第11話 恋愛ってどんなこと?
図書室に行き本を探していると、朝練に居たらしい冬至が来ていた。
「おー、早いじゃん」
「まあな」
ひょろながい体躯はどこか寒そうで、シンプルなジャージのせいなのかもしれない。
適当に話しかけてくるも、俺が本を選ぶのに真剣だとわかると、新聞コーナーの方に行き、話しかけて来なくなった。
「さて……と。恋愛ってどんなことをするのか、載っている本はあるか……」
ざっと本棚を見渡すが、見た限り恋愛ものというと誰かの小説のタイトルが多い。不自然なことに、それ自体を扱っている本が少ないのだ。とりあえず、目についた本からパラパラめくっては見たものの、書いてあるのは食事をする、遊びに行く、などと別に恋愛をしなくても出来そうなことばかりだった。
こ、こんなに情報が少ないなんて思ってもみなかった。わからないわけだ。
「はぁー」
近くの椅子に座り、ため息をつく。
幸い、俺と冬至以外はまだ誰も来ていない。
その冬至が、新聞コーナーから戻って来て「おいどうしたー?」と聞いてくる。
「ため息なんかついて」
ちょうど、いいかもしれない。
「他人を好きになるって、どんなことをすれば良いのかなと思って」
「ははあ、原点回帰ってやつか。ようやくその、謎にたどり着いたわけだな?」
冬至はニヤリと笑って俺の横に座る。
「食事はお前とも出来るじゃん?」
「おぉ」
「遊びに行くじゃん?」
「だな!」
俺は頭を抱えた。
「で、恋愛ものって、大抵、ほとんど男女の友情じゃん。食事して、遊びに行くセフレみたいな」
「まぁ……」
「え、なに、そういうのを迫られてるの?」
「うーん……迫られては無いんだけど……先生が指輪してたから」
「ああ、装備しているな」
「ああいうの見ると、自分がまだガキだなと思って……」
なんかそういうのがあるっていう知識はあるけど、指輪で何をするのかまでは知らなかった。
「好きな人でも居るの?」
「え」
「だって、いままで適当にわからないなりだったのに、急に、指輪が何をするものなのかに興味を持つなんて」
そうかもしれない。昔、俺に言い寄って来る子は、居たけれど結局何をするのを求めていたんだろうかなんて考えたことはこれまでなかった。彼女たちは、俺にどうして欲しかったんだろう。俺は何をすれば良いのか。
なにも知らないのが、そんなことは絶対にないのに、自分だけな気がして恐ろしかった。
恋、なんて単語で済ませないで欲しかった。
「……わからない」
少し調べてから、そろそろ授業始まるかなと廊下に出た。
階段を上がるところの柱のところで人の気配が見えて思わず固まった。雰囲気が、変だ。
「──っ、あれ」
「キスシーン、だな、どうみても」冬至が首肯く。愛姫とペットボトルのキスシーンを目撃した。ぺらり、とラベルが剥がされて床に落ちる。お茶という名前が風に乗って飛ぶ。
「あ、おはよ」
こちらを見つけた愛姫が手を振ってくる。
「おはよう……そのペットボトル、合コンでできた彼氏か?」
「んーん、これは、下の自販機で出会っただけ」
「でも今……」
確かに口をつけていた。味わうように、慈しむように、ペットボトルと口づけをかわしているのを俺も、冬至も見ている。
頭が混乱しそうだ。
「いやぁ、これは水分補給だよ、もう」
手をひらひら振って、だけど誤魔化すみたいに頬を赤くする愛姫。
なんだか可愛いと思ってしまった。
「でも、なんか意外。ペットボトルと付き合ってたって、差別しないんだね」
「…………ああ」
差別とか差別じゃないとか以前に、俺は、
「建築物を性的に見ているから」
どくん、どくん、と心臓が早鐘を打つ。
「おかしくないと思う……」
「そっか、だから、合コンに来なかったんだ」愛姫は意外と肯定的だった。
「それなら仕方がないよね」
「いや、それは……」
一同に介して品評会みたいな空気、競りが始まるみたいな雰囲気が嫌いなだけだ。自分で言うのもなんだけれど、受ける気もないオーディションで理不尽な差がつくみたいな気分が、悲しいからだ。品定めされてまで誰かに選ばれなくちゃならないとは思わなかった。
「まあ──うん……」
「私も、本当のことを言うとね、ペットボトルに口をつけるのだけ、キスじゃないっていうのが納得いかなかった……じゃあね!」
愛姫は、下に捨ててくる、とペットボトルを持って階段を降りていく。なんだかドキドキした。
「建築物を性的に見ているって本当なのか」
冬至が聞いてくる。
「あれ……話したことなかったっけ」
「初耳だよ」
「うん。背が高くて、強くて、見てたらちょっと興奮する」
「そっか、その好きな人って、なにか建築物なの?」
「いや……それは……人」
授業中、ノートにペンを走らせながら建築物のことを久々に考えた。
あれは恋以外になんて言うんだろう?人間には思わない気持ちが確かにそこにある。
だけど出掛けたり食事をしない。
人間に恋をする、という人が指輪をするのは、きっと想いが見えないから。あるかどうかわからないごっこ遊びを信じるためにも感じる。
だって、想いがあれば、結局そんな虚しいことに頼らないんじゃないか?
