第7話 お家訪問と妹

 あっと合う間に四月が終わり、もう五月に入った。

 今日はゴールデンウィーク前、最後の登校日であり、教室では、ゴールデンウィークはどこに行く?という話が飛び交っていた。

 コレと言って予定のない俺は、ただ家でゆっくりゴールデンウィークを過ごすだけだ。


「ラノベでも買ってきて読もうか。マンガ一気買いして読むのもありか……。いや、ゲームするのもありだな」


 独り言でブツブツと呟く程にはゴールデンウィークでやりたいことを想像する。


「ねぇ、もしかして、ゴールデンウィーク暇なの?」


 すると、隣の席であり、最近俺の彼女になった女子、神崎かんざき奈々海ななみが、俺に声を掛ける。


「その通り。コレと言って予定がない。というか考えてすらいない」

「そりゃ勿体ないね。梓紗ちゃんとか誘って遊べばいいのに」


 彼女である奈々海から別の女子の名前が出てきた。奈々海的には彼女以外の女子と遊ぶのはオッケーなのか。

 まぁ、梓紗は奈々海の友達だし、梓紗へ対する信頼の現れだろうか。


「あいつらか。誘ってみようかな」


 そう思って、うちらいつメンのグループにルインを送ってみる。すると、すぐに既読が付き、返信が返ってくる。

 梓紗は家族旅行、悠希はおじいちゃん家に行くらしい。

 

「二人共出かけるみたい……」

「ありゃ」

「そりゃそうだよな。ゴールデンウィークだし」


 ゴールデンウィークは帰省する人も多く、新幹線や高速道路は必ず混み合う。

 そんな状況が予想される中でも家族旅行に行くんだな。富明家は。


「んーねぇねぇ、暁斗君」

「なに?」

「うち、来る?」

「え?」

「そうだねぇ……明日とか! 明日は私暇だしさ」

「え、明日!?」

「そう明日。どっか遊びにって言っても人混みだらけでしょ? 明日は親いないので! 気楽に遊べるよ」


 男子高生躊躇なく家に呼んでいいものなのだろうか。

 しかも、親いないって……一歩聞き間違えたら誤解が生まれるだろ……。


「言っとくけど、《暁斗君だから》こんなにも軽く呼べるんだよ? 他の男子じゃそうはいかないからねー。君は特別だからねっ」


 人差し指を口に当て、おちゃめにウィンクする。

 こういう、ちょっとした仕草でもかわいいと思えてしまう。美人の魔力は凄まじい。

 脱線したが、彼女だとしても女子の家に行くのはちょっと躊躇がある。

 でも、結局いずれは行くことになるんだよな……。


「ホントにいいのか?」

「もぉー、いいって言ってんじゃん!」

「なら、お邪魔しようかな」

「よし! 絶対ドタキャンしないでよね。男に二言はなしだよ!」

「わかったわかった! わかったから指でほっぺを突かないでくれ!」


 なら、よしっ!といって指をほっぺから離す。

 彼女の表情はニコニコだ。

 にしても……梓紗には信頼を見せてたのに俺には念押しかよ。彼氏にも信頼を表してほしいものだな。


 かくして、明日奈々海の家にお邪魔することになった。


***


 家にお邪魔する時、手土産を持っていくのは常識の範疇だろう。

 そう思い、奈々海の家に向かう途中、コンビニに立ち寄り、お菓子を購入した。

 そこからはバスにのり、山手台の方まで上がる。

 山手台はバブル時代に開発され、高級住宅街が建ち並んでいる。交通面で見ると不便なところが多いが、スーパーや薬局、コンビニも近くにあり、その辺は困らないだろう。

 そして、何より景色がキレイなのだ。場所にもよるが、ホントに良いところでは空港まで見えてしまう。夜景はもはや絶景と言ってもいいぐらいだ。

 そんなところに住んでいるとはなかなか羨ましい。


 バスは着々と山手台の坂を登っていき、俺の降りるバス停に到着した。

 奈々海から送られてきたマップを見るにバス停からそう遠くはないっぽい。徒歩六、七分程度というところか。


 マップ通りに歩いていくと、丁度マップの印と俺の現在地が重なった。

 前方にある、白とグレーを基調としたモダンな家。如何にも一等地に建つ家感が溢れ出ている。

 表札を見ると、筆記体で“𝓚𝓪𝓷𝔃𝓪𝓴𝓲”と書かれていた。

 間違いなくここだろう。

 何故ならルインで、「私の家の表札、筆記体だからわかりやすいよ」と言っていたから。

 早速、奈々海の家のインターホンをポチッと押す。すると五秒もしないうちに応答してくれる。


『はーい。今玄関の鍵開けるね』

「サンキュー」


 玄関の方からガチャと音がしてドアが開く。


「お待たせ、暁斗君。ここまで来るのに迷わなかった?」

「ふっ。俺の方向感覚を舐めないで欲しい。こう見えて、マップを見るのは得意なのだよ」

「ふーん」


 自分から聞いといて反応超薄いんだけど?  

