第4話

 チロシです。


 三人娘が僕の物を奪い取るとです。


 何で僕が飲んでいるエナドリとか食べ物を奪うのか分からんとです。


 違う物をあげると怒り出すとです。


 僕が口を付けた物でないと駄目みたいとです。


 何で、そんなのが欲しいのか僕は理解不能とです。


 でも、そんな三人娘が可愛いかとです。


 もう、三人娘を食べちゃいたいとです。


 ぱくばくと、食べ尽くしているとですが、もっと食べたかとです。


 これは、ノロケとは違うとです。


 僕が言いたかとは――――




~*~*~*~




 台所での四人のハードプレイも終わりを迎えており、セックスを終えた俺は夕飯の品を作り終えると、品をテーブルに並べて三人娘に食べさせていた。


 今日の夕飯のメニューはパスタである。クリームパスタに明太子を載せた贅沢でクリーミーな味わいに仕上げた一品である。博多の名物である明太子でお馴染み、服屋さんの明太子である。


 このお店は、日本で最初に辛子明太子の製造や販売を行ったお店で、最近の売れ筋ナンバーワンの明太子とツナを合わせたメンタイツナ缶が売れ筋ナンバーワンであるお店だ。これを食べたらやみつきになる事は間違いなしである。


 そのメンタイツナ缶をたっぷりと上に載せたクリームパスタなのだ。辛いが美味い、美味いが辛い、それを心行くまで三人娘には堪能して貰い今日の夕飯を食べ終えていた。


 三人娘からは「あの赤い上に載せた物が、また食べたい」とリクエストされたので、違う料理にトッピングして出してやる事にしよう。


 食器を洗うのを三人に任せて、俺は一人でゆっくりと御風呂に入る事にする。家のお風呂はジャグジー風呂で、ジェットバスとも言う事でお馴染みである。


 エヴァには使い方を説明しているので、三人娘達だけで入っても問題はないはずである。だから、俺は一人風呂を堪能させてもらう事にしたのだ。


 流石に肉棒が擦り切れていて痛いから、今日の肉棒を使う作業は終了したい。頭の中でアドレナリンが分泌されない限り、俺の擦り切れた肉棒は使用が不可能な状態まで追い込まれている。そんな訳で今日は一人風呂と言う訳である。


 風呂を上がると、俺は寝室にそそくさと逃げ込み、ドアに鍵を掛けて就寝に付くことに成功してしまうと、そのまま深い眠りへと落ちていく事になる。




~*~*~*~




 翌朝、目を覚ますと布団の上にはココちゃんが寝ており、俺が目を覚ますと同時にココちゃんも目を覚ましていた。俺はココに朝の挨拶をしてベッドから起き上がると、洗面所に行き朝の身嗜みを整える。俺が洗面所で髪を梳いている足元でココちゃんが足に纏わり付ながら、俺に朝御飯の催促をしてくるので、台所に向うことにして寝室を出て台所に向って歩き出した。


 そうすると、リビングでは裸の娘が三人、ソファや床で眠っているのか気絶しているのか不明だが、そこに転がっていた。アソコにはWエンデッドディルドで繋がったままのヴィヴィとエヴァがソファで静かに寝息たてて寝ている。


 床に転がっているリアは、前の穴と後ろの穴に何本ものバイブが刺さっており、見ただけでも痛々しさが伝わってくるが、リアの顔を覗き込むと本人は満面の笑みの寝顔をして顔を高潮までさせて寝ている。


 リアに何があったかは聞かない方が良いだろうと判断した俺は、そそくさと台所に向かいココちゃんの朝食の用意をする事にした。ココちゃんはリアの爆乳を猫パンチして遊んでいるが、寝ているリアは乳首を弄られて感じていた。それを眺めながらダイニングキッチンから眺めながらココちゃんの朝食であるカリカリを取り皿に移している。


 ココちゃんには、今朝はカリカリの牛乳掛けを出してやると、リアの爆乳で遊んでいたココちゃんは臭いに気が付くや、リアの胸と顔を踏みつけて餌場に、文字通りに飛んでやってきてきた。


(フガフガフガ、フガフガフガ、ニャーン)


