第7話


祖母はその先の話を突然やめ、自分の部屋へ行くと手に何かを持って再び現れた。



「 これは、あなたのママういから受け継ぐべく魔除けの指輪…これをあなたの薬指ににつけていれば邪悪な空気に邪魔されなくなるの…だからもう、いつものメイクはしなくても大丈夫… 」



祖母が何を言ってるのか最初はぜんぜんわからなかった。



ママの魔除けの指輪に邪悪な空気?



「 魔子…あなたは 魔女なのよ 」



「 なに?……それ?…… 」


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