もうちょっと反応してくれてもいいんじゃないか?


「お邪魔します」


 靴を脱ぎ、家に上がる。こっちこっちと手招きをする奈々海に案内され、リビングの方へ行く。


「うわー。奈々海んちって吹き抜けあるんだな」

「そうだよー。あ、荷物はそこら辺にでも置いといていいよ。私は飲み物取ってくるから」

「ああ、わかった。ありがとう」


 屋根まで突き抜けているこの吹き抜けは、日の光が上から入ってきて心地よい。

 壁は白く、床はダークなカラーのフローリング。壁の色とマッチしてオシャレだ。

 キッチンは今流行り……なのかまでは分からないが、広々としたアイランドキッチン。

 純白の天板は壁の色と同じで、統一感が生まれている。

 流石にこの天板は天然大理石じゃないだろ。天然大理石って高いし。でも、大理石なら人工大理石ってやつも存在するから、それなのかもしれない。


「うちはね、お父さんが結構こだわって設計してね。だから結構他にない個性的な家なんだよね。」


 テーブルにお茶を置きながらそう言う。

 そして、お茶を載せて持ってきたお盆をテーブルに置き、俺の隣に座ってくる。


「設計? 奈々海のお父さんって建築関係の人?」

「そうだね。建築デザイナーってやつだったかな? 一級建築士の友達にお願いして一緒に設計したんだって」


 どうりでオシャレな家なわけだ。


「なんだっけなー。五LDKとか言ってたかな?」

「五LDK!?」

「そう。洋室と和室が合わせて五つあるのよ」

「ひぇー……。家賃絶対高い……。というか、三人家族でそれは多すぎない?」

「うんん。私達、三人家族じゃないよ」

「えっ?」


 と、ちょっとその時、玄関扉の開く音とただいま~っていう声が聞こえた。


「あ、丁度帰ってきたみたいだね。千佳ちかにはお使いを頼んでたんだよー」

「え? 千佳ちか?」


 そう言って、奈々海はその千佳という人物を玄関の方へ迎えに行く。


「おかえりー。重かったでしょ?」

「ホントに! 一人にお使い頼み過ぎ!」

「ごめんごめん。今度から気をつけるよ」

「ホントに、頼む……よ?」


 奈々海ともう一人がリビングの方へとやってきた。

 もう一人の女子と目が合った。


「え、誰……?」


 その質問、そっくりそのまま返してあげたい。 

 でも、何かどっかで会ったことあるような……。


「折角だし、紹介しよう! 私の彼氏でーす」


 ポカーンと俺の前で佇む千佳さん。

 紹介されて何も言わないのも失礼だと思い、名前だけ名乗っとくことにした。


「あ、どうも瀬尾せお暁斗あきとです」

「そして、こちらは私の双子の妹。千佳ちかでーす」


 さくっと初対面?の俺たちを紹介してくれた。


「瀬尾? どっかで聞いたことあるような……」

「委員会一緒だよ?」

「「あ!」」


 千佳さんと俺の声がきれいにハモった。


「思い出した!」

「そういえば、神崎って人もうひとりいたわ」


 あの時、自己紹介でちょっと疑問に思ったけど、同名の人もいるよねぐらいにしか思ってなかった。


「まぁ、よろしく千佳……さん?」

「よろしくお願いします。瀬尾君。あ、私のことはもう、千佳でいいですよ。名字だと奈々海と被ってわかりにくいので。でもー、二人が結婚して名字が変わったら神崎って呼んでもらっても結構です!」

