第9話「天真爛漫、鬼龍の一番弟子たち!」
三菱 秋光(みつびし あきみつ)
勇と同じ学校に通う文武両道の優等生。
誰にでも人当たりがいいので学校でかなりモテている。
だが裏の顔はフードで顔を隠し不良やヤクザを狩る武道家。
勘違いで勇の師を鬼龍だと思っていたが、5話にて龍虎が師匠であることを知る。
裏と表の表情をしってもかわらない拳道越流御一行のせいで最近調子が狂うな、と思っている。
ホァン
鬼龍の弟子、さまざまな中国拳法を駆使して戦う。
中国人。軽い性格で思ったことを口にするタイプ。
龍虎の弟子をライバル視していたが、ほぼ勝利したのでイージーだなって思ってる
メリッサ
鬼龍の弟子、カポエイラとコマンドサンボを駆使して戦う。
アメリカ人。明るい性格。
龍虎の弟子をライバル視していたが、ほぼ勝利したのでイージーだなって思ってる
五国寺 貴美(ごこくじ たかみ)
私立フロンティア高校で負けなしのスケバン。
キックボクシングスタイルだが、特殊警棒の扱いにも長けている。
乳はない。それを気にしているので胸について何か言われたらキレ散らかす。
秋光に敗北してからは真面目にキックボクシングジムに通っているため学校は休みがちになった。
拓郎
貴美の舎弟。図体がでかいが意外と小心者。強くてかっこかわいい貴美にあこがれてフロ校に入学、
華々しく不良ムーブをかますつもりが一本杉勇の手によってわからせられた
正樹
貴美の舎弟。すらりとした長身で目つきが悪く、素行も悪い。すぐに手が出る。強くてかっこかわいい貴美にあこがれてフロ校に入学、
華々しく不良ムーブをかますつもりが一本杉勇の手によってわからせられた
秋光♂:
ホァン♂(少年♀):
メリッサ♀:
貴美♀:
拓郎♂:
正樹♂:
6人
♂:4-3 ♀:2-3
シーン0 サブタイトル
秋光「鉄魂(てっこん) 第9話「天真爛漫(てんしんらんまん)、鬼龍の一番弟子たち!」」
シーン1 路地裏
拓郎「はぁ、貴美さんどうしちまったんだろ」
正樹「学校に全然顔出さなくなっちゃったし、けがは治ったらしいけど心配だぜ……もしかして、傷ついたところを色男に
拓郎「てめぇ殺すぞォ!!!貴美さんは男嫌いで高潔で純潔なんだよォオ!!」
正樹「でけぇ声だしてんじゃねぇぞクソ童貞がよおおおおおお!?!?!?!?」
拓郎「てめぇも童貞だろうがよおおおおおおお!?!?!?!??!」
正樹「あ”~~~~!?」
拓郎「お”~~~~~!?」
拓郎&正樹「「え”~~~~~~!?!?!?」」
拓郎「クラエ!!」
SE:ブン
正樹「アブネ!!」
SE:サッ
拓郎、コーラの缶を投げる、先にいたホァンの頭部にあたる
SE:缶
ホァン「アイヤー!」
メリッサ「ぷぷっ!ホァンちょっとカッコ悪い!」
ホァン「びっくりね!空から缶ふってきたよ!」
正樹「おう、悪いな外人。」
ホァン「ヘイメリッサ!あれ、ジャパニーズゴロツキいうヨ!ボクの町にもたくさんこんなのいたヨ!」
メリッサ「チャイナもエキサイティングそう!いつかいきたい街にリストアップです!」
ホァン「もう鬼龍様が全員ぶっ殺しちゃったけどネ!」
メリッサ&ホァン「「HAHAHAHAHAHA」」
拓郎「あ?なんだよ外人カップル、喧嘩うってんのか!?」
正樹「かってやんぞオラァ!」
2人、殴りかかるもすべてかわすホァン
ホァン「アイヤー!缶をぶつけられた挙句殴りかかるなんて、中々過激で命知らず!……少し痛い目にあったほうがいいネ」
ホァン、一撃ずつ二人に攻撃
拓郎「ゴアッ……」
正樹「あ、あたるまで何されたかわからなかった……」
SE:ドサ
ホァン「でもボクそゆの大好きヨ」
拓郎、正樹、適当にうめく
メリッサ「ファイトする相手はちゃ~~んと見ないとネ」
ロードワークをしている貴美、見参
貴美「ったく、バカコンビ。なにやってんだい」
拓郎&正樹「「貴美さん!!!」」
貴美「あんたたち、よくもアタシの舎弟をいじめてくれたね」
ホァン「悪いのはそちだけどネ!!!ま、メリッサ。後は任せたヨ」
メリッサ「あらぁ?イサム?like a Isamu! ……うつっちゃったのかしら?」
ホァン「はは、べつにネ。でもさすがに1般人を2人でいじめちゃぁ」
メリッサ「そーよね、死んじゃうわ。だってまだMiddle school studentsにみえるもの」
貴美「どこみていってんだ!!!この牛乳アメ公!!なめてんじゃないよ!」
ナレ「貴美の構えは重心が後ろの構え。
これは素早い重心移動から蹴り足をさらに加速させるための昔からのスタイルだった。
高校に入って喧嘩をするようになり一度捨てたキックボクシングを、秋光に敗北した彼女は再度取り組むことにしたのである」
メリッサ「……アマチュアじゃないデスね。ちょっとおもしろくなってきマシタ」