考えるほどわからない、孤独が強まる。
愛姫のことを考える。
──私も、本当のことを言うとね、ペットボトルに口をつけるのだけ、キスじゃないっていうのが納得いかなかった……
俺だけじゃない、本当は、みんなわかっていないんだ。ただ、言ってみたいやってみたいで告白して、友達と変わらなくて良いんだ!!
授業中だったがモヤモヤが晴れて新たな気付きにそれどころじゃない。
浮き立つ気持ちを悟られないように、集中するふりをしてノートを走らせた。
11/110:39
休み時間は、机に俯せたまま寝た。喧騒もすぐ気にならなくなり、瞼の裏の闇に溶ける意識がぼんやりとサイレンの音を拾い始める。
ぼんやりと、影が揺らいでいる。
──あの日の、夢を見た。
保健室。放課後。ふざけて俺を見下ろしている、奴がニヤニヤと笑う。
『こんなに可愛い顔して……』
奴を、赦せない、と思っていた。赦せない。感情がなかった俺を、感情を持って見下していること自体、向けられるすべての感覚、視線、存在自体が。
俺にどんな感情でどんな値札をつけていたのか考えるだけでも寒気がした。
『お前は逆らえないもんな?』
奴が、見下ろしている。
それは無邪気に言葉を覚え始めたばかりの幼子を揺さぶるような、そういう恐怖感だった。前後不覚という単語が浮かんだ。
逃げかたも、怒りかたもわからなかった。
俺はベッドから起きあがり、掴みかかられたそいつの腹を蹴り飛ばした。
怒りか悲しみか苛立ちか、なにもわからない。
ただ、頭が真っ白で、こいつが死ねば良いのにと思った。
離れられるならなんでもいい、どんな理由でも構わない、とにかく、とにかく、気持ちが悪い。
頭が真っ白で、
何度も、何度も、力を入れた。
理屈じゃない。
こいつが、嫌いだ。
感情、感情、感情、感情。
感情が足りない俺には、到底理解が及ばない気持ちが悪い程の感情を持っている。
そしてそれを向けられる側が感じる圧、視覚的暴力を、奴はまるで自覚していない。
気持ちが悪い。存在しないで。喋らないで、こっちを見ないで欲しい。
だから────
パサ、と頭上になにかが音を立てて目が覚める。
「あ……」
プリントが回って来ている。どうやら国語は自習らしい。寝ぼけ眼のまま、後ろにプリントを回す。
(なんであんな夢……)
朝はあんなにテンションが上がっていたのに。
課題の空欄をを適当に埋めながら、残りの授業の時間を考える。まだ、あと三時間以上ある……
早く帰りたい。早く帰って、朝に予測したことを試してみたい。
だるい授業やHRが一通り終わると、鞄を手に一目散に廊下に飛び出した。
この時点で俺に名案が浮かんでいた。
浜梨は刺身が好きみたいだから、とりあえず刺身を渡せばいいのかもしれない、と。喜ぶ顔が目に浮かんだ。 実行は学校近くのスーパー。
予算は300~500くらいで買えるだろうか。
「って言っても、刺身なんか買ったことないしな……養殖より天然のが良いだろうけど」
でも、なんて言って刺身を渡せば良いのだろう。たまたま通りかかったから……通りかかって刺身持ってねぇよ。今日のおやつだったんだけど……生で魚おやつにしないわ、猫ちゃんか。うーん。いや、普通に食卓に上げれば良いのでは?
