第6話
チロシです。
巨乳は正義とです。
それも揉んだら沈む、でも張りはある。そんな巨乳は大正義とです。
僕が女性の胸を語りだすと何時間でも語れるとです。
とっ言う事で、今回は女性の胸が何で正義かを説いて行きたかとです。
何時間かかるかって?明日の朝までたい!
帰りたい?せからしかぁー!
そこに座らんとね!
よかか、女性の胸とは、何故あんなに柔らかく男を魅了するのか、そこが最大の論点たい。僕が思うにーーーーーーーーちょっ!
[ 切りがないので本編へ、どうぞ ]
あれ、此処って僕の頭の中なのに、何で打ち止めにされたとですか?
おかしいよね?絶対におかしいよね……意義あり!
[却下します]
やけん、此処は僕の頭のーーーーー
[煩い奴やな……ポチっとな]
~*~*~*~
狐獣人の女の子は、前方に向って指を指し示していた。女の子の目からは、薄っすらと涙が毀れ、嬉しく前方を見ていたが、胸に手を伸ばすチロシに気が付くと、チロシを汚物を見るかの様な目で睨み付けていた。
チロシは女の子の乳房に手を戻すや、直ぐに乳首を捜し始め、指を蠢かしている。胸に蠢く手を感じた女の子はと言うと、その手の動きが気持ち悪いのか、顔からは血の気が引いていたのだ。
流石にチロシの手の動きが我慢できなくなったのか、狐獣人の女の子はチロシの左頬に一発の裏拳を放つ。綺麗に裏拳がチロシの左頬に入るや、チロシは変な声をあげて意識を手放した。
「げはぁ……」
車の運転中に運転手が意識を失うという事は、つまり車の暴走である。シムニ゛のアクセルをベタ踏み状態でチロシは意識を失っており、下手をすると車が何かに乗り上げてしまい、そのまま横転する可能性もある。
だがチロシのシムニ゛は運転手が意識を失っているのに、何故か蛇行もしないで真っ直ぐに突き進んでいるのだ。それもアクセル全快で……
暴走しだしたシムニ゛は茂みの豪雨を抜けると、少しだけ開けた場所へと踊りだした。木の根に乗り上げ、ジャンプしながらの登場だった。
獣達は、何かが近づいているのは気が付いていたが、まさか、得体の知れない物が自分らの群れに喧嘩を売るとは思ってもなく、大木の上に居る獲物だけに意識を集中させていたのだ。
茂みから何かがジャンプしながら飛び出すと、群れの一番後方にいた群れの若いオスに圧し掛かってきた。この圧し掛かりで、三頭の若いオスが下敷きになり絶命してしまう。
シムニ゛は暴走したまま直進を続け、前方にいた獣の群れ共を次々と薙ぎ倒し、吹っ飛ばし、なおも暴走を続けていた。開けた場所に出た事で、地面も平らになりシムニ゛は最高速度に達する勢いのまま、群れのボスとみられる獣をバンパーに付いていた角で串刺しにしたまま大木に激突させ、シムニ゛と大木のサンドイッチが完成してしまう。
最高時速からの激突である為に、一撃で勝負は付いた。角が刺さった場所も良かったみたいで、角が獣の石を貫いていたのだ。
シムニ゛が大木に激突してエンジンをストップさせると、
「#$%$&$&”#”」
狐獣人の女の子の仲間も女の子が戻ってきた事が嬉しくて、涙しながら何かを伝え始めている。
「$%#””#%#$%#&#$#$#”#$”#!”#!”#”!##$%」
木の上にいた仲間は、狐獣人の女の子目掛けて飛び降り、それを下にいた狐獣人の女の子は慌てて受け止めた。
二人は抱き合いながら涙をながして再会を喜びあっている。
~*~*~*~
シムニ゛が大木に激突してから少しして、チロシは意識を戻すと、隣にいたはずの女の子の姿が見えない事に気が付くと、直ぐに車の外に飛び出して姿を探し始めたのだが、チロシがそこで目にしたのは、涙で顔がグショグショになっている二人の女の子の姿だった。
「間に合ったのか……よかった」
チロシは安堵の表情を浮かべて二人の側に向うが、狐獣人の女の子からは唸り声で警戒されてしまった。
「えっ……どうしたキミ、仲間が助かったじゃないか」
