第11話 わし、60歳じゃ。孫がかわいい。

魔力暴走が起きた。

わしは、急いで現地へ向かった。

状況はひどく、変わり果てた山々があった。


「これは、‥‥一体?」

「あそこに子供がおる。」


そして、わしは驚いた。

その子供が姿絵で見たわしの孫であり、

まだ3歳の子供であったからじや。


あの男は何をやっとる‥‥!

剣神などと呼ばれて、

腑抜けてるんじゃないか!?


まぁ、良い。とりあえず、この子、サウスをどうするかじゃ。

助ける、ことは当然として‥‥。

まぁ、わしが育てるしかないだろうな。


わしはこの子が近くて魔力暴走をまた起こしても、余裕だが。

簡単に‥‥殺せる力じゃからのぅ。

上級貴族から処分しろと言われるやもしれん。


早速この子を治すとするか‥‥。


わしは、

この子と話し、この子を気に入った。

強くなろうとする意思が良い。

会えるのは、周りの貴族から肩入れしとると思われんように、まだまだ先のはずじゃったから、嬉しいのぅ。


話の中で、早速修行明日からすることになった。


そして、わしはこの子の『才能』に驚いた。

魔蔵は鍛えるだけ、

強くなるが、限界はある。

だが、この子には、限界が見えない。

もしかしたら、わしをも越えてゆくかましれん。


ただ、それだけじゃない。

強くなろうとする意思が

常軌を逸するほど強い。

これなら、なんとか修行も『予言』も耐えられるじゃろう。


また、わしがノアンちゃんに修行をつけることをしないとした。

サウスの魔力暴走を念の為というのもあるが、上級貴族がユーラセル家が力をつけ過ぎらのを、恐れておるからのぅ

もしかしたら、反乱もありえる。


‥‥そして、『予言』からすれば、

あの2人はそういうことなのかのぅ。


まぁ、そんなことでわしのノアンちゃんと

サウスへの愛は変わらんがな!!


そして、あのユアンという娘、

明らかにサウスに好意を持っておるのぅ。

ノアンちゃんも大変じゃのう。


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