「あ、はい。了解です」


 多分、ここで千佳って呼ぶことになるんだし、たとえ俺と奈々海が結婚して奈々海の名字が変わったとしても千佳って呼ぶと思うけどな。

 そして、千佳の第一印象として、とても接しやすい性格をしてる気がすると思った。しかも、友達と喋る時はですます口調になるんだな。そこんとこ、何か愛嬌があるな。


「てか、奈々海って双子だったんだな」

「うん。今日は千佳と暁斗君の顔合わせも兼ねて家に呼んだんだよ」

「そういうことだったのか」


 確かにずっと顔合わせしないわけにもいかんし、このゴールデンウィークが丁度いい時期だったんだな。


「そんなことより、二人共付き合ってるの!? そこ一番気になるんだけどー!」

「そうだよっ。ねっ、暁斗君?」

「ああ」

「えぇー、ホントなんだ……。奈々海に男気全く無かったのに……」

「なに? 私のことディスってる?」


 奈々海はほっぺをプクッと膨らませ、表情から怒りをあらわにしていく。


「そ、それでー。瀬尾君は奈々海のどこがいいんですかー?」

「あ、話反らしあがった」

「俺から告ったわけではないが……」

「え!? まさかの奈々海から!?」


 千佳は、さっきまで奈々海が座ってた俺の横に座って、恋バナを展開してきた。


「ま、まぁ……」


 ちょっと気恥ずかしそうに頬をかく。


「へぇー、意外。奈々海はそういうのしないタイプかと思ってたのに」

「別に、そういうことぐらいするし?」

「でも、昔。私は告られたい側だなって言ったなかった?」

「そんなの昔の戯言じゃん?」

「そーかなぁー?」


 仲が良い姉妹だな。

 この二人の掛け合いは正しく姉妹って感じを彷彿とさせる。

 俺は一人っ子だから兄弟のいる感覚はさっぱりだけど、毎日が楽しいんだろうなと、千佳と奈々海の姿を見てると勝手に思ってしまう。


「まっ、その話は置いといて。暁斗君暇だろうし、何かしようよ」

「瀬尾君、ジャンケンしましょう!」

「え、は?」

「最初はグー、じゃんけんぽん!」

「ぽん!」


 千佳はパー。俺はグーを出した。


「はい、わたしの勝ちです! 何か奢ってください」

「嫌だわ!」

「あははは。さすがにだめですか。なら、肩揉んで下さい」

「だから、何でそう罰ゲームをさせようとしてくる……」

「そして、なに千佳は人の彼氏に自分の肩を揉ませようとしてるの?」


 突然ジャンケンしようって言い出し、強制的に始まったと思えばこれか。

 罰ゲームのあるゲームって負けるとダルいから嫌なんだよな。

 俺は絶対に罰ゲームを受けなくていいって言うのならやるのだが……。それに、罰ゲームを受けてる人を見るのは楽しいし……。おっと、さすがにこれはサイコパス発言か。


「ジャンケンはすぐ終わるんだし、長続きするものやらない?」

「じゃーさ、雑談タイムがいいなー」

「ならさ、お茶会でもする? さっき千佳が買ってきてくれたものの中にはお茶菓子とかもあるし」

「あ、ポッキー?」

「それも頼んだけども……。それは私が食べる用」

「自分の買い物をわたしに頼まないでよね」

「ついでってやつだよ、ついで」


 お茶用意してくるね、と言ってキッチンへ向かって行った。

 奈々海はポットに水を入れてお湯を沸かし、その間に棚から茶葉を取り出してくる。


「うちはお茶の種類が豊富なんですよ?」

「へー、そうなのか」

「はい。紅茶、緑茶、ジャスミンティー、コーヒーや抹茶もあります」

「ホントに種類豊富だな」

「お茶会するなら神崎家って友達の中で広まったぐらいです」

「それはー、いいことなのか?」

「まぁ、いいことですかね。毎日賑やかで楽しいですよ?」

「うちは毎日静かで過ごしやすいぞ?」

「……」

「なんか言えよ……」


 急に無言になられるとなんか、憐れまれてるような気がして悲しくなるじゃないか……。


「ほれほれ、お茶が入ったよー」

「おっ。雑談タイムの時間ですね」


 いろんなことを聞きますよ?と目で伝えてくるの如くこっちを見て言ってくる。

 奈々海はダイニングテーブルに3つのティーカップとお茶菓子を並べて左端の庭側に座る。

 それを見て千佳もソファーを立ち上がり、ダイニングテーブルに向かい、奈々海の隣に座る。

 時間差で俺もダイニングテーブルに向かう。


「これは……面接か?」


 ダイニングテーブルにある椅子の数は計四脚。うち二脚を二人が使用しているので俺はキッチン側の2脚のうちの一脚を使う。そうすると必然的にそのような形になる。


「ん? あー、必然的にそんな形になってしまったね」

「まぁ、わたしはこの形の方が喋りやすいので。全然ありです」

「お茶会だし。これでもいいでしょ」


 紅茶を優雅に啜りながら発言する。その風貌はまさにお嬢様という感じ。

 そもそもお茶会は優雅なものだし、お嬢様がやるようなことか。

 

「さて、何から聞きましょうか」

「もしかして一方的な質問攻め?」

「そういう感じですね」


 はい、と素直に認められた。この感じだと俺からの投げかけはなさそうだ。


「私は二人の掛け合いを見とくよ」

「話に参加するのではなく?」

「うん」

「いきますよぉー。瀬尾君の趣味は?」


 早速質問がやってきた。


「趣味? うーん……。強いていうなら読書?」

「ほう。何を読むんですか?」

「まぁ、ラノベが多いな」

「ほうほう。続いて、好きな食べ物はなんですか?」

「好きな食べ物は甘いスイーツと肉」

「もしかして、瀬尾君って結構甘党だったりします?」

「そうだなー。最近、よくコーヒーとスイーツを一緒に食べたりするな」


 この組み合わせは最近俺がハマってる食べ方で、胃もたれとか甘さで重くなりすぎたりせずに美味しくスイーツをいただけるのだ。

 ちなみにコーヒーはカフェラテになることもあるし、ブラックの時もある。


「へぇー、なんか大人な女性って感じだねぇー」


 俺、一応男なのだが?

