第2話

 チロシです。


 リアが変になったとです。


 生意気な娘だったのに、何時の間にか従順な娘に改造されてたとです。


 ツンデレ要素もなくなったリアは、何かが違うとです。


 でも、従順なリアは、これはこれでアリとです。


 ツンケンしたリアも捨て難いとです。


 僕はどげんしたらよかとですか?


 あぁぁぁ、リアをこのまま従順にしとくか、それとも元に戻すのか迷うとです。


 どげんしよう?




~*~*~*~




 リアとベッドでイチャ突いていると、ドアが勢い良く開け放たれてしまった。ドアを見ると、ヴィヴィとエヴァが立っており、俺を見つけるなり「煩いですわ。隣にわたくし達が居るのにイチャコラするとか、信じられませんわ」と言われてしまった。


 リアの喘ぎ声が煩いのが原因であったが、その妖艶な喘ぎ声が好い感じのスパイスになり、俺の肉棒が奮い立ち勢いを増してしまったのも事実。だが、篭城を止めて俺の部屋に着たヴィヴィとエヴァを捕獲するには絶好のチャンスでもある。


 俺は枕元にある防犯用のボタンを「ダン」と力強く押し、パニックルーム装置が起動して行く。ドアには防火扉が上から閉まり、窓も同じく防火扉で遮られて出入りも出来なくなっていた。


「なんですのこれは……チロシ説明しなさい」

「閉じ込められたよヴィヴィ……」


 リアは俺の上で騎乗位になって尻を振りながら喘ぎ、自分から快感を求め続けていた。


 説明して貰いたいのは俺の方なんだが、リアを見てみろ。このはしたない様子を見ても同じ事が言えるのか?


「えっ、リアはチロシに従順になっているだけですが、それが何が行けないのですか?」

「ボク達も苦労したんだよチロシ……」


 あぁー、知ってますとも、エグイ調教をしたのをな。


「「調教じゃない、躾だよ」」


(ご主人様、ご主人様、ご主人様、もっと肉棒で突いて下さいませ♡)


  百歩譲って躾としよう、だが、性の権化と化したリアは、どう言う事なんだ?


「あっ、これは、ケベス王家に伝わる秘薬をですね。少しだけ飲ませただけよ……命とかの心配はないわよ……でも、定期的に薬の投与を続けないと元に戻るのよ……少なくても後一月は投与したいのだけど……何か問題でもあったのチロシ?」


 従順なリアも捨て難いが、恥じらいのあるリアを手篭めに……ゴホン、同意の下に性交をするのが俺は好きだったのだが、元に戻せないのか?


 「完全には元には戻らないかも、少しだけエッチなまま……分かんないわよ、そんなのは……」


 だから、あれ程に言ったではないか俺も混ぜろと、それを聞かないから、こうなるんだよ。


「「ごめんなさい」」


(イクッ、イクッ、イクゥゥゥゥゥゥゥ♡)


 取り合えずは、リアに投薬するのは禁止な、ヴィヴィは分かりましたか?


「はい」


 エヴァは、リアに精神的に追い詰めるのを禁止します。


「えっ、何で?ボクの何が行けなかったの?」


 詳しくは言わないが、エヴァは肉体と精神を攻撃してたよな、それを止めてあげようか?


「あいつが寝る時に、バイブ差して寝かせてること?」


 それもある。何か気に食わない事があった時に、リアに当たるのも止めてあげような。


「分かったよ……チッ……」


 俺はヴィヴィとエヴァに、初々しさとは何かを小一時間説明してやった。恥じらいや、ぎこちなさ、接した時のウブな表情も好感が持てるポイントだと説明してやった。


「チロシって、ウブな生娘みたいな女が好みなの?」

「わたくしは、まだウブな生娘みたいな反応ですわよ♡」


 こうして第二次リア調教プログラムが始動した。




~*~*~*~




 俺好みの女性には仕上がらなかったが、リアはリアでアリ寄りのアリである?


