第15話

 チロシです。


 大事件とです。


 この世界にはレベルやスキルがないとです。


 この世界は、前の世界と同じかと思っていたら魔法はあるとです。


 そして、ボクは魔法使いだったとです。


 大事件とです。




~*~*~*~




 エヴァ、エヴァ、俺の全てを受け止めてくれ。


「チロシ、きていいよ、もうボクもイクから、一緒に……あっあぁぁ、イクゥゥゥゥゥゥ♡」


 青空が広がる昼下がりの森の中で、二人の甘い喘ぎ声と囁きが木霊している。





「もうチロシの馬鹿ぁ、作業が遅れたじゃないか」


 エヴァは衣服を正すと、俺に向って嬉しそうに怒り始めているのだが、顔が完全に嬉しそうなのに声だけは怖かった。


 嬉しいのか怒ってるのか、どっちかにしないか?


「しょうがないでしょ。嬉しいけど怒っているのボクはね」


 行為が終わると、二人は手を繋いだ状態で話し合っており、傍から見れば仲が良いカップルに見えた事だろう、だが、此処は魔中も出る怖い森の中である。気を抜けば死が待ち受ける森だと言うのに、二人は性交をしたりしていた。


 後で冷静に考えたら、恐怖より、煩悩が勝った為に及んだ蛮行だったのだ。


 二人はアーマーナイトXV のエンジンルームの中を覗き込みながら、イチャイチャして話し合っている。


「ねぇーチロシ、どんどん寄生が進んで行ってるね……」


 おう、シムニ゛の時も、こんな感じだったぞ。だから心配はないだろう。


「そうなんだね……なら作業を続けようか。次はクマを木に吊るして皮を剥ぐから、車で引っ張って木に吊るすの手伝ってよ」


 おう。


 俺は魔核に結び付けていたロープを解くと、そのロープの結び目を解き、長くして木の枝にロープを掛けてから、クマの体に巻きつける。デカントベアーをアーマーナイトXVでゆっくりと引き上げていき、デカントベアーの足が地上から浮くか浮かないかの高さで止める。


 よし、エヴァ、これでいいか?


「いいよ、ありがとうねチロシ、ちゅぅ」


 エヴァが俺に対して、投げキッスをしたのには驚いたが、俺も負けじと何回も投げキッスをしたら、エヴァから一回で良いからと言われてしまう……俺の愛情表現は常に全力前回なのだよ。


 俺が車内からエヴァの作業する姿(お尻)を見ていると、またムラムラと性欲が湧きだち、肉棒がボッキしてギンギンになってしまっていた。エヴァのプリッとしたお尻を眺めながら、俺はズボンのチャックから肉棒を取り出すと、エヴァに気が付かれない様にしながら、肉棒を扱きだす。


 くっ、エヴァ、エヴァ、嵌めたい、嵌め突きたい。


 俺は車内でエヴァの尻だけを凝視しながら、肉棒を一生懸命に扱いており、もう少しでイッきそうになった時だった。ドアがガチャと開くとヴィヴィが俺を見ている。


 あっ、えっ、ヴィヴィどうして……


「あの、チロシ、一人で何してるの……ですか……そんなに辛そうにして、わたくしが鎮めてあげましょうか……」


 ヴィヴィの後ろにはリアが全裸で佇んでおり、ヴィヴィの脇から車内を覗き込もうとしている。そして、俺のボッキした肉棒を見るや、凄い嫌な顔をしてから顔を隠してしまった。


「けっ、人間が盛りやがって……でも、大きい……」


 俺はヴィヴィがシャワーを浴び終わった事を悟ると、何事もなかったの様に振舞うが、ヴィヴィは狐獣人だった事えお思い出してしまう。


「チロシ、エヴァとしてたのですね……わたくしは忘れられていたのですね……チロシ、わたくしは……寂しいです……」


 ヴィヴィの悲しそうな顔を見てしまうと、俺の心が締め付けられる思いになり、リズが傍にいるのを忘れて、ヴィヴィを車内に引きずり込んで、薄手のワンピースをたくしあげて、ヴィヴィの豊満な胸を取り出してから、俺は胸を舐め上げる。文字道理に舐めて吸って揉みしだいた。


