終
「ううっ、水着たったとは。。。」
タヌ助はガッカリしたように言った。
「じゃあ、もう、これで終わりね。
体流すよ。」
アヤはまだ赤い顔で、恥ずかしそうにしていた。
タヌ助は、水着姿で恥ずかしそうにしているアヤを見ると、それも悪く無いな、と思った。
「待ってください、アヤさん。
折角、アヤさんがサービスしてくれていたのに、その気持ちを踏みにじるような事を言って、スミマセンでした。」
タヌ助は、キリッとした顔で、アヤを見ながら言った。
「ううん、良いよ、気にしないで。」
アヤが、少し嬉しそうに言った。
「それで、良かったら、水着の上からでも、洗って貰えませんか?」
「えっ、水着の上からでも良いの?」
「はい。」
タヌ助は、ニヤッと笑った。
「じゃあ、洗うよ。」
アヤは、タヌ助が洗って欲しいと言った、お腹、お尻、胸の水着の上に石鹸を付けると、そこにタヌ助の体を優しく押し当て、洗ってやった。
「はあ~~~っ、ぼかぁ、もう、幸せだぁ~~~。」
完全に緩み切った、タヌ助の声が聞こえて来た。
「もう、タヌ助ったら。
赤ちゃんみたい。」
そのタヌ助の顔を見て、アヤがクスクスと笑った。
タヌ助は、そのまま気持ち良くなり、眠ってしまった。
「タヌ助、今日だけの、特別サービスだよ。
いつまで一緒に居られるか、解らないもんね。」
アヤはそう言うと、タヌ助の頬にキスをした。
アヤと化け狸 ~ 露天風呂と陰謀 木津根小 @foxcat73082
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