第2話 思春期の女の子と新しい父
私はあれから大きくなった。母は父じゃない男と仲が良さそう。その男は30歳の母よりも年上で、背が高い。正直顔もいい。
「りあちゃん(偽名)、これパパが作ったんだよ。」
パパじゃないくせに。でも作ってもらった肉じゃがはあっという間に食べてしまった。
***
肉じゃがを食べた日から半年がたち、男はついに入籍しパパになった。一緒に暮らすようにもなった。
私は小学5年生になり、ついに生理がきた。
「りあが子供を作れる体になったわ!」
ママがお赤飯を炊いてくれて、パパは私に5000円をくれた。
少し恥ずかしいけど、嬉しい。
でも、私に生理が来てからパパが変わってしまったんだ。
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