 

「将来、カフェとかでパソコン開いてコーヒー片手に仕事してそうですね」

「あ、ちょっとそれ楽しそうだな」

「じゃー、次です。嫌いな食べ物はなんですか?」

「ダントツでピーマンだな」

「コーヒー飲めるのにピーマンだめなの?」

「苦味の問題じゃなくてだなー、そもそもの素材の味が苦手でな」

「じゃあ、パプリカとかもだめ系?」

「そうだ」

「奈々海の野菜炒めにピーマン入ってますけど、全然ピーマン感じませんよ? 今度食べに来たらどうです?」

「それいいねえー。暁斗君のピーマン克服チャレンジやろう!」

「嫌だわ!」


 嫌いなものを克服するのは大事だろうけど、克服するまでが地獄でしかない。克服した未来は明るいが……。


「次、誕生日を教えてください」

「ちょっと」


 軽く手を挙げて、こちらからの質問の許可を求める。


「はい。なんですか?」

「これ、面接じゃないよな?」

「そーですね。強いて言うならば、奈々海の彼氏になるための面接ですかね」

「つまり面接じゃないか」

「千佳がそれする意味は……」

「姉に変な虫はついてほしくないからね」


 これを姉思いと言うのかちょっと怪しいな。いや、姉思いなんだろうけど。

 日本には自由権と言って、日本国憲法で国家の干渉を受けない権利が認められており、その中の表現の自由や幸福追求権で恋愛の自由は保障されている。

 彼氏を作る作らないもその人の自由だし、その人を彼氏にするしないも個人の自由だ。


「まぁ、私も暁斗君のこと知り尽くしてるわけじゃないから続けていいよー」

「はい。彼女の許可を得たところで、続きです。誕生日を教えてください」

「8月20日だ」

「ってことはあと三か月半ぐらいなわけだ」

「そうだな」

「なんか誕プレを用意しといてあげます」

「それは嬉しいが……何故そんなにも上から目線?」

「次は習い事とかやってますか?」

「今は塾ぐらいだな。一年前ぐらいまでピアノ習ってたぞ」

「え、そうだったの!?」

「奇遇ですね。わたし達もピアノ習ってたんですよ」

「あ、だからそこにピアノがあるわけか」


 リビングの階段下にあるスペースにはアップライトピアノがキレイに収まっていた。


「昔は“連弾の双子姉妹”で名を馳せてたんですよ?」

「なんだその肩書き」

「こう見えて私達、県大会に行くぐらいには実力あったんだよ?」

「おー、そりゃすごい」

「一曲ぐらい披露し合う?」

「いいねー」

「お、やってみるか」


 ティーカップをソーサーに置き、奈々海と千佳はピアノの方に行く。パタンと鍵盤蓋を開けると二人は一脚のピアノ椅子を分け合って座る。


「「せーの」」


 披露したのは有名なJ-POPの曲。

 連弾ということもあって、一人の演奏では到底できないリズムや音の重なりが聞こえてきてとてもキレイだ。


「はい。とまぁ、こんな感じ」

「いやー、うまいな。めっちゃ聴き入ってたわ」

「それは嬉しいですねー」

「じゃあ、次暁斗君どうぞ」


 俺はピアノ椅子に座り、何を弾こうかと少し迷った末に、最近俺のハマってて練習してたボカロの曲を披露した。

 BPMが高くアップテンポな曲だから弾いてて楽しい一曲。


「以上です」

「瀬尾君も十分上手いじゃないですか」

「わたしの友達にその曲練習してる人が一人いるよー」

「最近ハマってる曲なんだ」

「へー」

「じゃあ、次の質問にいきましょうか」


 ダイニングテーブルの方に戻ってから、千佳の紅茶がなくなるまで質問は続いた。よく聞きたいことがそんなに出てくるものだ。


 そして、午後5時ぐらいを回った頃。


「じゃあ、今日はここまでだね。そろそろ夕飯の準備するから」

「はーい」

「了解」


 俺は荷物を持って玄関へ向かう。


「今日は楽しかったです! また学校でー」

「またね。暁斗君」

「またなー。お邪魔しましたー」


 夕日が西の方角に見え、東の空はもう夜だ。

 夕日の差す外は家の中に比べて少し肌寒く思えた。空には二本の飛行機雲。

 こりゃ、明日は雨か?

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