……、普通に食事になってしまう。
「恋って、難易度高過ぎだろ」
とりあえず相手が喜ぶことをすれば良い筈なのだから、適当で、ノリで良いのだ。ポケットから出したメモ帳に「刺身」と書いて仕舞う。
刺身を買いに行くためにさっさと階段を降りて居ると、途中で浜梨裕と出くわし、ぶつかりそうになった。
「ぅわ、っと……そんなに急いでどうしたんだ」
「あ、前見てませんでした」
刺身、刺身、と心のなかで呟いていっぱいいっぱいな俺に、彼は不思議そうにする。
「時間あるよな? 今から進路指導室に来い」
「え、でも……刺身が……」
「刺身がどうかしたのか?」
目を細める浜梨裕。モデルみたいな肌と茶髪が窓からの日差しに煌めく。無駄に絵になる光景だ。
「ほら、行くだろ」
ぐ、と腕を引かれて、ふらつきながらも歩いて行く。苦しい。ずっと胸が、ワクワクして目眩がする。
具体的に何をするか、考えて居た。刺身なら嬉しいと思った。
──そう言ったら喜ぶだろうか。
勢いよく進路指導室のドアが開く。
「さて、さっきの刺身っていうのはなんだ?」
先生の目付きが変わる。獲物を狙うような目。やっぱり刺身が好きなんだ。
「──あんまり近寄らないでください」
入り口から入るなり、壁際まで距離を詰めてくるので、目眩がした。
ドキッ、と緊張が走る。
胸が痛い。怖い。
「照れてるのか?」
目眩が、する。
「そ……じゃなくて」
あ、あれ……、本格的に目眩がする。あんな夢を見たから。
それともあのグミの影響?
「その……嫌なことを、思い出してしまって」
なにか、しゃべって居ないと、倒れそうだ。あいつの忌ま忌ましい声が脳内再生される。頭を抱える。
浜梨が珍しく俺からやや距離を取ると先に近くのパイプ椅子に腰かけた。
「そうか。気になるな。どうせ面談の予定だったし、何かあるなら話してみろ」
「でも、あんたに、も、今にも、関係ない、ですよ」
「かまわない、俺がお前のことを知っておきたいんだが……駄目か」
「……はぁ」
俺はゆっくり呼吸を整え、すぐ目の前の席についた。
『自分がこいつを変えた! って、言ったらみんな尊敬の目で見ちゃってさ』
俺には、小、中、と一緒の、
目立ちたがり屋の知人が居る。
当時わけがあっていろいろと注目の的だった俺は、学校でも極力、人気を避けて、なるべく暗い性格になってやり過ごしていた。
それなのに、邪魔なのに絡んでくるのが彼だった。
彼は、何かと暗くて地味に過ごしている俺に絡みたがり、接点を持ちたがり、そして何かと俺を変えたがった。
『俺と居れば、自分が尊敬の目で見られるから』という謎理論を持っていた。
暗くて誰も絡んで来ない俺に話し掛ければそれだけでステータスみたいな感じだったんだと思う。普段はすべりぎみなのに俺に絡むときだけ、ウケていたし。
気が付いたときには彼が俺を変えた、最近彼が穏やかな性格になったのは彼のおかげ、という噂まで出来上がって吹聴されていたのだ。人前でしか彼はそういう風に絡んでこないのに。そして周りがうっかり騙されて信じ……
「──待って、ここまでで質問」
先生が手を挙げる。
「はい」
「え、変えた、って、何か変わったわけ?」
「当時、ちょっとした事件があって学校でも切り替わらない程にリアルの出来事に落ち込んでたんです」
「ふむふむ」
「暗い性格のやつだ、とか、俺が変えてやる、とか言って……彼が友達が居ないからだと勝手に勘違いしてて、でも、当時穏やかな性格になったのは単にリアルでの事件がやや落ち着いたからなんですけどね」
「事件って」
「正確には、それまでは事件になっていなかったんですが、
俺をずっと苦しめてた男がやっと死んだ。これが事件」
サイレンの音。
ランプで真っ赤に照らされる歩道。今も脳裏にくっきり思い出せる。
浜梨が眉を寄せて訝しそうにする。
「……友郷鼡?」
「そう。ねず。だからせんせ、俺、やっと──」
なにが起きたか一瞬理解出来なかった。浜梨裕が俺を抱き締めている、と数秒遅れて気が付いた。
「砂季」
心臓が暴れている。耳が熱い。
「せ、んせ……、何っ」
「そうか……そうか……あの──」
何か勝手に納得しているのが不気味だ。
「もう、いいでしょ、俺帰りますよ」
「刺身なら、朝食べたぞ」
浜梨はなかなか離そうとしない。
こんなに顔が近いと恥ずかしい。前に、町中で見たことがある、茶に近い色素の髪と黒髪の男の子のカップルを思い出した。外だと言うのにお構い無く愛し合っていた。
「──だって──何か、した方が良いと思ったから」.