ナレ「貴美の構えに対し、メリッサは縦横無尽に動くカポエイラの基本動作、ジンガで相対する」
貴美「カポエイラか……へぇ、私と同じ蹴り主体ってわけだね」
ナレ「接近した貴美に対し、メリッサは素早く片手を地面に着き後ろ回し。貴美はその蹴りに合わせミドルキックを合わせる」
メリッサ「いい挨拶♡」
貴美(こいつ、ただものじゃないね)
ここから貴美とメリッサは戦ってるアドリブ
ホァンは空気を読んで下セリフ進めてどうぞ
ホァン「っへぇ~~~!勇以外にもこの街には面白い女士(ヌィーシー)がいるアルね!」
拓郎「やっちまえ貴美さん!!!」
正樹「いけいけ貴美さん!!!」
ホァン「手をかそうか?メリッサ!」
メリッサ「NO!私今ベリーエキサイティング!!」
ナレ「懇親の一撃を深く腹部に刺し、たたらを踏ませる。
すぐにバックステップで体制を整えようとした貴美へ向かってカポエイラからサンボに姿勢をきりかえ、関節技でとどめを刺そうとしたが
死角からの飛び蹴りで目論見は失敗に終わった。
思わぬ一撃で姿勢を崩し後方に下がった彼女をホァンが受け止める。顔を上げると目の前には……」
拓郎「フ、フードの男だ!!!」
貴美「アンタ……」
秋光「勘違いするなよ。鬼龍の弟子とやらに興味があっただけだ」
正樹「アレ、声が一本杉じゃないぞ……」
メリッサ「不意打ち!ヒキョーデス!」
ホァン「メリッサだいじょぶ?」
貴美「仕切り直しだよ牛女!」
メリッサ「カウガールノー!カモン!」
秋光「こい、中国人。てめぇの相手は俺がしてやる」
ホァン「待ってたよ!僕の出番」
ホァンVS秋光 貴美VSメリッサ
ホァン「ホァタァ!君もすごくいいネ!」
秋光「余裕みせやがって」
ナレ「ホァンの鋭い攻撃を急所以外で受けながら、秋光は虚影を織り交ぜ交戦する。
お互いに攻撃を与えつつも、有効打はない秋光。
大してホァンは着実に急所を狙って秋光の神経をすり減らしていく」
貴美「アンタ…!カポエイラだけじゃないね……その構え……投げか!」
メリッサ「ふふっ、どうかしら?」
ナレ「メリッサの二つの構えを織り交ぜつつ中距離で蹴りを、近距離でサブミッションを極めようとする動きに貴美は翻弄され、劣勢。
同じくホァンと戦っている秋光も攻めあぐねだしていた」
ホァン「君も鬼龍様に弟子入りすればいいヨ!かなり腕がいい!」
秋光「冗談は国に帰ってベッドでいいやがれ!」
ナレ「秋光の攻撃がホァンの鼻先をかすめ、ホァンがバックステップ。チラりと視界に時計が入り、声を上げる」
ホァン「っと。あっ!!メリッサ!メリッサ!あそこの時計みて!!」
メリッサ「What!?」
ホァン「やばいよ!時間!僕たち帰る途中だったヨ!」
メリッサ「OH NO!また夢中になってましタ!」
ホァン「折檻はやだネ!帰ろう!」
秋光「てめェ!逃げんのか!!!」
ホァン「まぁた遊んであげるヨ。鬼龍様の用事終わって勇殺したら……ネ」
秋光「ッチ。……だがあれが中国拳法、いい体験をさせてもらったぜ……やはり実戦に限るな…」
貴美「おい、アンタ」
秋光「悪いが忙しいんだ。じゃぁな」
ナレ「秋光はコンロに火をかけっぱなしであった。付近のスーパーにあじのもとを買いに急いでいる途中でたまたま見かけたから割って入っただけだったからだ。」
貴美「なんだあいつ……」
拓郎「た、貴美さん!無事でよかったです!」
正樹「心配してたんですよ!!!」
貴美「アタシは、ヤンキーはやめたんだ。アンタたちも別にもうついてくることはないんだよ」
正樹「なにいってるんですか!!!!!!」
拓郎「俺たちは別に、肩書についてってるんじゃない、貴美さんだからついて行ってるんです!!!」(食い気味で激熱で)
正樹「そうです!!こんなオレたちだけど、どこまでもお供しますよ!!」
貴美「ふっ、バカな子分たちだね。アタシは一本杉にも、あの男にも、さっきの牛女にも、寸胴女にも負ける気はない。ついてきて、くれんのかい?」
拓郎&正樹「「はい!!!」」
間
SE:呼び込みくんBGM
シーン2 スーパー
秋光「アジシオってあじのもとが入った塩なのか……!ふっ……手間がはぶけるじゃねぇか……」
SE:呼び込みくんBGMフェードアウト
シーン3 次回予告
ホァン「下次(シャァスゥ)!」
メリッサ「鬼龍様の地元、メニメニパワフルファイター!ワクワクしちゃう!」
貴美「絶対にリベンジしてやる、まってなよアメリカ牛女!」
拓郎「貴美さん!俺たち一生貴美さんについていきますよ!!」
メリッサ「Next Time!!「一触即発(いっしょくしょくはつ)!拳道越流VS拳道越流!One today is worth two tomorrow.bye♡」
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