第10話 サーモン!

そんな感じで、エイリアン抗戦記、二日目。

「お刺身! いいな。サーモンなら永遠に食べていられるのではないかというほど好きだ」


「はぁ……」


 息子の朝帰りに少し文句をいわれはしたが、母上はやがて、同伴して帰宅した先生により機嫌を直した。魚を自分で切るのが苦手とか言っていた頃が懐かしい。母はテーブルに、朝から刺身とご飯と味噌汁を用意していた。客がいるから?


 俺のただの友達ならスルーとかもザラなんだが、

こんなイケメン先生とはあまり話す機会ないからか、ついつい母とのやりとりも長くなり、我が家に来るのもやがて日付跨いで一週間くらい経ちそうだ。


「もう一匹あるので、切りたい時切って下さって構いませんよ!」

張り切る母さん……


「あ、肉、肉の方がいいですか?鶏肉ありますよ!」


「あっすみませんお気遣いなく」

先生は言いながらも目が輝いている。ああ、俺、もう見て見ぬふりしてようかな。でも鶏肉は美味しい。照り焼きとか好き……

「おいおい何してるんだよー? 朝はきちんと食べないと」


いや、お前がなにしてんだよと言いかけて満面の笑みを向ける。朝早くからうちに入り浸りやがって。


「せんせえ、おはようございます」

「お前いいな、家に誰か居て。一人になる経験が無いのはまた羨ましい!」


「……はぁ」


ものすごく自然に俺の席の隣の椅子に腰かけている。椅子が小さく見えるのがなんだか腹立たしかった。


「俺は暇は感じても寂しいって思わなくなってしまった感じがあるな。多分深入りしないからかなーははは。人を心から信用するのって怖くないか?」


ごはんをどんぶりでかきこみながら、合間に話しかけてくる。

「へえ、意外と、繊細なんですね」


「まあな。友達って言葉で信用が成り立つのも変に思うけど、自分だけが相手のこと好きなのではないかと相手を信用出来なくなることも事実で自分でもどうなりたいのかわからなくなるから。周りに人がいてくれる環境なら大事にすることに越したことはねーよ」


そう、なんだろうか。

寝起きのせいか、真摯に見つめられると心臓が足をばたばたさせて……困ってしまう。


「っ……」


「しかし、お前いつもダルそうだな。毎朝のダルそうな顔がちょっとツボ」


急に声をかけられたので、思わず目を逸らした。


「先生とお喋りしなきゃいけない空気が苦痛なんですー!」



2019/11/22 14:35






「ナンベイジャガイモッチミナポン=ケロケーロ」


俺が箸を手にして食事にありつこうとしていると、急に聞こえた愉快な響きに飯を吹きそうになった。


「っ!?」


「なに笑ってるんだよ」


ちなみに母さんは今、洗濯物を見に奥の部屋に行っているし、姉は出ているのか居ない。


「サクラたち、宇宙人の名前だろ?」


「いや、笑ったわけじゃ……」


「まあまあ、刺身だぞ、まず飯だ。サーモンはどんな料理でも美味しいが、刺身とかスモークサーモンはとくに舌が蕩けてしまうと思う逸品だよな。

あー、ブリもいい! 刺身最高!」


いつでも好きなときに来てくださいねとまで言われているらしい。この先生、本当なんなんだ。

誰かのこと考えるのは疲れるが、相手のことを好きで考えてしまう気持ちは嫌いじゃないかもしれない。なんて思った。

自分が逆の立場でいろいろ考えて貰えるのは嬉しいから。

他人にもっと興味が持てたら……好きになりたい。距離感は、難しい。

昨日のこともどう受け止めたらいいのか、正直困っていた。

先生の信用出来る部分を探せたら、楽になるだろうか。


「いただきます……」


明るくはしゃいでいたのが、

なんだか、夢のなかのようだ。

「お前さ」

「はい?」


刺身をご飯にのせて食べていたら浜梨が話しかけてきた。


「いい、食べながら聞け。他人を信用しないのも、そんなに悪いことじゃないと思うから、そんなに気負うなよ。

なんだか連日無理をしているような気がしてな」


改めて食べながら、その言葉を聞いていた。


「俺は人の気持ちはなかなか信用できないが、セールスマンとか他人の言葉はやけに素直に信じてしまう面白い性格なんだよ。どうしたことなんだか。他人だから信用して裏切られても大してダメージがないからかなー」


「先生は……」


何か言おうとした。彼がこっちを見てきて、言葉が止まった。

「いえ……なんでも」


空気が読めないところは扱いに困るけど、そこにはたぶん嘘が無いから信用は出来るかもしれない。先生の気持ちって普段はよく分からないけれど、こうして過ごしていて、なんとなく分かることというか、それが分かると少しだけ嬉しくなる気がする。