 俺も自分の分の朝食を取り終えると直ぐに着替えを済ませてから、外の様子を確かめる為にガレージの通用口を開け放ち外の様子を確かめた。


 外は晴れやかな青空が続いており、雲一つない晴れ渡った青空になっている。今日もリアの研修をする事になっていたので、準備を始めることにした。


 今日は開店前のプレオープンをすると決めていて、事前に告知も町の人々には知らせているので、初の客を入れての仕事の開始であった。御風呂屋チロシが異世界で初営業する記念日でもある。当然と俺も気合が入るが、三人娘達はリビングでスッポッポンの状態だったのを思い出すと、俺は一度家に戻る事にし、入り口のカーテンを閉めたままにして家に戻ってみる。


 リビングには未だに寝たままのリアが転がっているだけで、ヴィヴィとエヴァの声はお風呂場から聞こえてきていたので風呂場を覗くことにした。


(エヴァ、あなたの胸って綺麗よね。わたくしにもっと近くで見せてくれないかしら、良いでしょうエヴァ♡)

(駄目だよヴィヴィ、今日はチロシが試験営業をする日だって言ってたよね。だから早く準備しないとチロシが怒り出すよ)


 俺が風呂のドアを少しだけ開け放つと、風呂場の中は湯気で真っ白になっていて、先が見通す事が困難な程であった。俺は直ぐに風呂場に備え付けてある風呂用の換気扇のスイッチを入れて、室内の湯気を外に逃がしはじめると、そこに姿を現したのは見慣れた二人の娘の裸体だったが、このシチュエーションは心を踊らせ肉棒が滾るというものだ。


 だが俺は、ドアを開け放つとヴィヴィとエヴァに、プレオープンの時間が迫っているから、リビングで寝ているリアを含めて、早く三人の準備をする様に言うと何もしないでお風呂場を後にしていた。


 くっ、肉棒がはち切れそうにデカくなったが、デカくなると擦り切れた部分までが広がり激痛が肉棒に走ってしまうのだ。俺は風呂場を出てリビングで肉棒をポロンと取り出すと棚に置いてあったオロナイさんをメン棒で掬い肉棒に塗ってしまう。早期の回復を祈るしか今出来る事はなかったからだ。


「チロシ何をしているの、あっ、ご主人様、おはようございます。何をされてるのですか?」 


 俺がズボンを穿こうとズボンを持ち上げていると、俺の後ろから股間を覗き込むリアが俺の腰に手を当てて聴いてきていた。


 俺は肉棒の事を説明すると、リアはクスッと笑うと、直ぐに無表情に戻り、俺においたわしやと言葉を掛けてくるが、俺はクスッと笑わったリアの言葉を鵜呑みにはしていない。


 リアの股間を見やると、まだバイブがウィンウィンと動いており、バイブを抜いてもいない状態になっていたから、俺はバイブの一本を手に取り、リアの前からリアの肉壷に高速ピストン攻撃をしてやった。


「あぁぁんっ、ごっ、ご主人様、何を、何をなさる……あぁぁんっ、だめぇぇぇ、感じちゃう、イクッ、イッてしまうの……イクッゥゥゥゥゥゥゥ♡」


 生意気な性奴隷メイドの調教は、この位にしておかないと、またリアが壊れてしまうからな、俺はリアに風呂に入って身支度を済ませろと言うと三人の朝食のサンドイッチを皿に並べてやり、紅茶をカップに注いでだしておいてやった。


 そして、俺だけ外に出てプレオープンの準備の続きを始めていると、卵サンドを口に咥えたエヴァが、小走りに走り寄ってくる。


 どうしたのかとエヴァに尋ねると、ヴィヴィがリアの朝食の卵サンドを強奪して全部食べてしまったのだと報告してきたので、俺はまたしても家に引き戻されてしまった。


 家に戻ってみると、ヴィヴィがリアの分の朝食をペロリと二人前を平らげてテーブルで優雅に紅茶を啜っている所だった。


「あら、チロシどうしたのですか?」

 

 いや、どうしたのじゃないよ。ヴィヴィがリアの分の朝食を食べたって言ったからリアの分の朝食を出しに着たんだよ。


「えっ、あれってリアの分だったのですか?リアは御風呂に入って……あっ、出てきてましたのね……わたくしとした事が、ごめんあそばせ……」


「姫殿下、あんまりです。私の食べる分が無いのです――」


 リアの悲壮な叫び声がダイニングキッチンで木霊しており、食べ物の恨みは禍根を残すぞっとヴィヴィの耳元で囁いてやった。 




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