第3話
チロシです。
狐獣人の女の子に、急に襲われたとです。
僕は男とです。女の子じゃなかとです。
でも
こげん綺麗か女の子に、襲われたとですよ。
これでうれしか無かったら、そいつは嘘吐きたい。
~*~*~*~
彼女はチロシのチャックを口で開けると、イキリ立った相棒が勢いを付けてポンと外に飛び出してきた。
それを彼女は嬉しそうな恥ずかしそうな顔で眺め、そして臭いを嗅ぎだしている。臭いを嗅ぐや否や、彼女はチロシの相棒を舌の先でチロチロと舐め始め、チロシは人間の女性とは違う舌の感じに悶絶していた。
「獣人の女の子の舌は絶品と言うしかない……」
チロシは頭の中で考えに耽っていた。
「生クリームを口一杯に頬張ってる最中に、フェラチオをして貰ってる様な感じだ」
頭の中で考えていた事が口に出している時点で、チロシの思考は混乱状態に近かった。[例えが意味不明]
「んっんっ、うぐ……ぷはぁ」
チロシが美食家みたいなコメントをしてる間にも、狐獣人である彼女はチロシの相棒を容赦なく貪り、舐め、そして頬張っている。
「ジュポッ、ジュポッ……ンッンッ」
チロシは早漏ではない、遅漏であったのだが、それは人間の女性を相手にしていた時の話である。此処は狐獣人が居る異世界なのだ。チロシの常識は一瞬で崩れ去る。
「もう、もう駄目だ。出る、でちゃうよ……うっ」
彼女がチロシの相棒を舐めだして、僅か三分と言う早業でチロシは一発目を彼女の口の奥に解き放った。
「うんくっ、うんっ、ちゅー……」
彼女はチロシの白いミルクを残さず口の中で受け止めて、そして残らずに咀嚼していた。口でミルクを絞り出してる最中なのに、彼女はチロシの相棒を愛おしいのか、舌で舐め、手で撫でている。
「$%&$’%%”#$”#$%」
彼女はチロシに何かを言っているが、チロシには当然のように意味はわからない。だが彼女は発情状態である為に、チロシを無理矢理地面に押し倒すと、チロシを仰向けにし、その勢いのままチロシの上に騎乗位になっている。
「らっ、らん、乱暴はやめてぇーーー」
チロシの抗議の声は彼女には届かず(理解されなく)彼女はチロシの相棒を手で掴むと、彼女の股間へと誘導していた。
「入ってる、入ってるよーー」
彼女はチロシの相棒を無理やりオメさんに入れると、激しく腰をピストン運動させ始め、「こうか、こうがいいんか?」みたいな言葉を発しているが、多分だが言ってる意味は外れてはいないだろう。
「アン、ンッ、ウッ……」
彼女の口からは甘い喘ぎ声が漏れ出して、チロシは甘い喘ぎ声で更に相棒を硬くイキリ立たせるのだった。
だが、虚しいかなチロウなチロシ君は中に入れだして五分で相棒を爆発させているのだ。早い早すぎる。
彼女はチロシが絶頂しても止まらず、ノンストップで暴走機関車の如く動き続けている。
チロシは最初こそ気持ちよかったのだが、三発目を出した後からは、腰の神経が痙攣した感じで激痛が走り、あとは事が済むのを耐えるしかなかった。
彼女に腰が痛いと身体言語を使い理解してもらうと、彼女は何故かチロシを起き上がらせて、そのままチロシに待っていろとジェスチャーしている。チロシの腰に彼女の腕が回って何かをしはじめている。
すると。
チロシの腰痛が不思議に治っていたのだ。
「へっ、腰が痛くない?」
体位で言う所の「抱き地蔵」の体位で腰に腕を廻していたのだ。
彼女はチロシの顔から苦悶の表情が消えた事を確認すると、またチロシを地面に押し倒し、腰を振り続けだしていた。
「堪忍、堪忍して、痛いのは嫌だよ」
チロシが普通であれば逆の立場なのだが、此処は異世界なのだ。獣人のスタミナを普通の一般人と一緒にしたら、えらい目に遭いましたを実践しちゃいました。