「あぁぁん、チロシ嬉しいのです。わたくしは愛されている事が嬉しいのです♡」


 俺とヴィヴィは下半身を脱ぎ捨てると、生まれた姿に戻って直ぐに合体を果たす。だが、後ろに居たリアはと言うと、汚物を見るかの様に俺達を見ている。


「私の前で、こんな汚らわしい物を見せるとか、死ねばいいのに……でも、大きい……ゴクリ」


 リアは何を思ったのか、数歩前に歩みよると、ドアの横に座り込み接続部分を眺めだしていた。そして、何やら独り言をブツブツと言いはじめている。


「こんな大きな肉棒なんって入るわけないわよ。私の穴は子供専用なんだから無理よ。でも……凄く大きい肉棒ね……」


 俺とヴィヴィは、合体してから激しさを増しており、アーマーナイトXVがギシギシと音を立てながら揺れだしていた。


「ちょっと、何してるの。ボクだけが働いてるとか、ふざけるなぁぁぁぁぁぁ、ボクも混ぜろ馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁ」


 ここでエヴァの乱入でアーマーナイトXVの車内は、すし詰め状態と化しており、狭い運転席で腰を振る事が出来なくなってしまう。


 ちょっと待て、離れろ、おい。


「チロシ、早くわたくしをイカせるのです。はやく、はやくぅぅぅぅぅ♡」

「ヴィヴィを早くイカせてあげてチロシ、その後にボクも……またイカせてくれるでしょ?」


 エヴァがあざとい、あざとすぎる。でも、めっちゃ可愛いから許すぅ、ぅぅぅぅぅ出るぅぅぅぅぅうっ。


「チロシ、わたくしも、わたくしもイキます。早くミルクを注ぎなさいチロシ♡」

「ヴィヴィ、可愛いよヴィヴィ、うぅんっ、ちゅぱぁ、ヴィヴィ、じゅるるる♡」


 イクゥゥゥゥゥゥゥ。


「なんなの……こいつら、変態だわ。超変態だわ……」


 俺はヴィヴィから降りると、外に出るとリズを前からハグして捕まえ、いきり立った肉棒を前戯も済ませていないリアの陰道に、いっきに挿入してしまう。


「ちょ、なに、まってぇ、えっぇぇ、うぐぅ……苦しい、止めて、痛いし、もう止めてよ……痛いよ、痛いよ……」


 リアのアソコからは、赤い液が滴り流れてきており、リアの初めてを散らしたのだと悟る。


「私は子供専用の穴なのよ、こんな長いの何って入れた事ない。痛い、痛い、止めてよ」


 車内ではヴィヴィとエヴァがシックスナインになり、お互いのアソコを舐めあっていた。俺が注いだミルクを舐め合っているのだろう。アソコからは大量に注がれたミルクが垂れてきているのだから、お互いに綺麗にし合っているだけだ。


 エヴァ、そこのアナル専用バイブをリズの尻穴に突っ込んでやれ。


「ばいぶってコレのことよね。あっぁぁぁぁヴィヴィ、そこは駄目だから気持ちいんだからね♡」


 エヴァは、俺が言ったアナル専用の細長バイブを駅弁状態で突かれているリアのアナルに、リアの愛液をたっぷりと塗りたくり、ゆっくりと差し込んでゆく。


「ふへぇぇぇ、そこは違う、違うから、そんな不浄な穴に入れるなんって……おっぐぅぅぅ、あががぁぁぁ、ぐっんっ……あ゛あ゛あ゛ぁぁぁっ、ないこれ……前と後ろに入れられてるのに……初めての感覚よ。なにこれ、なにこれ……あぁぁん、前の穴の奥に肉棒が当たって気持ちいぃぃぃぃ、尻穴も中の壁越しに細い棒と肉棒が擦れあって……気持ちいいのぉぉぉぉぉ、こんなの経験したら……したら……もう子供とかどうでも良くなっちゃうじゃない……あぁん♡」


「リズ、もっと激しくしてあげるね♡」


 エヴァは怪しげな笑みを浮かべると、リアのアナルにアナル専用バイブを乱暴に抜き差ししはじめており、根元まで入れている状態だった。リアに対してだけエヴァは、何処までもサディストになれるようである。


「エヴァ、駄目だからぁぁぁぁ、そんなに激しくされたら壊れちゃうよ。壊れちゃうからぁぁぁぁぁ。だめぇぇぇぇぇイクゥゥゥゥゥゥゥ♡」


 リズが絶頂を迎えてしまい、俺の腕の中で気を失ってしまったのに、エヴァは未だにリアのアナルを執拗に攻め立てている。


「ぐぅぐぁぁぁぁ、うぉぐぁぁぁぁ、あぁぁっうぅぅぅぅ♡」


 気絶しながらでもリアは快楽が伝わっているのか、声にならない喘ぎ声が口から漏れ出しており、その声が俺の肉棒をさらに固く太くさせており、太さを増した肉棒がリズのアソコを未だに貫き続けていた。


 そして、森には四人のやらしい喘ぎ声と声にならない喘ぎ声が、森に木霊しており、その声を聞いた人々は、股間を膨らませて怯えて震えたそうだ。





    


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