 それからというもの眠気を堪えて登校することが増えた。

毎晩毎晩、ナンベイジャガイモッチミナポン……を探している為である。

あと、暇なときには掲示板に勝手にひとの名前を使って変態投稿を繰り返すサクラを通報している。

今朝も、また、眠い。

「ふぁあ」

いつも無表情で居るけれどさすがに、最近はそれすら崩れかけている。

だらしなくなってしまいそうだ。


 サクラたちはというと、実はあれから忽然と姿を消していた。

……嵐の前の静けさ? それとも、本当に懲りたのかもしれない。

 まったく、なんだってサクラはこうも他人に成りたがるのだろう。

おぼつかない足取りで廊下を歩きながら、おもむろに肩にかけていた鞄を……ばしん、と手で挟む。


「クソだな! 何するんだよ」


とおいが、がるるるる……と牙を剥きながら鞄からひょっこり顔を出した。


「なんで鞄に入っているんだ」


「何でって、暇だから。それに学校なんか面白そうだし」


鞄をはさんでいる手を、改めてじっと観察する。

……体は、もとに戻っている。

今の自分は、お花畑でも、キャラメルメロンでもない。かぁっと顔が熱くなる。

さすがに、あのキャラは冷静になってみると……結構くるものがあるような。とおいに人前に出ないように言いながら、鞄に押し込む。

 その日はちょっと早く着きすぎたのでしばらく校内散策するかと、廊下をそのままうろちょろ……


「もう、大変どころの話しじゃないよー! 同業者もみんな騒いでる」

していたら、窓の下の中庭から声が聞こえてきた。


「今すぐ転職したいけど、自分で辞めたら失業手当3ヶ月後からしか支給されないから踏み切れないがまんしてて……いっそ潰れるか解雇して欲しいんだけど、会社が雇用助成金もらってるから、もらってる間は先ず解雇されないみたい。雇用助成金支給の条件は従業員を解雇しないって決まりだから」


なにかあったのか。とりあえずエイリアンの話題ではなさそうだな。

雇用といえば大田原先生。今朝はまだ会っていないけれど、学校に来るんだろうか。サクラが来ていない以上、休みというのも十分ありえる。

数学や国語はおおよその時間割に入るし、今日もそのはずなのだけど……


「ああっ! セマッ! 暗い!」


とおいが吠えた。


「常識ある言葉使いしといたほうがいいよ」


「クソだなほんと……」


とおいが吠えた。


「今すぐ隔離されたいか?……今すぐ!永久追放しようか?」



窓の外を見る。薄いぼやけた水色の空。良い天気。

「…………」

誰も居ないことを確認して、足早に階段を駆け上がる。

最上階まで来ると、勝手に鍵を開けて屋上に出た。

心臓がどきどきと暴れている。

少し冷たい早朝の風が吹きつけて制服の裾をかすかにを揺らす。

ほとんど雲の無い青い空が視界いっぱいに広がり、まぶしくこちらを見下ろしていた。


(今なら……今ならやれる……)



 すうっと息を吸い込むと、勢いよくドアを開け、ステージ(屋上)に降り立つ。


燃・や・せ・るゴミの日~


あなたの押し付けた・気持ち


紙に書き出して・袋に・詰めた

回収日に☆ 燃え盛るよ wow..!



















 なぜ歌ってるかっていうと、

昨日の今日だったのでやっぱりキャラが覚束無過ぎて、心が、まだちょっと安定しないからだ。とりあえず人しれないところでこうやって解放して耐性をつけておくのも大事だろう。


「ふぅ……」

 ひとしきり歌い終わったところで、とおいがまた「クソだな!」と吠えた。

「あぁ、うるさい! 本当お前、とおいじゃなくてトイレって呼ぶぞ」

「と……いれ?」

とおいが目をぱちくりと動かす。

「あぁそうだ、トイレ。とおいは、いっつもいっつも『クソだな!』しか言わないだろ、汚いんだよ」

うぅ……、と、とおいが唸る。

「地球には、言葉に、綺麗とか汚いがあるのか、クソだな!」

「うるさいよ、トイレ犬」


 トイレ犬が黙る。

あ、これは、とおいが怒るかと思ったが、意外にも好反応だった。

「最高だな!」

えぇ……

「トイレ、外国の響きっていう感じで、なんか格好いいじゃないか!」

  ラインハルトとか小川さんとかそういう感じなんだろうか。

嬉しそうな声がする。

「気に入ったなら良いんだけどね」

「とおい、またの名をトイレ……うぅ……! どうだ! ぅわん!」


 鞄から、トイレが叫ぶ。

訳がわからない。鞄から叫ばれると鞄の中が大丈夫か心配になる。

「うっわ、やばい、格好いいな! 良かったな~!」


「ふっふっふ」

トイレは嬉しそうだった。


さて、どうするか。合間を縫って大田原先生の動向を探って、それと……

「しかし、居ないよな」

思わず呟いていた。

辺りを見渡す。

──そう、サクラたちが居ない。

キャラメルメロン感をだしてみても、やっぱり全然現れない。

寂しい、という言い方も変だが、なんか慣れないのだ。

「…………」 

サクラたちがいなくなってしまったし、このまま日常が戻っていくのかもしれない。このまま……


──お前いいな、家に誰か居て。一人になる経験が無いのはまた羨ましい!


