のきったならしいお口と腐り落ちたお腹ではなくて?」

「そんなに褒めなくてもいいのよ」

「今後はいっぱい褒めるね。よっ、全学年の中で(コイツだけは彼女になれないんじゃない?)ランキングトップ10常連さん!」

「ありがとう全学年で気が良いけど同じぐらいかそれ以上に腹立つランキングトップさん!」

「てめぇの耳やっぱりイカれてんな」

「は?アンタの脳味噌の方が重症ですが?」

「危篤状態で忙しそうなおねえさんにはさぞかしいい治療法があるからちょっと来いよ」

「ちっちゃいハートでこんな美少女をおもてなしする気になったんだ!行ってやらんこともない」

「よーく耳かっぽじっとけよ」


 この後滅茶苦茶カラオケした。耳元でシャウトしたらお互いに鼓膜ないないなった。

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