チロシは少女にした事を忘れてる風で、何食わぬ顔をしていた。だが当の本人は忘れるはずもなく、チロシを警戒している。
「$#%#&#$”$”#%”#%”#”$”$”%”#%”#”」
狐獣人の女の子が後ろに居る女の子に何か言うと、後ろに居た子もチロシを見る顔が引き攣りだしている。二人の女の子に警戒されたチロシは、居たたまれないのか、その場を離れるとシムニ゛の前に向った。
シムニ゛の前では、最初に仕留めた獣ほど大きくはなかったが、それでも大型犬程の大きさがある狼に似た獣の死骸を眺めていた。
「マジか、此処の生き物は危険な生き物しか居ないのかよ」
シベリアンハスキーを三倍凶悪にした顔立ちを見て、チロシはこの世界が怖くなり身震いをさせていた。
二人の女の子は再会を喜び合うと、直ぐに次の行動に移っていた。二人が始めたのは仕留めた獣の解体である。狼の胸から石を取り出すと手際のよい手付きで、チロシにロープを貸して欲しいと身体言語でジェスチャーしていたので、チロシはロープの代わりにPP紐を渡していた。PP紐で木に吊るし皮を剥ぎ、皮に付いていた肉を削ぎ落としだした。
チロシは狐獣人の女の子にナイフと手斧を渡している事を思い出し、自分が出来る事は何かと考えていたが、チロシには生き物を解体した経験などない。それはつまり、手伝っても邪魔になると思い至り、二人の剥ぎ取った物を集めるだけ集めていた。
集めた皮をPPバンドを使い纏めると、シムニ゛専用の牽引カーゴトレーラー(中)に積み込んでいた。最後の狼を解体し終わる頃には、だいぶ時間も経っていた。
チロシは二人の側に行くと、これからの事を話し合う事にするが、言葉が通じないので、毎度の事で身体言語の出番であった。チロシは二人を指差しシムニ゛に乗るよねっと聴き、二人は首をコクリと頷かせる。それからチロシは、どっちの方角に行くのかと指差しして二人に問うたところ。二人だけで話し合いだしていた。
二人の話し合いは十分近くに及び、結論がやっと出たみたいだった。二人の指し示す方角に行く前に、チロシは救助した女の子の足を治療する事にすことにした。
シムニ゛からは、お馴染みの救急鞄を取り出すと、怪我をした女の子に助手席に座る様に促すと、狐獣人の女の子が救助した女の子に何か言い始めだしたとたんに、怪我をしている女の子の顔が真っ赤になり下を向いたまま顔を上げてくれなかった。
俺は地面に跪くと、助手席に横向きに座っている女の子の右足首を手に取った。右足首は少し腫れており、軽い捻挫の様であるため、チロシは救急鞄からスプレー式の冷やすシップを取り出すと、怪我をした女の子の足首を持ち上げた時に、怪我をした女の子もノーパンである事に気が付いた。
チロシは怪我をした女の子の足首を持ち上げて、広げていた事で女の子の膣壷と硬いお豆さんがチロシに「こんにちは」と語りかけていた。
後ろでチロシの行動を監視していた狐獣人の女の子は、チロシが仲間の女の子に変な事をした時に成敗できる様に位置取りしていた為に、チロシの非道を目にしたとたんに、狐獣人の女の子はチロシの頭に踵落としをきめた。
「ぐっぎゃーーー」
チロシは治療を使用としただけなのだが、勘違いされてしまう事が多いのか、チロシの善意の行動は報われないでいる。
怪我の治療をして貰っていた女の子も恥ずかしかったのか、小さな声を上げたまま顔を俯いたままになっており、頭からは湯気がでそうな程である。
チロシは狐獣人の女の子に、怪我の治療だと身体言語で説明するが、狐獣人の女の子は喉を鳴らして怒っており、チロシの言い訳も通じない状態だった。
仕方がないので、チロシは狐獣人の女の子を無視して、怪我の治療に戻ると足首にスプレーをしはじめたのだが、怪我をした女の子はスプレーされたのが初めての経験でビックリした為に可愛い声をあげていた。
「$#&$&$#”$”%」
怪我をした女の子の声だけが森に木霊していた。
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