先生の声が過る。嬉しそうだったな……そっと目を閉じて思い起こしてみる。


──友達って言葉で信用が成り立つのも変に思うけど、自分だけが相手のこと好きなのではないかと相手を信用出来なくなることも事実で、

自分でもどうなりたいのかわからなくなるから。

周りに人がいてくれる環境なら大事にすることに越したことはねーよ


 自分だけが相手のことを好きなのではないか。なんて……

なんでそんな例えをするんだろう。やっぱり先生は、本当は好きな人が居るのか……思い出しているうちに、逆に悲しくなってきた。

「大事、かぁ」

「あー! クソだな!! まだ悩んでるのかよ」

シリアスに浸って居たところで、鞄からトイレが吠えた。

「流されてしまえ!」

「なんだと! とおいは心配してやってるんだ!」

「心配ぃ?」

「あいつの事だろ」


「悩んでなんか無いよ、同性だし……歳も違うし……どうせ……」

「椅子に座って」

とおいがいきなり、椅子なんて言うからびっくりした。

「はい?」

「たまに足のばして!足の甲を上に反らす、下に延ばす、上下動かす、座ったまま足踏み、腕を延ばす」

「とおい」

鞄の中から、得意気な声。

「ふふん、とおい体操だ、元気が無いなら体操だ」

「とおい……」

「ナンベイジャガイモッチミナポンは、しつこいから、どうせまた現れる。今から弱気でどうする!」

「そう、だよな」

 身体的にも経済的にも長年深刻な被害を出してきた、絶対悪。

今はいないが彼女ら?が、そう簡単に引き下がるとは確かに思えない。

「あぁ、ありがとう!」

「さぁ、元気にとおい体操だ」

「やらん!」


さて教室に戻るか、と扉に手をかけて──いると、誰かがこちらに上がってくる気配を感じた。

とっさに、給水タンクの裏に隠れる。


「えー、っ。わたくしがやってきたコトは、理にかなっていた!……皆々様の健康を守る!わたくしはダイジンとして、役目をしっかり認識し、取り組んでまいりました……

だが、部下の裏切りから、迫害容疑をかけられ、誤解を受けています、いいぞっ」


誰だよ、校内で部下を売る気まんまんのスピーチを練習してるやつ。


「よしっ、いいぞっ。監視の疑いの目から離れ、我々の侵略が進めば 絶対悪から転じて!莫大な支持率が得られる可能性は、ゼロではない」

支持率?


 壁の向こうから聞こえる声は、やけに前向きに、やばい会話を続けていた。とおいが鞄から鼻先を出す。


「あーっ、テレビからのほうが反応も早く出るんじゃない?

国民に身の潔白をわかってもらえたら、一発逆転、ホームランだよ!」


……帰ろう、とするも、なかなか終わらないから出ていきづらい。

そうしているうちに、50代くらいの私服女性が出て来た。

食品会社「オー!ロラ姫」のお嬢様先生、大田原みどりである。

彼女はいよいよ舞台練習を始めた。



「わたくしは、愛人などスキャンダルとは無縁! 引退時に、説明した通り!家族を大事にする人間です!

わたくしのまわりで、不自然な死を遂げた女性がいる、とは根も葉もない!単なる、噂に過ぎない!事実とは異なる、偽られた情報であります!!」

なんかの記者会見みたいなことを言ってる。かと思えば、彼女のポケットからメロディが鳴り出した。

慌てて彼女が電話端末を取り出し、応答。


「あ、はーい。上役は、まだ動かねえので、そろそろ一番の決定打……王手を決めようかなっと。 ええ、ええ、はい、コッチも金銭的な問題でタイムリミットが近づいているのでいつまでも上役に付き合ってられないんです。明日にでも公表を強行しようかなと……そうゆう所存でありやす。ヤッホー!迫害ライフとお別れ!」

ウキウキで通話を終えた彼女。

だが突如何かに気が付いたように「誰?」と鋭く叫んだ。

給水タンクの方に近づいてくる。ま、まずい……!