既に彼女の膣内はチロシのオッサンミルクで満たされていた。彼女も開始から三十分を過ぎた時点で絶頂を迎えたみたいで、この時ばかりはチロシも内心ほっこりでした。
彼女も一回絶頂を迎えた事により、発情が収まった様で我に返って顔を赤らめて悶絶していたのだが、何かを思い出したか勢い良く立ち上がると、チロシの方に向って何かを問い掛けている。
「$%&’&%&$&’#”?」
チロシには何を言われたのかが、さっぱり分からなかったが、彼女のジェスチャーで何となく察する事が出来たのだった。
「襲って来た獣だったら、シムニ゛の前に挟まってるぞ」
チロシがそう言って後に手で指し示すと、続けて彼女のジェスチャーが続いたのだ。彼女はどうやら刃物を貸して欲しいと伝えてる。
チロシは彼女の言おうとしてる事を理解すると、シムニ゛に積み込んであった大型リュックを車外に引きずり出すと、徐にリュックの奥に手を突っ込んで刃物を探し始める。
程なくリュックの中からナイフと手斧が取り出され、彼女にその二つを見せ、どちらを使うのかと問うた。
すると彼女はナイフと手斧を借りると、車の前に挟まっている獣に足を運ばせている。彼女がシムニ゛と大木に挟まった獣を解体でもするのだろうと察したチロシは、急いでシムニ゛のエンジンを始動させ、シムニ゛を少しだけバックさせ始めた。
「クウッ、ハッ、ンッ」
彼女の声が聞こえ出し作業を始めだした。
チロシも急いで車から降りると、彼女のもとに向かう。
彼女は、獣に付いていた角と牙を手斧でバッサリと切断していた。一振りで角も牙も取れていたので、案外簡単に角も牙も取れるものだなとチロシは考えていたが、後にこの事が以上だと気が付くことになる。
最後に獣の胸の毛皮を剥がすと、ナイフを奥に突き刺しながら何かを探していたのだが、その探してる物が大きくて出てこなかった為か、彼女は開口部分を更に広げだしている。
俺はと言うと、彼女が剥ぎ取った角や牙をスーパーで買った時に貰ったビニール袋にしまい始めていた。
「&%$$#$#”#$%」
彼女がチロシを呼んでいる様なので、チロシは彼女の側に来ると何事かと問いただしていた。すると彼女のジェスチャーでロープが欲しいのだと気が付くと、チロシは直ぐに車の中に探しに戻る。
ロープを彼女に手渡すと彼女はロープを獣の内部に入れ始めて結びはじめだしている。それを確認したチロシは、手で引っ張るの面倒だな、などと思い車の牽引フックにロープを結び付けていた。
彼女がロープを結び終わった事を合図してきたので、チロシはシムニ゛をバックにギアを入れて、ゆっくりとバックをはじめた。だが、獣の中からは中々中身が出てこないばかりか、獣も動いてしまったので、残ったロープで獣を大木へと結び付けると、今度こそ獣の中の物を取り出す為に、シムニ゛を勢い良くバックさせる。
(ブチッ、ブチッ、グチャ、ブツッ)
獣からは嫌な音が聞こえだしたが、中から何かが出てきてる事は確かだった。
彼女も獣の中を覗き込むと、チロシに下がれと手で合図を送ってきていた。そうしていると、獣の中から黒い石の塊が出てきていた。大きさはボーリングの玉くらいの大きさの黒い石だった。
「$%&#$#”$%」
彼女が何かを言ってるのだが、多分こんな感じだろうな「もう少し、もう少しだ」こんな感じだろうとチロシは頭の中で言葉を変換していると、黒い石が急に抜けると勢い余ってか、シムニ゛のグリル部分に激しく激突してしまう。
「ぎゃあああああ、俺のシムニ゛がぁぁぁぁぁ」
チロシの激しく発狂した声だけが森に木霊している。
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