「何か、って」
「嬉しそうに食べていたから、喜ぶと思って」
「そうか」
浜梨は未だ俺を離そうとしなかった。きつく力を込めて抱き締めている。よく、わからない。
暖かい。
「──鼡、知ってるんですか」「あぁ、ちょっとな」
鼡が死んだときの顔を思い出す。
部屋で突然苦しみ出した彼は、怪物のようになり、まるで何かが取り付いたみたいに極端に前歯が突き出た口を大きく開いていて──人間とは思えなかった。
「鼡が精神病になる前に、会ったことがある。隔離病棟の一室にエイリアンが入院してるって話題になってたときに、『介助エイリアンセンター地球交信部』絡みでな」
「エイリアン、ですか」
そういやそんな役職言ってたな。
今さらながら思い出した。
「そう。ちょうど宇宙公害の調査が進んでいた時期だ。当局が、病院に出向き、その影響で生まれた子どもの危険度を判定していた。彼も……」
「母さんの年代のときに、宇宙公害が流行ったっていうのは聞いたことがあります」
宇宙開発が進み始めた頃、都市部で大規模な公害が発生した。その歳の母親から目玉や前歯が極端に飛び出た奇形児が生れるようになる。
理由はわからないが第一子の男児
に影響が強く出る可能性が高かった。
鼡はメンタルが極端に弱い男で、家に居てもわあわあと喚き暴れる一方、仕事もすぐ辞めてはギャンブルにはまっていた。
幼い頃から会話はめったに成り立たず、見下す相手を執拗に妬み、本当に違う星から来たかのよう。
「彼がいつ暴れるか」「彼が次は何を妬むか」一番年が下の俺は、そればかりに私生活が支配されていた。
母さんはどんな苦情を言っても「産んだ私が悪いから、あんな屑でも私の子どもだからね」と庇う。
母さんも『そう』だったのに、俺には強要するのだからおかしくて仕方がない。
退院も迫っていた頃、一時帰宅中に突然発狂して外に走っていった彼は、近くの自転車と衝突して道路に投げ出され死亡した。
その頃は振り回されてばかりで酷い有り様だったから、とりあえずやっとこれで家が平和になったと思ったところだった。
「ちょうどそのタイミングでそいつが、勝手に名乗りだして『俺がコイツを変えた』とか言って勝手に触れ回っていた」
まだ噛み締めていたい平和を嘲笑うように、嘘の理由を俺の精神の安定に結び付けようとして───
「学校に居ると、毎日それを聞かされた。違うと否定しても、伝わらなくて」
自分がやっと勝ち取ったものすらしょうもない友情になってしまう。 「鼡がやっと死んだからだ、って、言い聞かせないと、落ち着かなくなっていた」
死んだ景色を何度も思い出す。
赤いランプを何度も思い出す。
そうしないと自分が消えてしまうような気がする。
確かに戦った日々が、救われた今が消えてしまうような気がする。死んだ、やっと死んだ。
クラスメートに聞いて欲しかったのはそっちだった。
彼の妄想のなかだけで出来た意味不明な友情自慢じゃなかった。
葬式で二、三日学校を休んだ後日、具合が悪くて保健室で休んでいたときに、そいつは押し掛けてきた。
「本当に死んだんですの?」って
オカマみたいな口調で笑って、一方的にベッドをしきっていたカーテンを開けた。
そして冒頭。
『本当のことは、言うなよ? 俺がお前を変えたってことになってるんだから』
あいつの死も他のことも全部どうでもいい。「やっと鼡が死んだ」それだけが欲しかった。彼や彼の事情そのものが絡んで来ない空間が、校内に欲しかった。謝罪すらも、精神を乗っ取られそうだ。視界に入れることすらも、精神を乗っ取られそうだ。お前自体が居ない、お前の言葉自体が向けられさえしない、それが欲しかった。
壁際に距離を詰められると、あの頃の、思い出を昇華しきれないまま嘘を吹聴され俺の名前で目立った『彼』のことを思い出してしまう。訳がわからない思い出だ。
意識がふっと無くなり、気付いたらひたすら彼を蹴っていた。
それこそ彼の意識が無くなるまで。
「視界に、入れたくなくて……思い出すし」
「そうか、大変だったな」
浜梨は淡々と答える。職業柄、生徒の暴力沙汰には慣れているのだろう。特に動じた様子はない。
「俺も、社会人になるまでに似たような経験は何度もあった。なんとなくわかるよ」
似たような経験が何度もあるものなのか。社会人になるって案外苦労するのかもしれない。
「刺身、今日は食べないんですかー?」
「ん、あれば食べるけど充分」
「……そう」
ちょっとしょんぼりする。
結果的にそんなに切迫してサーモンとかが食べたい訳じゃないらしい。でも、他に思い付かない。
彼はふっ、と笑った。
「そうか、お前なりに恋人とはなにかを考えてくれたんだな。難しかったか、学校では習わないし」
「あって、ますか?」
「あってるかあってないかっていうと、間違いじゃないんだが──」
言いながら立ち上がり、彼はもう一度俺に顔を近付けた。
「今は、こっちが良いな」
2021/11/2/2:25─11/312:18加筆
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます