第6話
チロシです。
ヴィヴィとエヴァに、僕のコレクションを選ばせたとです。
そうしたら、捨てるは、焼くは、破るはで最悪とです。
その仕返しに、僕は彼女達に、僕の国のエッチな下着を教えたとです。
エッチな下着が普通の下着だと、思い込ませることに成功したとです。
これから、あの二人はエッチな下着を毎日着けるとです。
それを考えると、僕の股間がぼっきしてしまうとです。
~*~*~*~
ヴィヴィとエヴァが着る服を増殖させ終えると、俺は雑貨屋に買出しに行くことにする。雑貨屋で買う品物は、木製の皿とコップである。
お店で提供する飲食類を同じ食器で提供する事で、量に違いはないと理解して貰うためだ。これで一人一人の使う食器がバラバラな品物だったら、クレームが来るのが目に見えている。人とは他人と違う物を使っているだけで、自分が差別をされているのではないかと思い込む生き物なのだ。
だから、俺は店で出す食器を同じもので統一する事にする。
コーヒーと紅茶は木製コップで提供する。ジュースとお酒は木製のグラスで出す事にした。ビールは木製ジョッキ(小)で出す。
クッキーとビスケットには木製のお菓子入れを使い、ケーキには木製の皿だ。アイスとゼリーは木製の器に木製の匙を付けて提供する。
それぞれの木製器を各50個買って帰った。(在庫である分、全て買って帰った)
二人を見ると、早速可愛い服を着ている。ヴィヴィはゴスロリファッションに身を固めており、アヴァはセーラー服を着ている。
二人とも可愛くて人目を引くのに、更に可愛さを爆発させており、周りを歩く男女ともに振り返り見ていたくらいだ。極めつけは彼女達の胸である。
そろそろ、日も傾き掛けているので、ガレージに帰ってから夕飯にするとヴィヴィとエヴァに伝えると、二人は俺の両脇を固めるや腕を取り、嬉しそうに今晩の夕食は何にするのかと聞いてきた。
俺は今晩の献立は決めていなかったから、少し考えながら歩いていたが、ヴィヴィが徐に口を開くと焼肉と言い出した。だがエヴァはカレーが食べたいと抗議を始める。俺は二人から腕を揺さぶられながら歩いていたが、二人が腕を揺すって考え事に集中できなくなってしまう。
ちょっと落ち着け。いま考えてる最中だから。
「わたくしは焼肉がいいのです」
「駄目だよヴィヴィ、肉ばっかりだと太ってしまうよ」
分かった。二人の意見を両方ともに採用しよう。
「「両方を採用?」」
そうだ。カツカレーカラアゲ添えにする。
「「なにそれ」」
この国には揚げ物料理が無い、だから二人は揚げ物を食べた事が無かったのだ。だから俺は二人に始めての体験をさせてやる事にする。
ヴィヴィもエヴァも嬉しそうに、はしゃぎながら歩いて帰っている。
~*~*~*~
んっ、二人ともどうした?