 エッチで淫乱と化していたリアも、少しだけ恥じらいを取り戻し、スカートを捲ると「きゃぁ♡」とか言う様になっていた。でも、ベッドに連れ込むと獣化は戻ることはなかった。


 言葉使いも、少しだけ戻ったり、戻らなかったりしていた。


「チロシ、私に何をしたのですか?最近なんか体がおかしな感じがするのよ。何か知ってるなら言いなさい」


 俺が股間の肉棒を見せ付けると、リアは恥ずかしがって顔を紅潮させていたが、身体は正直で、手で肉棒を掴むと、手でゆっくりシゴキはじめだしている。


 うぅ~ん、この感じが堪らない。これだよこれ。恥ずかしさとやらしさが同居した感じを俺は求めていたんだよ。


「「へぇー、そうなんだ……」」


 リアの躾も終わった事だし、仕事を今度は覚えさせるぞ。


「もう、このままエッチなお店にしてしまえば?」

「娼婦館は国や領主が認めた組織でないと、違法な組織になって摘発されますわよ」


 性病を蔓延させない為の処置か、この世界の人間も色々と考えているな。


「そうよチロシ、性病は怖いのよ。わたくしの叔父が……何でもないですわ」

「えっ?叔父さんが……なったの?」


 おいエヴァ、ヴィヴィが話を逸らしたんだから、気を使ってやれよ。


「ごめん」


 こうしてリアの二度目の御風呂屋研修が始まる。




~*~*~*~




 まずは受付で、お金を貰ったら更衣室に案内するんだリア(リアはコクコク頷く)更衣室で着替えて貰ったら、まずはこの小さな方の桶で足を洗って貰い、洗い終わった人を荷馬車の荷台に案内する。そして、サウナー風呂の説明をし終えたらリアの仕事は受付に戻る事になる。分かったか?


 俺は受付で料金を貰う係りだから、ヴィヴィは飲食スペースで調理兼配膳係りをする。エヴァはイチゴでマッサージを担当するから、リアはサウナー風呂が担当になる。


「うん、チロシ分かった」

 

 洗い物が貯まったら、ガレージの洗濯機に入れてから、ボタンを押して洗濯と乾燥もさせてくれよ。


(コクリ)


「チロシ質問してもいい?」


 なんだリア?


「チロシを見てると……下半身がムラムラして疼くのは、どうしてなの……」


 俺はリアの肩を掴むと、耳元で囁きだす。


 それはリアが俺を愛してる証拠だ。だから普通の事なんだ。我慢が出来なくなったら、何時でも俺に言えばいい、その疼きを取り除いてやるからな。


「えっ、何でこんなにドキドキするの?私って何か変だよ……」


 リアは頭から湯気を立ち上らせながら、しゃがみ込み顔を真っ赤にさせていた。俺はそんなリアを抱き起こすと、お姫様抱っこをしてガレージの休憩スペースに運んでしまう。


 俺はリアの上着を脱がすと、リアの爆乳をゆっくりと揉み始めていた。乳首も摘んだり捏ねたりして、リアを感じさせてゆく、そして、その豊満なマスクメロンにかぶり付き、メロンの甘みを堪能していると、ヴィヴィとエヴァが休憩スペースに乱入してきた。


「チロシ、またわたくしではなくリアばっかりに構って、もう我慢できませんわ」

「そうだ、そうだ、チロシ我慢できないよ♡」


 二人は素早く裸になると、俺を押し倒してしまい、あっと言う間に俺の上に跨ってしまった。そして、恒例になった四Pプレイの始まりのゴングが打ち鳴らされる。


 リアは俺の胸に跨り、自分のアソコと胸を揉んで欲しいのか、自分から俺の手を身体に誘導している。エヴァは俺の顔に跨り、アソコを一生懸命に俺の口に押し付けてきていた。ヴィヴィは太くなった肉棒に一番乗りで跨って、腰を獣の様に降り始めており、俺のミルクを絞り捕ろうと必死な腰使いをしていた。


 エヴァがリアと向き合って座っていたので、リアにちょっかいを掛け始めだし、乳首や固いお豆を弄り始めだすと、リアは気持ちいいのか、エロイ声を出しながら感じていた。


 ヴィヴィはヴィヴィで、腰使いを早め、自分の好きな場所に肉棒を押し当てており、敏感な部分を刺激して、やらしく仄めかしい喘ぎ声を出しながら俺の名前を何回も叫んでいる。


 俺は股間の刺激に耐えながら、エヴァとリアを気持ちよくさせようと努力していたが、ヴィヴィの腰使いに負けてしまい、ミルクをヴィヴィのアソコの中に大量に放出させてしまう。


 ヴィヴィが股間から退くと、エヴァが今度は股間に跨り、俺を連続でイカせようと妖艶な笑みを浮かべて俺をリアの腰辺りから見やっていた。


 そんな、三人の女性の仄めかしく妖艶で甘い喘ぎ声が、ガレージの休憩スペースに木霊していた。


 



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る