「大田原先生ー、ちょっと、聞きたいことがあると、下で」

ガチャ、と扉が開いて、屋上に浜梨が上がって来た。

 彼と大田原先生がしばらく会話した後、彼女だけ大慌てで下に降りて行った。

「お、来てたか、早いな」

 給水タンクの影から出てきた俺を見て浜梨せんせえはなんだか嬉しそうだ。

「さっき大田原先生が、なんかやばいことを言ってた」

「知ってる。お前を探しに来たら、ちょうど聞こえちゃったよ♪」


じっ、と彼を見上げる。

「ん?」

浜梨は不思議そうにしながら、見つめ返してくる。

「……っ」

何見てるんだよ、と言い返すのもままならず、目を逸らす。と、同時に「ここで何をやってた?」と聞かれた。

「別に。とおいの言葉遣いが汚いから、指導してただけ」

「汚いって……ふうん、まあ、確かに。あいつ何処でそんな言葉遣いを覚えてしまったんだか……」

「せんせえは、何か知らないの?」

「あ。韓国の諺では、嘘をついたら糞を食べさせられるというのがあるらしいぞ」

「えぇ……正気ですか……」

気軽すぎるだろ。諺でも嫌だ。っていうか、なんか知らないのってそっちかよ。

「汚いとか以前に、そういう、文化的背景が身近な場所もあるんじゃないかなと、先生の知見だ」

じゃあ、とおいはいままで韓国辺りに居たのか? そういう言葉遣いが身近ななかで育ったという、言葉遣い以前の文化的違いだったのか?

その視点はなかったが、なるほど……って、「朝からこんな気分下がるトークやめましょう」

「そうか?でもな、昔、韓国には糞さん、という人が居てな、その女性は、男の浮気を」

「本当に居たんですか!?」

「さあな。でも、とにかくニュースサイトとか見てみろ、一部の国では嘘を吐くは、糞食の意味を持──」

日本が針千本のますのと違う角度の恐ろしさだった。

「そう、これを踏まえると、いきなり馬糞を手づかみする理解に苦しむ奇行に走ったシルビア姉さんは、韓国人という仮説がだな」

誰だよ!

「わかりました、わかりました!」

こんな話題で盛り上がりを見せる場合じゃないっての。

「クソだな!」

とおいがもぞもぞ、と鞄の中から顔だけ出す。

「あ、とおい」

「ふふん、トイレ様と呼べ!」


 浜梨が怪訝な顔になり、俺は苦笑いした。

「えっと、それで、俺に用事?」

「用事、というか、ナンベイ──」「あー、例のエイリアン!!

エイリアン! うんうん」

つい遮ってしまう、ミナポンの破壊力。

「そう、大田原が、しばらく当局の監視下だからおとなしくしてるみたいなんだが……さっきの会話からしても、どうも、どうにかして潜り抜けようと画策してるらしい」


まあ、確かに、愛人などスキャンダルとは無縁! とか、嘘偽りであります!とか言い訳逆転ホームラン考えてたからな。

「俺に会いたかった訳じゃないんだ……」しゅん、としていると浜梨はやけに焦った。

「違、そんな訳が無いだろ」

 狼狽える面白いところが見られたので、大分満足した俺は、「──いいけど」と扉に向かって行く。

「俺もとりあえず、ぼろが出るまで見張りますー」

さっさと教室に向かおう、と階段に向かう俺の背中から先生の声がする。

「バナナの皮事件も解決してないんだから、気をつけろよ」

「あっ、そうだ、せんせえ!」

返事より先に、思い付いたことが頭に浮かんで振り向く。

「なんだよ」

「その、他人を好きになるって、具体的に何をすることだと思いますか?」

「──はあ?」

「いや、だって、アイドルとか見てるのと、たいして変わらないし……改めて考えてみると俺は何をすれば良いのかなって」

「何って──そりゃ……」

そりゃ、まで言って先生は固まる。

 何をすれば、好きだということになるんだろう。なんのために、そんなことをするんだろう。冷静に考えるとまるで想像がつかない。

俯いたと同時に彼の指に目が行く。

「そうか、指輪すれば良いのかな、でも、なんのために、指輪なのか……あぁ。犬の首輪みたいな……」

「──いや、待て、なんの話をしてる?」

浜梨が困惑しだしたので、言葉を付け加える。「いや、実は……あの夜から確かに身体は戻ったんですけど……あれから、心について考えたくなって。先生は先生だから、わかりますよね?」

心がどこか、空虚のままだった。

自分じゃない自分というものの代償、疲労感というやつだろうか。

 棒が棒と繋がって、プラスなんて言われても意味不明だ。使う単語が漠然と変わったくらいで、何を説明したのかもわからない。

 結局、そういうことなのかもしれない。


「大事なのは、心だよ。思い出だ」


まあ、とりあえず帰ります、と下に降りて行くとき背中越しにそんな声が聞こえていた。


  2021/10/2819:36

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