彼とデートしている。今日は彼に別れを告げると決めていた。だから最後くらいは楽しくデートをしたいと思った。私は彼がまだ好きだし別れたくないけど耐えられない。彼のDVそして浮気に。何かあると私にあたり殴る暴言も吐く散々だ。彼は自分のことしか考えてない。誕生日プレゼントだって学校、部活が忙しいのに少しの空いてる時間があったらバイトをして頑張って稼いだお金で買った彼が好きなブランドのネックレスを買った。なのに次の日には無くされた。彼にあげたクリスマスプレゼントは大掃除の時に埃まみれで見つかったらしい。こんなに彼を愛していて尽くしていたのになぜ私はこんな扱いを受けなければならないのか。彼は私と付き合ってることを絶対に公表するなという、理由は簡単だ。浮気をしているから。なのに私は私が彼女だからダメなのかと思い10キロ痩せた。みんなから人気の彼は私の事なんてどうでもいいのだ。そんなことを考えていたら自分が惨めで辛くなった。ここで別れなければ私はほんとにダメになってしまう。今日でお別れ。彼に別れを告げても彼は直ぐに受け入れてくれると思っていたなのに私の想像とは違う彼の態度に困惑した。彼から「今日は待って欲しい」と言われた。このままだと別れられないと思い追い打ちをかけ私は言葉を発した。その後家に帰ると携帯の通知に1年前の写真が出てきた。涙が溢れ出した。本当はまだ彼が好きずっと一緒にいたいけど雑に扱われたくない。1年前は彼とすごく楽しそうに過ごしている。私は自分を大切にしたいだから彼に連絡をした。そして眠りについた。これからの私が私自身のことを大切にそして私らしく生きると心に誓い新しい私への1歩を踏み出すように眠りについた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

片方 @rice_okome

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る