「何なのこれは?」
「チロシ、わたくしにカツカレーなる物を食べさせてくれるのではないのですか?」
二人が見ているのは、皿の上に白ご飯が載っているだけの物だ。カレーはレトルトで片手鍋で温めている最中だし、カツとカラアゲをレンジで温め中だったのだ。
因みにガレージには、簡易的なキッチンやトイレにシャワー室などもある。コンロも冷蔵庫も流し台もレンジも洗濯機でさえあるのだ。外でキャンプをしながら過ごせる設計で立てられた別荘だから、その位の設備は完備している。
料理を作る間に、買って来た食器類を二人に洗わせて、俺は料理をしていたのだが、二人が洗い物を終わって戻ってみたら、この状況なのだ。
ガレージに設置しているテーブルとイスに二人を座らせると、俺はレンジから温めたカツとカラアゲを取り出し、箸で取り分けてから皿に移していく。そして、温まったレトルトカレーを皿の上に掛けて出来上がり。手抜き料理だが味は保障しよう。
二人はカレーは以前食べた事があるが、揚げ物は初めてだ。二人はカレールーが掛かったカツを、恐る恐る口に運び咀嚼すると、二人の顔に恐れが無くなっていた。
「何ですか、このサクサクした食べ物は、肉のジューシーな旨みとカレーの香ばしさが合わさり、最高の味わいになっておりますわ」
「ボクは、いままで食べてきた中で一番美味しいと思う」
二人は美食家みたいなコメントを残しながら食べ続けているが、俺は二人の発言を無視してカツカレーを食べていた。
夕飯を食べ終わると、流し台の洗い桶に皿を浸けて、皿に付いている汚れが落ちやすい様にしてから、二人にシャワーに入る様に促す。
もう、この町に着てから数日は経ち、二人もシャワーの使い方には慣れている。二人はテーブルからソファに移って寛いでいたが、二人のお尻を叩いて動く様に促した。
だが、俺はソファの上に置いている物を眼にする。
そこにあった物は、ハッカ飴の袋詰めである。
恐る恐る二人を見ると、ヴィヴィは獣人化をしており、エヴァは声を出さないで泣き出している。俺は、二人に気が付かれない様に後ずさりし、近くの車に逃げ込もうとするが、既に時が遅かったのだ。
ヴィヴィはソファから飛び上がると、俺の側に着地して服を引き裂いた。俺は下着姿にされると、エヴァに助けを求めるが、エヴァは泣いているだけで何も返事もしなかった。
俺はヴィヴィに抵抗するが、ヴィヴィの膂力には敵わずに組み伏せられてしまう。ヴィヴィは俺の背を片手で押さえたまま、もう片方の腕で俺のパンツを破り捨てる。
「クゥーン、クゥーン」
破り捨てた下着の匂いを嗅ぎながら、ヴィヴィは甘い声をだし鳴いているが、俺にはそんな事よりも、この場から逃げ出したい気持ちで一杯だった。女性を抱くのは良いが、女性から乱暴をされるのは御免である。主導権を取られた俺は軟弱なのだ。
ヴィヴィは俺をうつ伏せから仰向けにすると、徐に股間に顔を生めて、俺の肉棒を手で扱きながら舌を使いだしている。俺は気持ち良いのだが、こんな気持ち良さを求めてはいない。
俺がフェラの気持ち良さに耐えていると、ヴィヴィの股間が俺の顔に迫っている。俺は口でヴィヴィの股間を受け止めると、そのまま呼吸が出来なくなった。近くで見ると意外とヴィヴィのお尻もデカかった事に気が付く。
最初の時は、薄暗い森の中だったから解りずらかったが、今回は明るいガレージの中である。嫌でもお互いの大事な部分は丸見えだ。
俺は、意を決してヴィヴィの下着をずらすと、丸見えになった陰部を手で広げ陰道を舌で舐め上げ、ヴィヴィの刺激に対抗しだす。ヴィヴィは気持ちが良いのか、ビクンビクンと身体を痙攣させて答えてくれていた。
お互いの性器を舐め合っている俺とヴィヴィに、ソファで泣いているだけのエヴァが近寄ってきて、俺に抱きつき始めた。口にキスを迫ってくるエヴァに、お尻を押し付けてくるヴィヴィ、俺は荒い息遣いで二人に答えていたが、俺の肉棒は炸裂してしまう。
俺のミルクをヴィヴィが口に咥えたまま飲み干してしまうと、お尻を顔から俺の股間に移動させてから、俺の上に乗ると肉棒を陰道に手で導いて入れてしまう。
エヴァはと言うと、自分の下着を脱ぐと俺の顔に股間を押し付けてきており、俺に舐めろとでも言っている様に、俺の顔の上で乱れた腰を動かしている。
俺も男だ。ここまでされて黙って居ては男が廃る。
俺の攻勢が始まり、激しい肉と肉が打ち合う音が、ガレージの中に木霊して鳴り響いていた。
(パン、パン、パン)
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